【THE BIG ISSUE VOL.338】
【内容抜粋メモ】
『アプロポ』誌販売者。ゲオルグ&エヴェリナ夫妻
『アプロポ』
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1冊の値段/2ユーロ50セント(約300円)で、そのうち1ユーロ25セント(約150円)が販売者の収入になる
販売回数/月1回刊
発行部数/約1万部
販売場所/ザルツブルク
●6年間で3000人ほどの若者に自身の体験を話す
雑誌「アプロポ」販売11年以上のゲオルグ・アイグナー氏は、ザルツブルクの社会教育にも貢献している
学校、大学、企業などで、貧困、ホームレス問題について講演する「アンバサダー(大使)」として
6年間で3000人ほどの若者に自身の体験を話してきた
ゲオルグ:
自身について話すことは自分にとってもいいことだと気づいた
アルコール依存症の人が「私は、アルコール依存症です」と言えたら
問題を半分克服したようなものだ
そういう意味で、私の話を聞いてくれる人は皆セラピスト
今でも私は答えを探しているから
お酒
と攻撃的な行為が、なぜ自分の人生で大きな部分を占めていたのか
それを知るカギがどこにあるのか見つけたい
●7年間の刑務所生活
ゲオルグ氏は、強盗罪で7年間の刑務所生活をした
その間、以前、路上で会ったエヴェリン(ベテラン販売者)と
2000通もの手紙
のやりとりをして、出所後に結婚した
ゲオルグ氏:
刑務所生活で、広い視野で物事を見られるようになった
以前の私は、お金も、住む家も、仕事も、ちゃんと続く人間関係も、前向きな考え方もなかった
でも、人は人生を変えられる、選択肢があると気づいた
●昨年9月 『アプロポ』を代表してプログラムを開発
ホームレス当事者の視点からザルツブルクを見つめる「ソーシャル・シティ・ウォーク」プログラムを開発
ゲオルグ氏:
誰もが貧困になりうる可能性から、みんな目を背けている
私は人がどう生活困窮に陥るかを知って欲しい
私は特別支援学校の教育しか受けていないが
このストリートペーパーのキャリアをとても誇りに思っている
●貧しい人と接する最もよい方法
ゲオルグ氏:
穏やかに、フレンドリーに、相手に敬意を示すこと
自分が貧しいと感じさせてはいけない
私たちは物質的に裕福な人たちだけに敬意を示すという過ちをよく犯している
お金があれば、よりよい人間になれるのだろうか?
筆:Michaela Grundler
【ブログ内関連記事】
「お金は人をイヤなやつにする?」@スーパープレゼンテーション
***
「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
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「ボブとジェームズ、東京へ行く」@ビッグイシュー
「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー
『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(A Street Cat Named Bob)』(2016 ネタバレ注意)
求む! オフィス・スペース!
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「年間購読のお願い」@ビッグイシュー
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売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv
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【内容抜粋メモ】
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『アプロポ』
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1冊の値段/2ユーロ50セント(約300円)で、そのうち1ユーロ25セント(約150円)が販売者の収入になる
販売回数/月1回刊
発行部数/約1万部
販売場所/ザルツブルク
●6年間で3000人ほどの若者に自身の体験を話す
雑誌「アプロポ」販売11年以上のゲオルグ・アイグナー氏は、ザルツブルクの社会教育にも貢献している
学校、大学、企業などで、貧困、ホームレス問題について講演する「アンバサダー(大使)」として
6年間で3000人ほどの若者に自身の体験を話してきた
ゲオルグ:
自身について話すことは自分にとってもいいことだと気づいた
アルコール依存症の人が「私は、アルコール依存症です」と言えたら
問題を半分克服したようなものだ
そういう意味で、私の話を聞いてくれる人は皆セラピスト
今でも私は答えを探しているから
お酒
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それを知るカギがどこにあるのか見つけたい
●7年間の刑務所生活
ゲオルグ氏は、強盗罪で7年間の刑務所生活をした
その間、以前、路上で会ったエヴェリン(ベテラン販売者)と
2000通もの手紙
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ゲオルグ氏:
刑務所生活で、広い視野で物事を見られるようになった
以前の私は、お金も、住む家も、仕事も、ちゃんと続く人間関係も、前向きな考え方もなかった
でも、人は人生を変えられる、選択肢があると気づいた
●昨年9月 『アプロポ』を代表してプログラムを開発
ホームレス当事者の視点からザルツブルクを見つめる「ソーシャル・シティ・ウォーク」プログラムを開発
ゲオルグ氏:
誰もが貧困になりうる可能性から、みんな目を背けている
私は人がどう生活困窮に陥るかを知って欲しい
私は特別支援学校の教育しか受けていないが
このストリートペーパーのキャリアをとても誇りに思っている
●貧しい人と接する最もよい方法
ゲオルグ氏:
穏やかに、フレンドリーに、相手に敬意を示すこと
自分が貧しいと感じさせてはいけない
私たちは物質的に裕福な人たちだけに敬意を示すという過ちをよく犯している
お金があれば、よりよい人間になれるのだろうか?
筆:Michaela Grundler
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「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」
“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”
[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない
[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする
[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している
【ブログ内関連記事】
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売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv
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