メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン」

2013-01-29 16:04:48 | ドラマ
■土曜プレミアム特別企画「ストロベリーナイト アフター・ザ・インビジブルレイン」(2013年1月26日)

映画で描かれる姫川班の「最後の事件」の後日をオムニバス形式で描く(ウィキ参照
ウィキにあるドラマレジェンド「ストロベリーナイト」(2012年1月6日)は、
前回見たスペシャルドラマ版『ストロベリーナイト』(2010年11月13日)と同じか?
いまいち全体像が見えてこないけど、映画版公開前に放送されて予録したから見てみた。

【東京】
菊田の上司・小暮の墓参りで、6年前の事件に関わった少女も来ていたことを知る。
プールのある屋上からの投身自殺に見えた事件の真相は、イジメを受けた際の過失だった。
小暮は末期がん。第一弟子の菊田の肩を殴るクセは彼ゆずりかも。
いつも冷静な菊田もこの頃は、真面目一徹だった。

【沈黙怨嗟 / サイレントマーダー】
ノリが所轄に戻っていて、ガンテツが「自分が引っ張り上げてもいい」と誘う。
将棋で「待った」をかけただけで殴られたという元官僚・谷川の訴えで調べると、
相手の男の妻は病死していて、それが年金制度改正がらみで、谷川が深く関わっていた。
「あなたは殺されていたかもしれないんですよ」ってノリがゆってた通り、
加害者の眼には殺意があったような・・・?
姫川らが桜田門を去ったとかなんとかってゆう気になるセリフがあったな。

【アンダーカヴァー】
わ!いきなり、玲子が井岡から教えてもらった“胡散臭いエセ関西弁”を喋ってる/驚
“飛び込み詐欺”にひっかかって、コツコツ働いていた男性が追い詰められて自殺した。
ここでは、玲子がもう捜一主任ではないことが分かる。しかも池袋西署
犯罪に関わっていると思わしき人物のことは「マルタイ」ってゆうのか? 何の略だろう?

【左だけ見た場合】
井岡は高島平署だってw 部屋で刺殺されたマジシャン。手がかりは横浜の電話番号が途中まで打たれたケータイ
家を建てる際に必要な石膏ボードが盗まれ、消費税値上げ前にバブルとなった建設会社にいた男が疑われる。
被害者が超能力者では?!て謎が残って、さすがの日下にも悪寒が走る、『X-FILES』的オチ

【推定有罪 / プロバブリィギルティ】
天下りをした官僚らの個人情報が分かる投稿サイトが元で起きたと思われる殺人事件が相次ぐ。
ガンテツはサイト主と接触した後、自分の情報も載せられて激情する。
さすがの勝俣もネット犯罪には手こずるかと思いきや、倉田に再会してまさかの反撃に出る。
サイト主・辻内の部屋を洗いざらい調べさせ、彼の情報も載せるって!
「なあ、気をつけて帰れよ」ってイヤなヤツだなあ! でも倉田の報復説のほうがよっぽどヤバい

倉田「どうして俺なんだ」 勝俣「決まってんだろ、気まぐれ(笑)」
倉田「あんたは闇をはらんでる人間が放っておけないんだ。結局俺や姫川と同じなんですよ」
勝俣「お前なんかに俺が分かってたまるか、バーカ」
ある意味カッコいいんだよな。あくまで、ある意味で。潔い。
彼は彼なりの警官の権限を最大限利用して、正義を通そうとしてる。
倉田に捜査協力させることで罪滅ぼしの機会を与えてあげてるようなものだし。


さて。劇場版では一体何が起こったのか!? かなり期待感を高める話ばかり。
でも、最初の「東京」だけが過去の話では?
まあ、映画的に一番盛り上がるストーリーは、菊田の身が危険にさらされることだろうし。

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プライバシー

2013-01-29 16:04:47 | 日記
カウンセリングの日。
先々週あたりから、話すネタが分からなくなってきて、改めて必要な期間、今後の方針などを聞いてみた。

必要な期間は人によってまちまち
自分にとってひっかかっていることが、カウンセリングなしでも自分で対処できると思えることを目安として、
それが1年かかるか、もっと長いか短いかは分からない。
基本的には、自分がもうカウンセリングは必要ないと思えた時に止めればいい(そうだね

話したいことを自由に話す
やり方としては、これまでのように話したいことを自由に話す。
わたしがどんなトピックを取り上げるかもカウンセリングの対象となる。
もっと突っ込んで聞きたい時は、そのつどカウンセラーさんが聞く。

