メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

わが故郷よ スティングが歌う人生のルーツ@スーパープレゼンテーション

2018-08-25 13:06:38 | 音楽&ライブ
“ロック界のカリスマ、スティングが登場。
 今秋、スティングが作曲したミュージカル「ザ・ラスト・シップ」が、NYのブロードウェイで初演を迎えた。
 新曲の発表は実に10年ぶり。「創作意欲が枯渇していた」と、深刻なスランプに陥っていたことを告白した彼が、
 苦悩の末にたどり着いた“創作の原点”とは?
 少年時代を過ごした造船の町、イギリスのニューカッスルへの郷愁たっぷりに、自らの人生を語り、歌う。”


予録のまとめ見シリーズ

前回観たのと似た内容だった
「TED」に歌手が出るのは初めて見るけど、歌うのか語るのか?
と思って観たら、こっちのほうが古かった 2014年 62歳の時

スティング ~65歳のロック魂@SONGS


<2014年9月 ブロードウェイでミュージカル「ザ・ラスト・シップ」が初日を迎えた>



舞台はイギリス北東部にある造船の町
そこに生きる人々の人間模様が描かれる
作詞作曲はスティング
そこには大変な苦労があった









スティングは、アーティスト人生における大きなピンチをどう乗り越えたのか?

伊藤穰一
今回は番組が始まってから100回目の記念すべきプレゼンテーションです
スティングは、この10年間アルバムを出してなくて、
そのスランプをどう乗り越えて、今度のアルバムを出したかという
とても面白いストーリーを語ります







STING How I started writing songs again こうして私はまた曲を書き始めた

最初は歌から 前にあるのは水晶みたいに見えるけどマイク?
この時はほとんどスキンヘッドに近かったんだな
ミュージカルの中の歌か?









S:
私はイングランド北東部の出身で、実家のすぐ近くに造船所があった
家の前の通りの突き当たりに、巨大な船のある光景 ほぼ一年を通してね



子どもの頃、毎朝大勢の男が造船所に行くのを見ていました
そして、毎晩彼らが帰るのも見ていた

造船所の近くに住むのも、そこで働くのも決して楽しいことではない
造船所は騒々しくて、危険な場所です 健康被害や、事故がやたら多い

けれどもそこで働く人たちは、その仕事にとても誇りを持っていました
世界最大級の船をそこで作っていたのです


私の祖父も造船工でした
造船が中心の町だったので、私はいつか自分も造船工になるのかと不安だった 絶対に嫌だった

私には夢があった 非現実的な夢でしたけど
8歳の時ギターをもらったんです ボロボロのギター


弦はさび付き、音も外れてたけど 私はすぐに弾けるようになった
そしてギターは生涯の友になった

こいつと一緒に逃げようと思った こんな工業の町とはおさらばだとね
信じれば夢は叶う まあとにかくそれが私の夢だった

そして船と同じで、私もこの町には戻らない
自分で曲を書いて、世界中でたくさんの人の前で歌う 大金持ちになる 有名になる

美しい女性と結婚して、子どもを持ち、家庭を築く
田舎に豪邸を構えて、犬を飼い、ワインをつくる

沢山のグラミー賞やプラチナディスク
どれも叶っちゃったね(観客が笑う


そしてある日、曲が書けなくなった
それまでにもスランプはあったけど、この時はそれが慢性化した

来る日も来る日も何も出てこない そんな状態が数週間、数ヶ月
結局何年もの間、全く曲が書けなかった

私は神々に見捨てられるほどの罪を犯したんだろうか?
作曲の才能はあくまで借り物だったのか?

それとも深い心理的な理由があったのか?
私は自分の内面をさらけ出して曲を作ってきた

個人的な感情を作品として形にし、世に送り出してきていた
で、出し切ってしまったのかも

そもそも自分の作品の中で一番の傑作って、他人をテーマにした曲だったのかも
自分のエゴを抑えて作った曲 自分の話は封印し、主人公は自分以外の人物
その人の立場になって作った、そんな曲

いま自分に書けることって何だろう? 誰のことなら書けるだろう?


皮肉ですよね ここで故郷に帰ることになるなんて
家出してた故郷と向き合うことが、スランプから抜け出すために必要なことだなんて


実際、故郷の人々のことを歌にすることを決めたら、曲がどんどん湧いてきた
すごい勢いで吐くような感覚だった

アイデアが溢れ出る 登場人物が喋りだす
詩が出てくる 曲の全体像が見えてくる
まるで長年溜め込んでいたものが出てくるように


私はまず知り合いの名前を書き出した 彼らが登場人物だ
そして彼らが語るんだ 自分のことを 職業 夢 将来への不安

例えばジャッキー 造船所の親方

(まるで芝居のセリフのように喋り始める

俺の名はジャッキー・ホワイト 俺はこの造船所の親方だ
鈍い奴はぶっ飛ばす 大潮の時に船を出さなきゃいけねぇんだ

死んでもシフトを守れ きっちり仕事をやり遂げてくれ
天国の門で、何で遅れたか聞かれたら「船を造っていた」と言えばいい

俺たちは、女王陛下の軍艦も、海運王の巨大タンカーも造った
積載量世界一の船だって俺達が造った

(次第に歌い始める

造船所が人生の全てなんだ 俺たちは鉄の魂を持つ
何もなかったところに船をパッと出してやる

造船所がなくなったら、俺たちは困っちまう
だって、造船所が人生の全てなんだ



(歌い終わり、拍手が起きる

S:
こうして自分以外の人のことを書いていても、時々自分が滲み出てしまいます

次の曲は♪デッドマンズ・ブーツ

造船所は誰かが死にでもしない限り、新しく人を雇わない
けど父親が15歳の息子のために話をつけてくれる

そんな父の愛情は、息子にとっては苦痛なだけ
息子にはビッグな夢がある 「くだらない」と父は思う

(ギターの弾き語り

この作業ブーツ お前の足にぴったり合うだろう
これはお前にやる 履いてみなさい
いつかそれを履いて出かけてほしい
船台で働く男たちの1人になってほしい...



(親の子どもへの想いと、息子の想いとの食い違いが生々しくて泣ける


S:
大型船の進水式の場合、ロンドンから要人が来て、スピーチをして
シャンパンの瓶を船首にぶつけて割り、船を浸水させます
すごく重要な船の時は、王室の誰かが来たりもします

そう遠くない昔、王室の人々は、不思議な治癒力を持つと思われていました
だから彼らが来ると、みんな子どもの病気を治してもらおうと必死になった


私の子どもの頃も、進水式の日は特別な日でした
子どもはみんな表に出て、小さな国旗を振る 丘の上にはバイクの一団が見える
その真ん中には黒いロールスロイス 皇太后が乗っています すごいことです

そのパレードがやってきて、私の家の前を通るとき、私は小旗をブンブン振る
私は皇太后と目が合ったような気がした

皇太后は手を振り、微笑む 私は小旗をもっと激しく振る
皇太后は、私のことを見てくれたんだ そして通り過ぎていった

別に何かが治ったりはしなかった
むしろ何かに取り憑かれた

こんな考えが浮かんだ
ここにはいたくない この家を出たい
造船所はごめんだ あの車に乗りたい


(客席から笑いが起きる

この街を出て成功したい 平凡じゃない人生を送りたい
私にだってその権利はあるはずだ

そして今こうしてTEDでこんな話をしている

それから、これは当たり前の事なんですが、
物語と地域社会は切っても切れない関係にある
地域社会と芸術、科学技術、経済もです

地域社会のニーズを無視した抽象的な経済理論はダメです
地域社会を軽んじる経済理論は、近視眼的だし、支持できない

(同意の拍手が起きて、またギターを持つ

ロックスターであろうと、造船所の溶接工、アマゾン奥地の部族、英国女王であろうと
結局はみんな同じ運命にあるんだ


(弾き語り

召使いたちが取り乱している 女王が一人で駅に行ってしまったので
駅ではポーターが女王と3匹のコーギー犬を客車の奥へと案内する

車内には、ヨーロッパの貴族たちですし詰め
彼らには協調性なんてない 席の取り合いが起こる
「そこは私の席だぞ どきたまえ」...


