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大河ドラマ『西郷どん』 第21~25回

2018-07-03 17:48:23 | ドラマ
大河ドラマ『西郷どん』

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第21回「別れの唄」
西郷と愛加那の間に男児が産まれる 7日目の朝「イジャシハジメ」という祝いの儀式を行う
姿も言葉もすっかり島んちゅになってる西郷



菊太郎と名づけるというと、それなら菊次郎にしてくれと言う龍佐民

いずれ薩摩に戻れば、定めでアイカナは薩摩に行くことは出来ない
 あなたは薩摩を背負うお方 これはこの子のためでもある
 この子は薩摩に行くことがあれば、気まずいことになる」

果報なくとぅ あらしたぼれ 泣きゃが先々
(幸せなことがありますように あなたの未来に



【鶴丸城】
国父・島津久光は、大久保一蔵(また名前を変えてる!)らを家臣に政をしている
近く兵をあげると精忠組に告げ、西郷も薩摩に戻すことも許されて大喜びの仲間
有村も海江田武次に名前を変えて、ワケ分からん!

大島に薩摩からサトウキビを搾る鉄の輪が届き、利通も来る
すぐ薩摩に戻れと殿の文を渡すが、この島に残るという西郷
やっと亡き殿の遺志が遂げられると説得する利通

西郷:
ここに来るまで藩には大金があると思っていたが、その大半はこの島から絞り取ったものだった
だが、みんなよく唄い、踊り、優しい 海に魚がいて、山にはイノシシがいる
おいはここで生きる力をもらい、愛を知った ここは極楽じゃ



鉄の輪の威力は素晴らしく、皆喜んで踊る
「西郷は薩摩の宝 返してくれ」とアイカナに頭を下げる利通
「薩摩で待つ」と念を押していったん帰る利通 悩む西郷



ア:旦那さまは、わいとこの子と、この島で生きてくれるんやね



隠し事をしていたと大久保が西郷に残していったものを渡す ナリの脇差



ユタ:お前は一人じゃない もう一人宿ってる 強くならなきゃ 新しい命のために
海に草の束を投げるのはどういう祈り?

藩主にこの島に留めて欲しいと文を書く西郷
三味線まで弾けるようになってる! 手元は映らなかったけど

ア:薩摩に帰りなさい! もう魂は薩摩に飛んでる!

アイカナが次の子を身ごもっていると初めて知る西郷

龍佐民:
あなたには果たさねばならない務めがある
ここにいた3年の間、我々にたくさんの夢を見せてくれてありがとう
西郷吉之助さま! あなたのいるべきところはここではない

ア:ずっと前から分かってた 薩摩に帰るんだね
西郷:役目が終わったら必ず戻ってくる またあの唄をうたう



旅立ちの日 髪を結い、脇差をさし、皆に見送られ、迎えの船に乗る
西郷:このご恩は生涯忘れもはん 笑顔で去る





行きゅんにゃ加那 我きゃくとぅ忘れて 行きゅんにゃ加那
(あなたは行ってしまうのですね 私を忘れて あなたは去って行くのですね

うたちやうたちゃが 生き苦しゃ 戻てぃもれ お役目果たせば 戻てぃもれ
(離れてみると心が苦しいのです 戻ってきてください お役目を果たしたなら 戻ってきてください

妻子ぬ元ちゃ 戻てぃもれ
(妻と子の元に 戻ってきてください


古くから旅立つ人を送る唄


世界三代紬の1つ「大島紬」は奄美大島の特産品
代表的な図柄「龍郷柄」は、西郷が暮らした龍郷が発祥





独特な黒は「泥染め」によるもので「烏の濡れ羽色」とも称される
「捺染」「手織り」30もの工程を経て紡がれ、将軍家への献上品、交易としても貴重
アイカナは機織りの名手だったとも伝わる







文久元年、西郷に帰藩命令が下る
アイカナが使ったと言われる井戸 西郷は妻子のために井戸近くの田畑を買い与えた



薩摩に戻った西郷は、アイカナに銀のかんざしを贈ったといわれる



歴史は言い伝えで、ドラマは脚色されている
本当にこんな涙、涙の感動的なラヴストーリーだったかは、知るよしもないが、泣ける回だった



第22回「偉大な兄 地ごろな弟」





西郷のいない3年間、幕府の力は一気に弱まり、武力で幕府を倒そうとする空気が広まる中
島津久光の京への出兵計画が注目を集めていた
西郷まで名前が変わった! 大島三衛門てダジャレ? 早速、利通と久光に会いに行く

久光:一橋慶喜を後見人にして、腐った政を正して、世を変える

西郷:
国父さまにはムリがある 3年前、ナリにはムリだった 幕府は平気で朝廷をないがしろにする
ナリには同志が大勢いたが、国父さまにはいない
一緒に行く他藩は? 一度も薩摩を出たことがない

久光:わしを地ごろ(田舎者)と申すか?
西郷:世を変えるには、まず世を知ることが寛容かと 亡き殿の背中しか見えてないのは国父さまのほう

2人の不幸な関係はここから始まった


【吉祥院】
有馬が同志を連れて来て、皆で西郷が戻ったことを祝う雰囲気ではない
西郷:国父さまは自分の器が見えてない 出兵しても世は変えられん

有馬:おいと一緒に来い 他藩と倒幕を企てている 京へのぼれ
西郷:みんな気持ちは同じ 国内で血を流す時ではない 堪えて策を練る時
有馬は去る

久光:
我らの武力を見せつけ、江戸へ兵を進める!
出陣は3日後 西郷は下関で待て 命に従わないと次は島流しでは済まされん!

有馬が京へ行く時、国父の重き罰を下す文を持ってきて止める利通
利通:おいたちは同じ郷中で育った なぜ敵にならなきゃいかん 今なら間に合う
有馬:おいは行かねばならん



下関の豪商・白石正一郎のもとで受け入れの支度にかかる西郷

白石:
倒幕の兵が続々と集まり、弟の信吾さんも来ている(そんな兄弟いたっけ?)
重要な役目について、資金を集めている 30両渡した
有馬のところに出入りしているという噂


【京 繁の家】
倒幕の仲間が集まる 吉村虎太郎(土佐藩士)、久坂玄瑞(長州藩士 『花燃ゆ』とつながった!
おゆう(内田有紀さん!)が来て、ひと目惚れするシンゴ





久光は兵を率いて薩摩を出発
時を同じくして、久坂も含めた松下村塾の仲間、倒幕の志士らも京に300人も向かうと聞き
久光の命に反して京へ行き、倒幕派を説得しようとする西郷
幕府にとって西郷は死んだ身で正体がバレたら危ない

鍵屋のおとわは西郷と再会して泣いてすがりつく
薩摩や長州藩士が集まるのはシゲノヤ シンゴもそこで派手に遊んで散財していると教える

おゆうを身受けしたいと言うシンゴ
おゆう:兄さんは、心が大きくて、男が惚れる男と聞いてます いっぺんお会いしたいわぁ

そこに西郷が来る 「白石どのの金に手をつけたな!」「借りただけじゃ」

シンゴ:
ずっと家にいなかったのに今さら兄貴面するな!
オレは脱藩すると決めた 有馬さまについていく

おゆう:うちらにそんな頭下げるお侍さんはいません 有馬はんの居場所なら知ってます


【寺田屋】(出た!

