メランコリア

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ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

「HIV/エイズ 感染しても老後を考えられる時代」@ビッグイシュー

2018-03-30 12:45:25 | 
【THE BIG ISSUE VOL.324】


【内容抜粋メモ】

12月1日は「世界エイズデー」
長くHIV陽性者支援に関わっている「NPO法人ぷれいす東京」代表・生島さんに聞いた

生島さんはゲイであることを公表している
厳格なキリスト教家庭に育ち、親に隠していたが、
90年代はじめ、バーの仲間が集まりムックを編集する話が出て
HIV/エイズのボランティアと出会い、活動に関わりはじめた

生島さん:
当時は“長く生きられない病”と思われていた
『薬害エイズ裁判』で関心を集めたが、“性行為で感染した人は自業自得”という風潮があった
いまだに著名ミュージシャンの影響などで死のイメージが強いが
今は感染しても老後を考えられる時代


2、3ヶ月に1度の通院、1日1、2回の服薬で、感染しても発症を防げる 「HAART療法」
しかし、これは早めに感染に気づき、治療を始めた場合
HIVは感染初期、高熱などインフルエンザに似た症状で気づかないことが多い

生島さん:
保健所で分かるケースは2~3割
一般病院での検査・入院・手術前検査で判明することが多い
女性は妊娠時の検査で分かる人もいる

今も日本では毎年約1400~1500人の新たな感染者が報告され
発症で分かる人が3~4割もいる








無料で検査・治療が可能
「ぷれいす東京」では、昨年、相談を電話・面談で受けた
家族から絶縁されたり、住む家を失った人もいる

生島さん:
保健所では無料の検査が可能
障害者手帳があれば、ほぼ無料で医療が受けられる
サラリーマンなら月額上限1万円ほどの医療費に抑えられる


職場でカミングアウトしている人は10%前後と少ない

生島さん:
通院理由を言えずに離転職を繰り返し→年齢が上がり→再就職が難しくなるケースも多い
一方、HIV陽性者のほぼ98%は「障害者手帳」を取得し、
「障害者雇用枠」で働く人が増え、雇用する企業も出てきている


睡眠障害・メンタルヘルスの相談も多い
うつなどをチェックする「K6テスト」は、東日本大震災直後の被害者男性より
HIV陽性者のメンタル健康度のほうが低いと報告された

生島さん:
「ほかの陽性者に会える場が欲しい」という声も多いので
「分かったばかりの人」「40代以上」「10~30代」「異性愛者男女のグループ」
「女性グループ」「バディ(仲間)派遣」「ゲイグループ」などに分けた「ピアプログラム」などを開催している


インドネシア、ベトナム、フィリピンなど近隣のアジア諸国でも感染者数が増えている

生島さん:今、年間2400万人以上の外国人観光客が日本を訪れているので、問題もあります


「PrEP HIV暴露前予防」が注目

世界で広がる新しいHIV感染予防策「PrEP(プレップ)」日本でも議論へ

感染リスクのある人が予防的にHIV増殖を抑えるクスリを服用する方法
薬価は1日分1錠約3800円 ジェネリックを個人輸入する方法もある
3ヶ月に1度は検査を受けて「陰性」を確認することが必要

日本では、HIV感染者のうち8割ほどが自覚していると推計され
うち約95%が抗HIV薬を飲み、うち7割にウイルスがコントロールされている

海外では「ウイルスが検出限界以下は、もはや感染源ではない」というキャンペーンをしている団体もある


感染に気づかなければ治療はできない

生島さん:
よく聞くのは、体調不良だが、怖くて相談できず棚上げしているという声
治療は進歩しているが、一人ひとりの中にある「偏見」が邪魔している

今年の世界エイズデーのテーマは「UPDATE! エイズのイメージを変えよう」

ぜひ正しい知識を身に付けて、古いイメージを更新してほしい



***


「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」

“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”

[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない


[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする


[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している


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日本女子テニス 大坂なおみ(20)快進撃とその素顔は?

2018-03-30 12:19:54 | テニス
4大大会に次ぐ格付けの「プレミアマンダトリー」で日本女子テニス選手史上初の優勝を果たした



元世界NO.1のシャラポワ、現世界NO.1のハレブにもストレート勝ち




大坂を16歳の頃から見てきた吉田さん(元テニスプレーヤー)にインタビュー

進化のワケ1.肉体改造



7kg体重を落として体つきが変わった(むしろ筋肉をつけたのかと思った 意外



吉田さん:
食事コントロール+瞬発力を鍛えたことで、振られてもバランスを崩さない
世界で一番のフットワークのハレプ選手を上回る動きをしていた


進化のワケ2.前向きなプレー



これまではミスを引きずることが多かったが、今シーズンから指導を受けている
サーシャ・バジンコーチは、大坂をポジティヴに励ますことで、
セットを落としても、気持ちを切り替えて試合を立て直せるようになった


パリバオープン4回戦で、相手に1セット取られた場面では

コーチ:なにか気に入らないことがあるの? 話して
大坂:すべてよ

コーチ:僕はよくやってると思うよ
大坂:そんなことない ひどいわ
コーチ:大丈夫、ちゃんとできてる 悲観的な感情を持たないで 努力の末に今があるんだ

その後、大坂に笑顔が戻り、プレーも立て直せた








コーチについて聞かれると

大坂:
私も影響を受けて、自分のプレーに対して前向きになれたと感じる
彼は「勝つためには(必ずしも)完璧なプレーをしなくてもいい」と言う

インタビュワー:コーチはあなたをどう助けてくれてる?

