■『言の葉の庭』(2013 45分 ネタバレ注意
原作・監督・脚本:新海誠
主題歌:♪Rain/秦基博
声の出演:
入野自由 秋月孝雄(タカオ)
花澤香菜 雪野由香里(ユキノ)
平野文 タカオの母
前田剛 タカオの兄
寺崎裕香 タカオの兄の彼女
井上優 松本
潘めぐみ 佐藤
小松未可子 相沢
早志勇紀 森山
新宿御苑か、公園や、都内の風景や、雨粒が弾ける様子などが映像のように描かれてる/驚
▼あらすじ(ネタバレ注意
高校に入る前は、混んだ電車のことを知らなかったタカオ
タ(子どもの頃は空はもっとずっと近かった
空の匂いを運ぶ雨が好きで、公園を歩ていると
休憩場にユキノがいる
女性の靴の絵を描くタ
落とした消しゴムを拾ってもらい
タ:どこかでお会いしましたっけ?
ユ:いいえ・・・あ、会ってるかも
なにか短歌をつぶやいて行ってしまう
夕食を作るタ
兄は彼女と暮らすと言ったせいか母がプチ家出
雨が降り、いそいそと休憩場に行くとユがいる
彼女の足を描くタ
会社をサボったというユ
チョコレートを大量持ち歩き、ビールを飲んでいる
ユ:ヤバい人って思ったでしょ
タ:いえ、母が飲む人だったから
ユ:いいの どうせ人間なんかみんなちょっとずつおかしいんだから
タ:もう行きます さすがにサボるのは雨の午前中だけにしようと思って
その日は関東の梅雨入りだった
その後、何度も会って親しくなる2人
タは居酒屋でバイトをしている
靴職人になりたい、と話したのはユだけ
家でも型を作り、自分の靴も作った
タ
(仕事とか会社とか、彼女のいる世界はまるで秘密そのものみたいに見える
でも、あの人にとって15のオレはただのガキだ
電車から降りてため息をつくユ
珍しくお弁当作って、卵焼きのマズさに驚くタ
休憩場でうたた寝をして、母が生きていた頃の夢を見る
3人で母の誕生日プレゼントに選んだのはハイヒール
ユ:私、まだ大丈夫なのかな・・・
味覚障害だけど、お弁当だけはちょっと味がしたと同じ職場の男性に電話で話すユ
タのことはおばあちゃんという設定にしている
ユ:息をするのも辛かった頃、あなたは周りの声ばかり聞いて、私を信じてはくれなかった
退職手続きをしてやるという男 所帯持ちと不倫して別れたのか?
ユ:あれ以来、私、ウソばっかりだ
【7月】
起きると雨でお弁当を作るユ
お弁当のお礼に靴の本をタにあげる
タ:ちょうど今靴を作ってるんです! でもうまくいかなくて・・・
足を出すユ 細かく寸法を測り型をとるタ
ユ:私ね、うまく歩けなくなっちゃったの
タ(この人のことまだなにも知らない なのにどうしようもなく惹かれていく
梅雨明けが近くなり、晴れが続く
ユ(本当は梅雨は明けてほしくなかった
休憩場で本を読んで時間をつぶすユ
兄の引越しを手伝うタ
【8月】
高校が夏休みになるが、タは毎日バイトを入れて、専門学校の入学費や、道具の資金を貯める
ユがたくさん歩きたくなる靴を作ることに専念する
ユ:27歳の私は、15歳の時より賢くない ずっと同じ場所にいる
【9月】
学校が始まり、友だちの佐藤らから雨の日によく遅刻してたことをつつかれる
すれ違った女性教師がユキノだと気づく
ユが学校を辞めると聞く 3年の女子とずっとモメていたらしい
生徒に慕われているユ
佐藤:
誰かのカレシがユに惚れて、学校に来れなくなるまで追い込んで
私たち伊藤先生に何度も言ったのに、学校も大事にしたくないから
タ:その先輩たちの名前分かる?
タは文句を言ったと思われる相沢先輩に会いに行く
相沢:関係ないんだけど、あの淫乱ババア!
カッとして相沢を叩いて、取り巻きの男子生徒に殴られる
タは公園に行きユと会い、短歌の返歌を言う
「雨が降ったら、君はここに留まってくれるだろうか」に対して
「雨なんか降らなくても、ここにいるよ」と応えている万葉集
ユ:古典の教師だと気づいてもらえると思ってたけど
話していると雷が鳴り、大雨が降り出し、休憩場まで行くが雨が吹き込んできて
ずぶ濡れになり寒くなる
ユはタを家に入れ、2人でオムライスを作る(美味しそうに描くなあ!
2人(今まで生きてきて、今が一番幸せかもしれない
タ:オレ、ユキノさんが好きなんだと思う
ユ:
ユキノさんじゃなくて、先生でしょ 四国の実家に帰るの
私はあの場所で靴がなくても歩ける練習をしてたの
今までありがとう秋月くん
タ:帰ります いろいろありがとうございました
部屋で一人泣くユ
部屋を飛び出し、非常階段を走りおりると
途中にタがいて、怒りをぶつけるタ
タ:
さっきのは忘れてください あなたのこと嫌いです
あんたが教師だと知ってたら僕は靴のことなんか言わなかった!
オレが憧れたって届かないって、あんたは最初から分かってた
じゃあ、はじめから言ってくれよ
あんたは一生そうやって自分は関係ないって顔して生きてくんだ!
ユはタを抱きしめて泣く
ユ:
ちゃんとスーツ着て学校に行こうとしても怖くて
私、あなたに救われてたの! と号泣する
夏が終わり、冬がきて、またバイトをして
あの人はどうしているだろうかと思うタ
(エンディングが流れた後
冬 雪の降る日に公園に来て、ユから来た手紙を読み
ユのために作った靴を置く
タ(
歩く練習をしていたのはオレも同じだと思う
もっと遠くまで歩けるようになったら、会いに行こう
***
またスレ違っていくほうか
歳の差とか、教師と生徒っていう世間的タブーのせいで
でも、こうしたストーリーが何度も描かれて、泣けるのはなぜだろう
青年になったら2人は再会するだろうか
そんな希望もあった分すこし救われる
1時間弱の短篇でもしっかり新海さんの世界って素晴らしい
こういう静かな語り口調が好きだ 『蟲師』みたいな
※「アニメまとめ」カテゴリー参照
原作・監督・脚本:新海誠
主題歌:♪Rain/秦基博
声の出演:
入野自由 秋月孝雄(タカオ)
花澤香菜 雪野由香里(ユキノ)
平野文 タカオの母
前田剛 タカオの兄
寺崎裕香 タカオの兄の彼女
井上優 松本
潘めぐみ 佐藤
小松未可子 相沢
早志勇紀 森山
新宿御苑か、公園や、都内の風景や、雨粒が弾ける様子などが映像のように描かれてる/驚
▼あらすじ(ネタバレ注意
高校に入る前は、混んだ電車のことを知らなかったタカオ
タ(子どもの頃は空はもっとずっと近かった
空の匂いを運ぶ雨が好きで、公園を歩ていると
休憩場にユキノがいる
女性の靴の絵を描くタ
落とした消しゴムを拾ってもらい
タ:どこかでお会いしましたっけ?
ユ:いいえ・・・あ、会ってるかも
なにか短歌をつぶやいて行ってしまう
夕食を作るタ
兄は彼女と暮らすと言ったせいか母がプチ家出
雨が降り、いそいそと休憩場に行くとユがいる
彼女の足を描くタ
会社をサボったというユ
チョコレートを大量持ち歩き、ビールを飲んでいる
ユ:ヤバい人って思ったでしょ
タ:いえ、母が飲む人だったから
ユ:いいの どうせ人間なんかみんなちょっとずつおかしいんだから
タ:もう行きます さすがにサボるのは雨の午前中だけにしようと思って
その日は関東の梅雨入りだった
その後、何度も会って親しくなる2人
タは居酒屋でバイトをしている
靴職人になりたい、と話したのはユだけ
家でも型を作り、自分の靴も作った
タ
(仕事とか会社とか、彼女のいる世界はまるで秘密そのものみたいに見える
でも、あの人にとって15のオレはただのガキだ
電車から降りてため息をつくユ
珍しくお弁当作って、卵焼きのマズさに驚くタ
休憩場でうたた寝をして、母が生きていた頃の夢を見る
3人で母の誕生日プレゼントに選んだのはハイヒール
ユ:私、まだ大丈夫なのかな・・・
味覚障害だけど、お弁当だけはちょっと味がしたと同じ職場の男性に電話で話すユ
タのことはおばあちゃんという設定にしている
ユ:息をするのも辛かった頃、あなたは周りの声ばかり聞いて、私を信じてはくれなかった
退職手続きをしてやるという男 所帯持ちと不倫して別れたのか?
