姶良市蒲生町の田の神を3体紹介します。
蒲生高校の西にある下久徳(しもぎゅうとく)の田の神です。鹿児島県指定有形民俗文化財です。
舟形のくぼみの中に浮き彫りにされた田の神です。建立は1768年で、石碑型の田の神では県内最古です。
短い衣と袴をつけた農作業姿です。
右手にメシゲ、左手にお椀を持っています。
安永九年(1780年)の文字が刻まれていますが、これは建立年ではありません。
隣の家にツリーハウスがあります。
中福良公民館の庭にある田の神です。
これもくぼみの中に掘られた田の神です。
右手にメシゲを持ち、顔に白粉が塗られています。建立は1780年です。
後姿。田園風景を眺めています。
くすの湯から、県道を西へ少し行ったところにある田の神です。
立派な祠に祀られています。
大きなシキを被り、左手にお椀を持っています。たすきと帯が立派です。
顔に白粉を塗られ、微笑んでいます。
田園風景を眺めています。