大坂:どう助けてくれたの?





大坂:
私たちはうまくやっている
彼がこうしろと言う時は、出来る限り最善を尽くすよう努めている



素顔は?
ハイチ出身の父・レオナールさん、日本人の母をもち、3歳からアメリカに住んでいる
姉もテニスプレーヤーなんだ/驚 ソックリ!
普段は英語でコミュニケーションをとっている








以前、日本テレビの取材で握力を測ったところ





吉田さん:
コートの外と上とのギャップがある
コートでは強気でパワーがあるイメージだけれども
普段は自己主張をそこまでするわけでもなくおとなしいです
私生活では口数が少ない



史上最悪の爆笑優勝スピーチ?!

大坂:
こんにちわ 私が新人の・・・なんでもないです 忘れてw



私にこれまで付き合ってくれたチームに感謝します
サーシャコーチもありがとう

フロリダで見てくれているパパ、ママ、姉にも感謝します
あ、あとボールパーソンの子どもたちと、審判にも感謝します



ほかには、、、、

これって史上最悪の優勝スピーチねww




オシャレが好き

吉田さん:普段着でもオシャレを楽しんだりするのが昔から好きで可愛らしい

自身のSNSでも、流行りの写真加工アプリで遊んだり
インスタ映えスポットで撮影した写真をアップしたりしている








実はゆづくんの大ファン!!
先日のピョンチャンオリンピックの演技を見て


(なぜ“ゆーゆー”なんだろ カワイイw


ラップが得意?!




日本語を猛勉強中
大坂:わたしは・・・(日本語)難しい と笑ってうつむいて

記者会見では、時々、通訳に日本語でどう言うか聞いて話したり

大坂:もし私の試合を見たら、応援ありがとうございます (聞き返して)お願いします






アメリカ・マイアミ 21日 元世界女王のセリーナ・ウィリアムズにストレート勝ち!







大坂:さらに勝つことが出来て、本当に嬉しい

いろいろツッコミどころ満載で面白いなあw
このまま世界トップ目指してさらに躍進に期待大!



セリーナはたしか産休とってたんだよね? この早い復帰もスゴイと思う/驚
女性アスリートは、こうした女性特有のカラダの変化や選択を迫られるのも難しい

セリーナ・ウィリアムズが実戦復帰 9月に出産「試合中、娘が気になった」と告白(2017年12月31日)
“女子テニスのトップ選手で23度の四大大会制覇を誇るセリーナ・ウィリアムズ(36)が12月30日、
 アラブ首長国連邦で開かれたムバダラ・ワールド・テニス選手権のエキシビションマッチに出場した。
 9月1日に女児を出産してから、わずか4カ月弱での実戦復帰となった。

「本当に初めての経験でしたが、うまくいきました。試合中にオリンピアは大丈夫かなって気になりましたけど。いつも一緒にいますから」

 連覇がかかる全豪オープン(2018年1月15日開幕)に出場するかどうかは、明言を避けた。
 ウィリアムズは「まだ、準備完了かどうかはわかりません。復帰するときには優勝を目指したい」と語った。”


大坂なおみ「吐き気」2回戦で敗退
“前週にツアー初勝利を挙げ、1回戦では元女王セリーナ・ウィリアムズ(米国)を破る快進撃をみせていたが、
 体調不良で同4位のエリナ・スビトリナ(23)=ウクライナ=に完敗した。

 大坂の連勝は8で止まった。第2セット第1ゲームを5度のジュースの末に落とすと、巻き返す気力は残っていなかった。
「朝から体調が悪くて吐き気があった」。優勝した前週のBNPパリバ・オープンから17日間で9試合目。
 シャラポワ(ロシア)、セリーナら強敵を倒し続けた20歳の体は限界だった。

 北米でのハードコートシーズンでツアーの新人から主役になり「たくさん新しいことを経験できた」と充実した時間を過ごした。
 次戦のボルボカー・オープン(4月2日開幕・米サウスカロライナ州)から
 全仏オープン(5月27日開幕)を見据えたクレーコートシーズンに入る。”


錦織、笑顔のサムズアップで復調アピール! 「ケイの復活劇は始まったばかり」
“男子テニス世界ランク33位の錦織圭。マイアミオープンは3回戦で同6位のフアン・マルティン・デル・ポトロ
(アルゼンチン)にストレートで敗れ、次戦のバルセロナオープン(4月23日開幕)へ向けて英気を養っている。
「素晴らしい宿泊をありがとう、マイアミに足を運ぶ次の機会でまたここに来れることを楽しみにしているよ!」”




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