西郷:おいの命をおはんらに預けよう 腹を割って話し合わんか 幕府をどうするつもりだ?
有馬:都から幕府方を追い出し、俺らが入る

西郷:
いずれ徳川の世は終わるが今じゃなか その後はどうなる? 誰が代わる?
右往左往してるうちに異国に負ける 今はおはんらの命、おいに預けてくれ
どうしてもやるならここでオレを斬れ



有馬:分かった



シンゴ:オレはずっと郷中のみんなが羨ましかった 魚をとったり、相撲をとったりしたこともなかった
西郷:おいの留守中、ほんとに気張ってくれた

シンゴ:兄さは命がけで生きてる 立派すぎておいにはまぶしか

西郷:
おいが島に行ってる間に名前だけが大きくなった 島で妻と子をもって幸せじゃった
苦労かけたの 寂しい思いをさせてすまんかった

下関に西郷がいないと久光に知られて激怒する
「ナリの背を追うばかりで器は到底及ばぬ」と言っていたと耳に入り「切腹じゃ!」


京都市
西郷が戻る頃、幕府は失墜、「尊皇攘夷運動」が勢いを増していた

幕府は皇女・和宮を御台所に迎え、朝廷との結びつきを強め、権威の回復を狙うが、逆に倒幕の気運を高める



悲劇の皇女 和宮@歴史秘話ヒストリア

高瀬川 木屋町通には諸藩の志士が集結した この一帯に拠点を置き、密議を交わした







京の台所「錦市場」の近くに薩摩藩邸があった






ここにオトラさんがいたのか




第23回「寺田屋騒動」(急ピッチで歴史が進むな
利通は西郷を探しに京を奔走する

西郷は有馬と志士らの動きを鎮めるため酒に呼び、踊る
そこに利通が来て切腹の沙汰を知る

利通:もうすぐ捕まえられる おいはおはんを刺す おはんはおいを刺してくれ それより道はなか



西郷:
おいは死なん この3年間、おはんの言葉をずっと考えていた
天に生かされた理由が分かるまでこんな死に方はせん
おれを国父の前に連れてってくれ

有村が来て、自分が西郷のことを久光に京に言ったと謝る
久しぶりに皆が集まって「ウナギを捕りで決着をつけるぞ!」

いつも腹を空かせていた頃を思い出す仲間
捕ったウナギを焼いて食い、酒を酌み交わす 望みが叶ったシンゴ





西郷は再び捕えられる
西郷:有馬、シンゴのことを頼む
有馬:死ぬな
新八もともに行く





久光は1000人の兵を率いて京に来て、西郷に切腹しろと言う
西郷:政は刻一刻と変わる もうナリアキラ公はいない まず国父さまが変わらねばならない

男:
ナリはこう申しておりました 西郷はクセのある男で使いこなすのは難しい
主君の前に置かれた物差し この男を使いこなせるかどうかで主君の器量が分かる


男:その話なら私も聞きました
利通:国父さまなら使いこなせます

久光は斬るのを止める 利通の策か?
(相当なファザコンの上、兄へのコンプレックスの塊 可哀相な殿さまだ

数日後、新八とともに島送りの沙汰がおり、いったん薩摩にいることになる
利通:すぐに戻せるようにする 有馬も薩摩に戻す
(2回目! 次は何島? どうせならまた大島にしてくれたらいいのに



その数日後、久光は近衛忠房に呼びだされ、天子から詔が下ったと言う
近衛:天子さまは薩摩の兵で鎮めて欲しいとお望みです
久光:命にかえても!





薩摩藩の志士らへの弾圧は苛烈し、再び不満が高まり、有馬は決断を迫られる
西郷は薩摩で捕らわれの身(まだ島行ってないんだ



文久2年4月23日 「寺田屋騒動」
「有馬ら精忠組が今夜、事を起こそうとしているに違いない!」と久光に進言する家臣
「即刻殺せ!」という久光を止める利通 「まずは使いを出すべき」

久光:
ならん 天子さまはわしを頼みにしている
大久保、お前にはわしのそばにいてもらわねばならん

大山らが説得のために寺田屋に行くが帰れと言う有馬

シンゴ:
オレには何が正しいかは分かりもはん でも、兄さまがいたらこんなこと止めろと言われるに決まっちょ
無駄な血を流すなと言っていた!

ついに刀を抜いて争い合う シンゴを守る有馬は刺されて亡くなる
有馬:吉之助・・・すまん
大山:もうたくさんじゃ! 終わりにしようぞ!





利通も来る 血を拭いた紙を懐に入れられる
それぞれに沙汰がくだり、薩摩の西郷にもしらせが届く
シンゴは謹慎 有馬の死に号泣する西郷




京都市伏見区 南の玄関口に各藩の船宿が軒を連ねていた



寺田屋(薩摩藩の定宿)、こんな風に残されているのか/驚
有馬らが集い、久光は説得するよう家臣を向けるが、ついに斬りあいとなった



大黒寺
犠牲になった9人は、薩摩藩にゆかりのある大黒寺に葬られた



藩命にそむいた藩士らの墓は当時、粗末だったが、後に西郷が私財を投じて墓石をたてた
薩摩藩の同志討ちとなった寺田屋騒動は幕末の悲劇として語り継がれた





第24回「地の果てにて」

【鍵屋 薩摩藩定宿】



利通は寺田屋の一件を食い止められなかった責任を負い、自ら謹慎を願い出た
利通:有馬さんの命、けして無駄にはしもはん 必ずニッポンを変える おいたちの手で
西郷に手紙を書く

西郷は「徳之島」、新八は「喜界島」へ島流し 自給自活を強いられる





(それでこないだ奄美諸島特集だったのか?
 ある意味、罪を犯すたびに南の島に行けるなんて、今の監獄とは違って旅行みたいだな

JAPA-NAVI 浅田舞&真央が旅する奄美の島々@あさイチ

そこに愛加那と兄が子どもを連れてやって来る
(船で来られる距離なんだ それに意外とすぐに再会できた 縁だな

2人目の子どもは女児で「菊草」と名づける




【1ヶ月前】
アイカナは、代官所に行き、船で島を渡る許しをもらうよう龍佐民に頼んだ
ア:薩摩におるなら諦める でも手に届く所におるのに
兄:おれが連れて行く 許してやってくれ
その時にお産が始まった

アイカナ:薩摩に帰るまでそばにいさせてください
兄も泣いて喜ぶ


【江戸城】
久光は家茂に勅書を持っていき、受理される 幕府始まって以来、前代未聞の出来事だった
安政の大獄以来、謹慎させられていた一橋慶喜は「将軍後見職」、松平慶永は「政事総裁職」に任命される




【江戸 福井藩邸】





久光:
これからは私が兄上になりかわり、お2方とニッポンを異国に負けん強か国にしていきたいと願っております

一橋:
それは亡き兄上の猿真似か? お前に何が分かる 何が国父だ 江戸では誰も知らねえよ
大和言葉で喋ってくれ 兄は先見の目があった お前はただの芋 天子さまが汚れる
仲間付き合いをして、名をあげようなどと考えず、薩摩に帰られよ
あの牛男は死んだというのはウソであろう
オレと腹を割って話したければ、西郷を連れて参れ


徳之島に来て5日目
西郷は幸せな牢獄生活を送っているところに役人が来て、「沖永良部島」へ行くよう命じられる
(またちょっと遠くなったけど、何の意味が?



船の準備が出来るまで代官屋敷に連れて行かれる
西郷:アイカナありがとな 夢のように楽しい5日間じゃった



「沖永良部島」は薩摩からもっとも遠い島で、流されると大半が戻って来られない辺境の地だった
(まだ先に素晴らしい島々がいっぱいあるよ

久光は「遠島の上、囲いに召しこみ」と命じる
島流しの上、牢に入れるのは極めて異例の厳しい罰だった
(なんとも手作り感満載な牢屋だな



島役人・土持政照は「先生」と呼び尊敬していて、ご馳走を持ってくる(ゴーヤだ!
牢から出ることを固く禁止され、監視役が土持





薩摩からの文を横取りする川口雪篷(薩摩からの流人



有村「利通は今や久光の第一の側近として出世の階段を上がっている」
大山「利通は何を考えているか分からん 早く帰って来てくれ」

川口:人は裏切るものだ 野ざらしの牢に入れられるのは、死ねと言われてるのと同じじゃ
土持:代官所から与えられているのは、日に一度、わずかな稗か麦と塩だけにございます
川口:最初から殺すつもりだ 今のうちに美味いものを食わしてやろうという島の情けじゃ

その後、西郷は土持らの食事を食べずに、返す
薩摩からの文も途絶える 何日も坐禅を組み動かない西郷
西郷にあげた飯を盗む子どもも許す
(生かされている意味を探しているのか



西郷は利通を信じて待ち続け、雨の中倒れ、外に出そうとする土持を「迷惑がかかる」と止める
「友を信じている」という言葉を考える川口
神に命乞いをするアイカナ(これは効きそう

西郷:もともと死んだはずの命 今さら惜しくはなか ここまでかもしれん(3つの貝は家族か

「守らにゃならんものがまだある おはんにしか出来んこつかある まだじゃ 生きろ!」利通の声が聞こえる

今度は炎天下 川口は牢を壊して、水を飲ませる
土持が来て「たとえ薩摩に背いても死なさんぞ!」と我が家に連れて行く


鹿児島県天城町
徳之島は薩摩藩の流刑地の1つで、当時200人ほどの罪人が暮らしていた



久光の逆鱗に触れた西郷は湾仁屋湊(わにゃみなと)に来て、自給自足の暮らしをして、島民たちと交流を深めた





力試しで巨石を頭の上まで持ち上げて、皆を驚かせた逸話がある





アイカナらと再会できた喜びも束の間、沖永良部島への遠島命令が届く



港で護送されるのを待つ11日間、西郷が逗留していた奥山家
西郷が腰掛けたという松が今もある





島にいた2ヵ月半、分け隔てなく過ごした話は今でも語り継がれている



第25回「生かされた命」
死の寸前に島民に助けられた西郷

西郷への食べ物を盗み食いした子どもを叱る
「ヤンチュ」(家人・下人の子):盗んだんじゃない 流人さまからもろうたんじゃ
(こんな小さな島にも差別があったのか・・・



西郷:
その子らの言う通りじゃ 許してやってくりゃんせ
おいは死なん 天と人 誰かがおいに水を飲ませてくれた

川口はかつてのお由羅の件で流されてきた
そのうち戻されると言われていたが、薩摩からの文も途絶えて、飲んだくれになった
(そんな昔のこと、みんな忘れてるよ! 戻っても大丈夫なんじゃない?

土持は「いいことを思いついた!」と家に快適な牢を造っていると、役人が怒って来る

土持:
命令には「囲いに入れよ」と書いてあり、牢に入れよとは書いてない 囲いが家の中にあったも問題はないはず
先生を死なせたら迷惑をかける どうかお目こぼしを!(一休さんみたいな問答

新しい座敷牢は立派な家のようで、頭をさげて礼を言う西郷
鶴は代官の許しがおりたからと、またご馳走を持ってくる

西郷:お礼に島の子に学問を教えたい
ヤンチュの子らも入れると「家に上がってはいけない」という他の子どもたち



西郷:
それは誰が決めた? 薩摩にはこんな詩がある
「楼の上も、はにふの小屋も、住む人の 心にこそは 高きいやしき」

住む家の立派さや身分で、その人の値打ちは決まらん 心の在り方で決まるという教え
この家の下ではみんな同じ 子どもはみんな国の宝じゃ!


「生麦事件」
久光は薩摩への帰路の生麦村で、外国人が行列を邪魔して家臣が斬りつけ、もう助からないと刺し殺される



(久光の時に起きたのか ちょっとイメージが違ってるような?
 この絵のように馬に乗ってるのは見たことある



この事件が後にとんでもないこととなる


【江戸城】
この事件で30万両を支払えと言われた家茂
慶喜:こたびは薩摩が勝手にしたこと 徳川のために家臣があるのをお忘れなきよう



イギリス軍が薩摩に向かっているというしらせが西郷に届く
幕府の煮え切らない態度を待てず、大英帝国は大艦隊を向かわせた


【鶴丸城】
城内は大混乱 久光は戦うか降伏か迫られる

利通:
エゲレスの要求を飲む必要はない 脅しに屈してはニッポンの恥
薩摩はどの藩より先に準備をしていました
国父さまの命令があれば最後の一兵となっても戦う所存

久光:それでこそ、薩摩隼人じゃ! 戦の備えはそなたに任せる
(利通は久光をとことん追い込んで失墜させるつもりでは?



仲間同士が切腹しようとしているのを利通が止める
利通:今こそ1つになる時 命を賭けるならおいと一緒に戦ってくりゃい!
シンゴらは利通が久光に掛け合い許しが出た


雪篷が「島抜け」をして捕まり斬られそうになる

雪篷:
犠牲になる民は放っておけん ある人が言っておった
「ニッポンを異国に負けぬ国にする けして異国と戦ってはならん!」(ナリの言葉

西郷:気持ちは同じでごわす

2人とも牢に入れられる

土持:
エゲレスはここを拠点として薩摩を叩くという噂が・・・
琉球に近いこの島は、軍艦の通り道 いつ襲ってきてもおかしくない

(こんな昔から島民たちは異国の脅威に苦しんできたのか

西郷:丸太で大砲を造ればよか
雪篷:墨を塗れば船からは大砲に見えて、避けるかもしれん わしはこの島を守ることに決めた!
代官:おいは何も知らんぞ

どうせムリだと最初から諦め、島民は誰も協力しなかった
土持:島の者は戦などやったことがなかで脅えておるのです(戦争なんて知らないほうがいい
西郷:おいは一人でもやる

ヤンチュが手伝うと言い、他の子どもらも来る



雪篷:フランスには1人の子どもが民を苦しめる国を変えた ナポレオンじゃ 革命の大英雄じゃ



島の民も来る

戦は終わったと文が来る 薩摩が2日でイギリスを追い返した
間もなく、西郷に召喚命令が下る



雪篷:薩摩に帰ったら、わしの赦免など起こすなよ わしはこの島の民とやっと馴染みになったんじゃ
餞別に書をもらう 見るとナポレオンの絵がある



不作でも蓄えがあれば大丈夫と、残された時間も島民にいろいろ教える西郷

薩摩から迎えが来る 来たのはシンゴ
シンゴは物売りに化けてイギリスの軍艦に乗った話をする
シンゴ:大砲1つも、自分らの船より大きい スイカを売ったが言葉が分からず失敗したw


雪篷は「革命」の旗を振って見送る





(キレイな海の色 浅瀬は透明で底の砂地が見える

喜界島で新八を乗せて薩摩へ戻る途中、シンゴが気をきかせて大島に寄り、再びアイカナに会う

西郷:お前はおいに生きる力をくれた だが、おいは菊池源吾にはなれんかった

ア:
「おいのことより民が大事」 それで惚れたんぞ 離れててもこの島にいるよ
遠く離れてても、もう二度と会えんでも 私のこの体の中、あなたでいっぱいじゃ
ありがとう 西郷吉之助さま




沖永良部島
西郷は1年半の厳しい獄中生活を強いられた
もう二度と土は踏めないと覚悟し、馬での移動を断り、4km歩いたという







(NHKの小道具より見劣りしてないかい?
 撮影で使ったのと同じかな カメラワークや編集でどうにでもなるのか?
 こないだ真央ちゃんが入ったのは、ここか! そんなに壮絶な場所とは知らなかった









西郷の教えは島民に根付き、島の発展を貢献する人々を輩出
感謝をこめた神社が建てられた



今でも学校で西郷のことを伝えている これまた立派な巨樹!






次回からまた新たなキャスト陣が次々加わる
遠藤憲一さんは今度は勝海舟役かあ! 役者って仕事は面白いものだねえ
でも、こういうバラエティ的なSP番組はは見ないな




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