わたしの現時点での目標
ストレッサーに対して、自分も相手もなるべく傷つけることなく、
自分の要求も正しく伝えて対処できるようになること。
この目標も、カウンセリング途中で変わってもいい。

わたし自身の主観・感情が大事
これまでで、父母にどう育てられたかって環境を話していって、
自分で覚えている記憶には限りがあるし、最近やりとりしている手紙をもう一度読み返してみたら、
母が自分で書いている言葉のほうが記憶の正確性は高いだろうから、それを読んでもらったほうがいいのか、
それとも、それを読んだり、わたしが思い出す、わたしというフィルターを通して感じたことが大事なのかを聞いたら、

データは多いほうがいいけれども、母親を分析するならともかく、分析するのはわたしのほうだから、
あくまでも主眼はわたしがどう思ったかという感情。
過去の時期もとくに特定せず、最近のことから小さかった時のことまで、
トピックスも怒りや不安などネガティブなことに限らず、嬉しかったこともすべて含めて、
とにかく今、話したいことを話すことで、またそこから話がつながって思い出すこともあるし、関連付けられることもある。

カウンセラーさんは、その全体像を一歩引いた視点から客観視して、
「わたしはこう思った」と言っているが、前と言っていることが違っているなどの相違点や、
その背景にあるものを想像、補足しながら、わたしの考えグセみたいなものを探っていく。

考え方はそう簡単には変えられない
Q「その考え方の自分なりのパターンみたいなものを変えていけばいいのか」
A「人の考え方はそう簡単には変わらないので、感じ方の違いに気付いて、認めるといったほうが近い」みたいなことだった。

先天的か後天的か
Q「同じ環境に育ったのに、兄とわたしの状況が違っているのは、先天的な自己肯定感の違いなのか?」
A「親は兄妹に同じように接しているつもりでも違っている場合もあるし、
  同じことを言われても、捉え方によってまた変わってくる(気にしない人は聞き流せるなど
  家族の関係などについて、より繊細に感じるのは先天的な部分もあるかもしれないが、後天的な部分もまたある」

なるほど。
てことで、手紙や会話のやりとりの中で、とっくに分かりきっていることを敢えて
“人生の先輩”として教えてくることに毎回イラっとすることについて話した。
それが、幼少期のプライバシーの侵害や、2人ともいわゆる思春期の反抗期ってやつがなかった話につながっていった。


そいや、前回のクリニックで、主治医が「犯人探しは意味ない」て言うことが毎回ダブってきてるから、
カウンセリングの内容をちょこっと話したら、「面白いアプローチだね」て上から目線気味かつ興味ありげだった。
「たしかに親子関係に注目するやりかたは昔からある」ってゆうのも毎回ゆってて、まるで「古いやり方だ」て言わんばかりだけど、
どのみち、“最新医療”だって、すぐにやり方が変わって最新ではなくなるわけだし、意味ないよねえ。

めまいや意味なく心臓がバクバクする話をしたら、理由なく続くようなら「不整脈」なども疑って耳鼻科や内科行くことを勧められた。
寒さのせいか外出も億劫と言ったら、去年あんなに出かけたのも「行動療法としては初歩段階」って言われるし。
知識があるのに、「時間の余裕がないから正しい認知行動療法は施せない」ってゆったのは主治医のほうなんだから、
わたしが勘違いした方法をとってても、それも責められないのでは?
とにかく「暖かくなってきたら、外に出てみるのもいい。回復してきているから安定しているのか、
負担がかかってないから安定しているように見えているのか判断が難しいから、薬はそのまま様子見」てことだった。

母はとにかく「クスリさえ飲んでいれば必ず治る」てゆってるけど、
わたしの主治医は「投薬+認知行動療法がセット」てゆっている。
きっと母親世代に小難しい心理療法についてゆっても分からないから、母の主治医はそう言ったのかもしれないな。
わたしは、むしろクスリなんか飲まずに、根本的な部分を見直したいと思っているけど、
「クスリを途中で止めるのは危険」て脅しに近いことを言われたら、止める勇気は出ないでいる。


郵便局で、レターパックを出そうとしたら、セブンのメール便みたいな幅を測る道具に通らなくて500円パックに替えてもらった/汗
500円パックは厚さ制限はないから(重さのみ)、「封筒に入ればいい」ってゆってたけど、
350円パックは「厚さ3センチまで」て制限があるから、それ以上だと戻ってくる可能性があるとのこと。
また勉強になりました。もう一度あて先等を書かなきゃならず面倒・・・


追。
とうとう2階に女性が越してきた。そしてやっぱりうるさい
その女性のせいじゃなく、誰が歩いても響く、この家の構造のせいなんだ。
4月までに更新料の支払いがあるんだけど、引っ越したくても、あらゆる手続きをまた1からやり直すことや
引越しに関するあらゆる手間を考えると不可能な気がする。
嗚呼・・・またイライラしながら耳栓の日々か?
まあ、この1年間ほど、たぶん大家さんの気遣いで誰も入居しなかったことのほうが奇跡なんだけど/礼

平和な日々よさようなら。。。/涙×∞


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考える絵本9『愛』(大月書店)

2013-01-29 15:56:47 | 
考える絵本9『愛』(大月書店)
落合恵子/文 ワタナベケンイチ/絵

「考える絵本」シリーズ、ラストのテーマは愛
また、目に見えないものだし、掴みどころがなくて、説明が難しいことばではあるけど、
読み手に分かるような、身近にあるさまざまな愛の形を語ることで、じわじわと浮かび上がってくる感じはさすが。
「周りはこう言うけど、それもどうなんだろう?」て正直な疑問のなげかけによって、
読者にも一緒に考えることを促している。


▼内容メモ
愛犬の耳のうしろをかいてやりながら、あなたは想像する。
どこかの動物保護センターでは、1日に約1000頭の犬や猫の命
懐かしいひとの足音や匂いを待って待って待ちつづけながら消されていく。



お父さんがいないと告白した男の子をクラスのみんなが無視したから、自分も無視してしまったこと。
妹が自分のあとばかりついてきてうっとおしい時があること。
大好きなおばあちゃんが認知症になり、変わってしまった様子にどうすることもできない気持ち。


同性愛者をみんなが「気持ち悪ぃ」とゆったけど、ただ数の問題なんじゃないかとあなたは考える。
どっちが多くて、どっちが少ないかってことだけ。
少ないから「気持ち悪ぃ」のか。それって変だとあなたは思う。
そう言ったらみんなに「気持ち悪ぃ」と言われそうで、あなたは黙っている。

同性を愛する男の人は時どきテレビで見る。
でも、同性を愛する女のひとをバラエティ番組で見ることはないのはどうしてだろう。


自分を大事にしようとすると、自分のことだけを考えてしまうようで、
なんか、それもちがうと思う。


この答えのでないものと、あなたは、わたしは、たぶん一生つきあっていくのです。
やっかいなことだね。
でも、すっごく気になるね。


ひとつだけいえることは、あなたはあなたでいいのです。
あなたはあなただからステキなのです。
あなたであることを大事にしてください。
たぶん愛というものも
そこから ちらり と見えてくるのではないかと思うのです。



落合さんはこの本を出版する3年前に母を亡くしたという。
「大勢のひとたちと違った人生を選びとった結果、
 たくさんの見えない荷物をその肩に背負った一生を送った母でした」


▼著者によるあとがきメモ
愛って何?
あなたの人生に、この答えをだすことができるのは、あなたしかいません。
そして、その「答えのようなもの」はたぶん、
愛することの中にひそんでいるものではないか、と思えます。
愛するひとであってください。
あなたの人生を、そしてあなたを愛してくれるひとの人生そのものを。

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考える絵本8『ことばメガネ』

2013-01-29 15:51:35 | 
考える絵本8『ことばメガネ』(大月書店)
アーサー・ビナード/文 古川タク/絵

「考える絵本」シリーズ、今回のテーマはことば。
文章を担当したアーサーさんは、日本にやってきてから、
これまで物事を英語の視点から見ていたことに気づいたってゆうのは新鮮だった。



▼あらすじ
中町商店街を歩いていた少年・竜二は、
メガネ屋さんで「英語メガネ おためし無料」と書かれたのぼりを見て試してみる
すると、今まで見ていた世界がちょっと変わって見えてくる。

横断歩道は、ZEBRA CROSSING(白黒模様だからか?
八百屋さんのナスは、EGGPLANT(丸いから?)てな具合。
なるほど、モノを何に例えるかで、それぞれのお国柄が出て面白い。

ナマズはCATFISH(猫魚?)、クレーンはそのままCRANEだけど鶴って意味もある。
 


▼著者によるあとがきメモ
言語はコミュニケーションのツール、伝達のための道具ではあるが、同時にレンズの役割も果たす。
英語で育った者は「英語メガネ」を通して世界を眺め、
日本語が母語の者は「日本語メガネ」をかけた状態で生活している。
でも、ボクは20歳過ぎてから「日本語メガネ」を得たおかげで
自分の世界観が豊かになった気がする。

メガネ屋さんの鼻が高い店員さんは著者に似てなくもないけど、
細い身体の曲がり具合が、『伝染るんです』のトオルくんを思い出したw


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