【THE BIG ISSUE VOL.338】
ちょっと間が空いてしまったが「ビッグイシュー」を購入したら、表紙はベネディクト・カンバーバッチさんだった
なんだか、日本でゆったら長谷川博己さん的な雰囲気の俳優さん
【内容抜粋メモ】
●爆薬に含まれる化合物TNTを嗅ぎ分け、東南アジアに埋まる地雷撲滅に貢献
1970~1990年代の戦争により、今も400~600万の地雷・不発弾が埋まるカンボジア
毎年200人以上が被害に遭う中、「アフリカオニネズミ」が世界7ヶ国で10万6000個もの地雷撤去に貢献している
●ヒトなら4日かかるが、ネズミは20分
何十年にもわたる内戦と、国際的対立
隣接するベトナムの戦争で投下された爆弾は約2600万個
「クラスター爆弾」、地雷が今も埋まったままで、
地雷で手脚を失った人数はカンボジアが世界一
「クラスター爆弾」
大きな1つの爆弾の中に、数発~数百発の小さな爆弾が詰め込まれた兵器
爆撃機などから落とされ、地面にばらまかれる
やわらかい草むら等に落ちたものは「不発弾」として残る
●「アフリカオニネズミ」の鋭い嗅覚、軽い体は地雷を爆発させない
ヒトが「金属探知器」で4日かける面積を「ヒーロー・ラット」は約20分で終わらせる
鉄くずなどに惑わされず、「探知器」にかからないプラスチック製爆弾も見つける
●ネズミとチームの親密な信頼関係
ネズミたちが働くのは、「アンコールワット」があるスレイ・ヌーイ地区
ここは地雷などの残存物の脅威が何世代も放置され、経済的・社会的発展を今も妨げられている
取材したチームには14匹のネズミと、同人数のトレーナーがいた
ネズミは小さな銅輪を身につけ、爆薬を嗅ぎつけると、地面を引っ掻いてトレーナーに教える
「爆破チーム」は地雷を安全に破壊処理するという流れ
ネズミは9ヶ月間の訓練を受ける
夜行性で、暑い気候は好まないため、1日でもっとも涼しい時間帯に2~3時間働くのみ
●訓練を行うのは、非営利団体「APOPO」
これまで、タイ、ラオス、ベトナムなど7ヶ国で地雷除去活動をしてきた
●「結核菌」も嗅ぎ分けるネズミ
ヒトの唾液に含まれる「結核菌」も嗅ぎ分ける訓練を受け、タンザニア、エチオピアなどでも活躍している
彼らの20年以上の活動により除去された地雷数は、約10万6000個、
結核と判明した患者数は、約1万2000人
「モザンビークは、2015年に地雷をすべて撤去したが、カンボジアも早く地雷のない国になるよう祈ります」
Amy Hetherington 筆
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
【ブログ内関連記事】
「ボブとジェームズ、東京へ行く」@ビッグイシュー
「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(A Street Cat Named Bob)』(2016 ネタバレ注意)
求む! オフィス・スペース!
「年間購読のお願い」@ビッグイシュー
売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv
ちょっと間が空いてしまったが「ビッグイシュー」を購入したら、表紙はベネディクト・カンバーバッチさんだった
なんだか、日本でゆったら長谷川博己さん的な雰囲気の俳優さん
【内容抜粋メモ】
●爆薬に含まれる化合物TNTを嗅ぎ分け、東南アジアに埋まる地雷撲滅に貢献
1970~1990年代の戦争により、今も400~600万の地雷・不発弾が埋まるカンボジア
毎年200人以上が被害に遭う中、「アフリカオニネズミ」が世界7ヶ国で10万6000個もの地雷撤去に貢献している
●ヒトなら4日かかるが、ネズミは20分
何十年にもわたる内戦と、国際的対立
隣接するベトナムの戦争で投下された爆弾は約2600万個
「クラスター爆弾」、地雷が今も埋まったままで、
地雷で手脚を失った人数はカンボジアが世界一
「クラスター爆弾」
大きな1つの爆弾の中に、数発~数百発の小さな爆弾が詰め込まれた兵器
爆撃機などから落とされ、地面にばらまかれる
やわらかい草むら等に落ちたものは「不発弾」として残る
●「アフリカオニネズミ」の鋭い嗅覚、軽い体は地雷を爆発させない
ヒトが「金属探知器」で4日かける面積を「ヒーロー・ラット」は約20分で終わらせる
鉄くずなどに惑わされず、「探知器」にかからないプラスチック製爆弾も見つける
●ネズミとチームの親密な信頼関係
ネズミたちが働くのは、「アンコールワット」があるスレイ・ヌーイ地区
ここは地雷などの残存物の脅威が何世代も放置され、経済的・社会的発展を今も妨げられている
取材したチームには14匹のネズミと、同人数のトレーナーがいた
ネズミは小さな銅輪を身につけ、爆薬を嗅ぎつけると、地面を引っ掻いてトレーナーに教える
「爆破チーム」は地雷を安全に破壊処理するという流れ
ネズミは9ヶ月間の訓練を受ける
夜行性で、暑い気候は好まないため、1日でもっとも涼しい時間帯に2~3時間働くのみ
●訓練を行うのは、非営利団体「APOPO」
これまで、タイ、ラオス、ベトナムなど7ヶ国で地雷除去活動をしてきた
●「結核菌」も嗅ぎ分けるネズミ
ヒトの唾液に含まれる「結核菌」も嗅ぎ分ける訓練を受け、タンザニア、エチオピアなどでも活躍している
彼らの20年以上の活動により除去された地雷数は、約10万6000個、
結核と判明した患者数は、約1万2000人
「モザンビークは、2015年に地雷をすべて撤去したが、カンボジアも早く地雷のない国になるよう祈ります」
Amy Hetherington 筆
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
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求む! オフィス・スペース!
「年間購読のお願い」@ビッグイシュー
売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv