メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

西日本豪雨 大量の「災害ゴミ」が深刻

2018-07-25 10:22:59 | テレビ・動画配信
それぞれ注意点・対策に関するポイントだけ、まとめてみました


大洲市 大量の「災害ゴミ」を仮置き場に移送








大洲市環境センター所長:
市民に気持ちよく聞いていただいて、思ったよりすんなりと分別が進んでいて有り難い



大洲市では、災害ゴミの収集量がつかめず、処分の見通しが立っていない
市が集積場に運ぶ予定だが、ボランティアが足りない状態
軽トラックが運転できる人、家電等重いモノが多いので力がある人がいると助かる


大洲市 災害ボランティアセンター


真備町 「災害ゴミ」は7万トン~10万トン





約4600戸が浸水被害を受けて、大量の「災害ゴミ」を自衛隊員らが撤去している
5ヶ所に廃棄場所を指定したが、被災者は家から運び出すのが精一杯





中川環境相は「災害ゴミ」を広域処理する考えを示すが難しい

通学路に3mほど積み上げられて危険だったり、
生ゴミも含まれ、猛暑で腐り、腐敗臭が付近住民を悩ませている



宇和島市 災害ボランティアセンター
(テレビのテロップで出るURLってつながらないことが多いのはなぜ?

求む ボランティア 宇和島市の受け入れ、全国に拡大
問い合わせは同センター専用回線=電話0895-23-3781、0895-23-3782



広島・呉市沖 流木やゴミの回収に追われる





海もこんなに汚れてしまったのか・・・/哀
まずは、何でも経済から被害を語ることを止めてみたらどうだろう



家族の思い出を捨てることに大きな悲しみ

母親:
泥だらけの卒業証書とか、「ごめんなさい」と思いながら捨てるんだけど
「捨てたよ」というのを息子が聞くと、精神的に参っていると思う

でも、そこに寄り添う余裕が今、無い
のちのち、どう出てくるか、という心配があります


娘2人の記念写真も出てきて、泥を拭いてみるが・・・
母親:娘には見せられんな、可哀相過ぎて






<片付けていて分かったこと>

母親:
欲しいモノが昨日と今日とで違う
片付けの程度によっても違うし、避難所の生活によっても違う

当初は下着、タオルがなかった
届き始める頃には、次は違うモノが必要になっている

それが言いにくいんですよ
あれが欲しい、これが欲しいというのはわがままかなと思って



よりそいホットライン 0120-279-338


(これも日本人の「恥」や「遠慮」などの国民性か
 時と場合によっては、世界で称賛されるけれども
 被害者であってすら遠慮したり、また責める人も実際いたり



第1回 公営住宅募集受付開始@倉敷市





被災者を対象に公営住宅の申し込みを受け付けた
受付は18~20日まで 抽選は21日 入居は22日から

受付短いなあ みんなは入れないのでは?
こないだ書いたみたいに、ホテル、旅館も国の補助金で受け入れるシステムを作ればいいのに



「住まい」と「お金」の不安

「り災証明書」








【ブログ内関連記事】

『地球が壊れる前に』原題:Before The Flood

『不都合な真実』(2006)

「読書感想メモリスト3」カテゴリー内【災害】を参照

『にげましょう 災害でいのちをなくさないために』(共同通信社)

「読書感想メモリスト2」カテゴリー内【環境・エコ】を参照

『地球異変』(ランダムハウス講談社) vol.1


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レインボーブリッジ周辺の謎の無人島 「鳥の島」

2018-07-25 10:17:03 | テレビ・動画配信









港区海洋少年団団長:
ここに植えられた木はもともと森のようになっていたが、島の3/4を伐採して桜を植えた

(そのままのほうがロマンがあっていいのに レインボーブリッジだけでも充分な観光地じゃん











ここにも相当な「漂流ゴミ」があるため、子どもたちが定期的にゴミ拾いに来ている




ヒトがいる場所、いない場所、とにかくどこもゴミだらけ
ここにもプラスチックが散乱しているのが見られる


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元「ゴミの島」豊島(てしま)@あさイチ

2018-07-25 09:55:40 | テレビ・動画配信
「女性」×「ジモト」 アートの島のキッチン~香川県 豊島~(前編)

「女性」×「ジモト」 アートの島のキッチン~香川県 豊島~(後編)


●かつて豊島には「産業廃棄物の不法投棄」の歴史があり、「ゴミの島」と呼ばれていた





産廃は91万トン以上





「島キッチン」店長・藤崎恵実さん
就職して、自己紹介する時、豊島と言うと「あのゴミの島ね」と言われることが多くて
全然違うのになと心の中で思っていた


見晴らしのよいポイント
岡山、小豆島が見える








Tシャツも自作 「豊島から世界へ」




「島キッチン」
外国人観光客も多い 働いているのは島民ほか、島に魅せられて移住してきた人たち








<もっとも大切にしているのは、ゴミを出さないこと>
厨房で出た生ゴミは最小限にして、バケツにためる
1日で少ない日は1杯、多い時でバケツ2杯




<生ゴミは、夫婦で経営する鶏舎へ>





藤崎さん:
先ほども話したような経緯もあるので、出来るだけゴミは減らしたい
ニワトリのエサになってムダにせずに使ってもらえて嬉しい

経営者:
自然の野菜くずとかあげたほうが、鶏たちも元気に育つんじゃないかなと
いつも野菜くずを楽しみにして取り合いになりますw

私たちは、都会でゴミを出していた側でずっと暮らしていた
気づかない所でそのしわ寄せがいっぱいあるんだろうなと思いつつ
そういうのを見ないで生活出来ていた 知らずに都会で暮らしていた

藤崎さん:
二度と同じことを起こさないように、豊島でできる普段の生活に
何が出来るか考えていくことが重要

島全体には難しいかもしれないけど、同じ意識のある人たちとか
仲間と共有して出来たらなと思う




新鮮卵を使ったスイーツも人気



「島キッチンセット」




使うのは、近所の家庭菜園の野菜







私の実家で父母が大量に作っては毎年捨てている野菜も有効活用できないかなあ・・・


月に1度のお誕生会
島民でも、観光客でも、その月にお誕生日の人たちをみんなで祝うイベント



藤崎さんは、なかなか家から出ることのない高齢者の家を回り、参加を呼びかけている

高齢男性:行くとこないんじゃ 連れもおらんし

妻:毎回、お誕生会に行くと、今日は誰が来てるとか、何してくれたとか喜んで話してます

藤崎さん:
来てもらえると、年は違えど、地元の人と触れ合ってもらえる
自分が小さい時より、さらに新しいつながりが出来ている


手づくりの「島キッチン新聞」
メニューも手書きで、しかも「ポテトグラタンが1パック150円」と激安!






広がる「エコの輪」~電気・ガスを使わない塩作り









移住者募集中 5LDKで家賃3万円




「ART SETOUCHI / 瀬戸内国際芸術祭」も開催



草間弥生ちゃんのカボチャもあるんだ/驚



概要:
私たちは3年に1度開催される現代アートの祭典「瀬戸内国際芸術祭」のほか、芸術祭開催年以外においても、
発信・誘客の活動に取り組んでおり、その活動全体を「ART SETOUCHI」としています。

開催地:
直島 / 豊島 / 女木島 / 男木島 / 小豆島 / 大島 / 犬島 /
沙弥島 / 本島 / 高見島 / 粟島 / 伊吹島 / 高松港・宇野港周辺

『瀬戸内国際芸術祭2019』第1弾作家に塩田千春、宇川直宏、山川冬樹ら17組
“2010年から3年に1度、瀬戸内海の島々を舞台に開催されている『瀬戸内国際芸術祭』。
 4回目を迎える2019年は会期を春、夏、秋の3シーズンに分け、
 4月26日から5月26日を「ふれあう春」、7月19日から8月25日を「あつまる夏」、9月28日から11月4日を「ひろがる秋」と設定する。

 コンセプトには「アート・建築―地域の特徴の発見」「民俗―地域と時間」「生活―住民(島のお年寄りたち)の元気」
 「交流―日本全国・世界各国の人々が関わる」「世界の叡智―この地を掘り下げ、世界とつながる場所に」
 「未来―次代を担う若者や子どもたちへ」「縁をつくる―通年活動」といった項目が掲げられている。”



こうした小さなコミュニティでの、支え合いながらの自給自足、循環システムがある暮らしが本当なんだろうなあ
政治屋、役所の動きを何世紀も待つより、昔からの近所づきあいがあれば生きていけるのに
それが面倒になって、都会に来て、大量生産・大量消費の生活に慣れてしまってからいろいろなバランスが壊れてしまった

温暖化で世界中の島々が、どんどん海中に沈んでいるニュースも聞く

こうしたアイデア、希望をもつ若い女性が、周りを変えていく様子は
見ていてとても力をもらえた



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