ユ:あれ以来、私、ウソばっかりだ
【7月】
起きると雨でお弁当を作るユ
お弁当のお礼に靴の本をタにあげる
タ:ちょうど今靴を作ってるんです! でもうまくいかなくて・・・
足を出すユ 細かく寸法を測り型をとるタ
ユ:私ね、うまく歩けなくなっちゃったの
タ(この人のことまだなにも知らない なのにどうしようもなく惹かれていく
梅雨明けが近くなり、晴れが続く
ユ(本当は梅雨は明けてほしくなかった
休憩場で本を読んで時間をつぶすユ
兄の引越しを手伝うタ
【8月】
高校が夏休みになるが、タは毎日バイトを入れて、専門学校の入学費や、道具の資金を貯める
ユがたくさん歩きたくなる靴を作ることに専念する
ユ:27歳の私は、15歳の時より賢くない ずっと同じ場所にいる
【9月】
学校が始まり、友だちの佐藤らから雨の日によく遅刻してたことをつつかれる
すれ違った女性教師がユキノだと気づく
ユが学校を辞めると聞く 3年の女子とずっとモメていたらしい
生徒に慕われているユ
佐藤:
誰かのカレシがユに惚れて、学校に来れなくなるまで追い込んで
私たち伊藤先生に何度も言ったのに、学校も大事にしたくないから
タ:その先輩たちの名前分かる?
タは文句を言ったと思われる相沢先輩に会いに行く
相沢:関係ないんだけど、あの淫乱ババア!
カッとして相沢を叩いて、取り巻きの男子生徒に殴られる
タは公園に行きユと会い、短歌の返歌を言う
「雨が降ったら、君はここに留まってくれるだろうか」に対して
「雨なんか降らなくても、ここにいるよ」と応えている万葉集
ユ:古典の教師だと気づいてもらえると思ってたけど
話していると雷が鳴り、大雨が降り出し、休憩場まで行くが雨が吹き込んできて
ずぶ濡れになり寒くなる
ユはタを家に入れ、2人でオムライスを作る(美味しそうに描くなあ!
2人(今まで生きてきて、今が一番幸せかもしれない
タ:オレ、ユキノさんが好きなんだと思う
ユ:
ユキノさんじゃなくて、先生でしょ 四国の実家に帰るの
私はあの場所で靴がなくても歩ける練習をしてたの
今までありがとう秋月くん
タ:帰ります いろいろありがとうございました
部屋で一人泣くユ
部屋を飛び出し、非常階段を走りおりると
途中にタがいて、怒りをぶつけるタ
タ:
さっきのは忘れてください あなたのこと嫌いです
あんたが教師だと知ってたら僕は靴のことなんか言わなかった!
オレが憧れたって届かないって、あんたは最初から分かってた
じゃあ、はじめから言ってくれよ
あんたは一生そうやって自分は関係ないって顔して生きてくんだ!
ユはタを抱きしめて泣く
ユ:
ちゃんとスーツ着て学校に行こうとしても怖くて
私、あなたに救われてたの! と号泣する
夏が終わり、冬がきて、またバイトをして
あの人はどうしているだろうかと思うタ
(エンディングが流れた後
冬 雪の降る日に公園に来て、ユから来た手紙を読み
ユのために作った靴を置く
タ(
歩く練習をしていたのはオレも同じだと思う
もっと遠くまで歩けるようになったら、会いに行こう
***
またスレ違っていくほうか
歳の差とか、教師と生徒っていう世間的タブーのせいで
でも、こうしたストーリーが何度も描かれて、泣けるのはなぜだろう
青年になったら2人は再会するだろうか
そんな希望もあった分すこし救われる
1時間弱の短篇でもしっかり新海さんの世界って素晴らしい
こういう静かな語り口調が好きだ 『蟲師』みたいな
※「アニメまとめ」カテゴリー参照