どんなことを成し遂げたとしても
どんな地位についたとしても

父と子の名において
どこでどんな人生を紡いできたとしても関係ないんだ
最後の船が出るときは


聴いてくれてありがとう

***

華やかで、いつもスタイリッシュなスティングの過去に、こんなストーリーがあるとは知らなかった
今でも、どの先進国にも「格差」「貧困」が存在している
 
B.スプリングスティーンの歌う世界でも、底辺の生活が生々しく描かれる
それが、親子や、日常とガッチリ結びついて、子どもたちの自由な夢を奪っている

そんな子どもたちが成長し、社会問題をテーマにして歌った
それでも、どうして社会が変わるスピードはこんなにゆっくりなんだろう

***



ナレ:
ウォールセンドは20C前半、造船業で栄えた町
2006年、造船所が閉鎖されるまで、造船の仕事に就くことは町の人たちの誇りであり宿命だった
ミュージカルの中で、自らの宿命に抗い、町を出ていく主人公はスティング自身がモデルとなっている







夢を叶えた後、2003年のアルバムを最後に曲が書けなくなってしまう
そのスランプから救ったのは故郷だった


伊藤穰一
たぶん僕みたいな40代の人間からすると、スティングは本当に
青春時代のとってもカッコいいスーパースターなんですが

プレゼンテーションで歌っている彼の新しい曲は
彼の地元の地方から出てくる、とても分かりづらい方言で歌うわけです
なので、本当に新しいスティングを見せてくれました

今回のプレゼンテーションの中で、彼は里帰りして、コミュニティを見て
この歌をブロードウェイだとかを通じて世界に表現しなきゃいけないという
スティングのある種、自分のコミュニティに対する責任を果たしているんじゃないかと思います

曲の中で“the last ship sailed”という言葉がありますが、これは「最後の船が出て行く」という意味です
きっとこの言葉の中にも、彼はこの造船所の「最後の世代」だということも含まれているのではないかと思います


コメント

topics~2歳男児を発見した尾畠さん 人助け人生の原点とは? ほか

2018-08-25 12:44:06 | テレビ・動画配信
海外でも相次ぐ災害

ロンボク島 地震





先月末からM6前後の地震が相次いでいた
これまでに計470人が死亡

インド・ケララ州 15日 記録的豪雨による洪水 「過去100年で最悪の洪水」









ウクライナ・キエフ 18日 洪水
地下駐車場や、ショッピングセンターでも被害







日本 ダブル台風



<水害時のハザードマップ発表>
江戸川区・江東区・足立区・葛飾区・墨田区 9割以上の家屋が床上浸水の想定










『地球が壊れる前に』原題:Before The Flood

「読書感想メモリスト2」内【環境・エコ】参照


2歳男児を発見した尾畠さん 「思い出探し隊」隊長に 人助け人生の原点とは?

2歳坊や「20分で発見」の「勘」生んだ 78歳有志の過去の経験

「2006年 当時66歳で鹿児島県から北海道まで歩く」
野宿をしながら、時には道端の野草も食べて歩いた





「宮城南三陸町で、ある女性が食事を差し入れてくれた」



尾畠さん:
「おこわをいっぱい炊いたのがあって、冷えてるけど温めて持ってくるから30分くらい待てる?」というんです
両手にレジ袋を抱えるくらいに持ってきてくれて

「その後、東日本大震災」



尾畠さん:
南三陸町は全滅じゃないかと思ったんですよ
なにはともあれ行こうと思って

その後、牧野さんの無事を確認、再会を果たした



「2011年 宮城南三陸町 思い出探し隊隊長に」









尾畠さん:
写真一枚一枚にも、その人その人の思い出があるから
毎日涙が出ない日はないくらい そんな感じでしたね

ボランティア男性:
ボランティアセンターのテントがずっと雨漏りしていたんですけど
尾畠さんが全部直してくれて
縁の下の力持ちと言うか、尊敬するところもある



ボランティア男性:
被災者の人のところに、自分が先頭を切っていくというより
その人のために裏でできることを陰でやっている



「広島呉市でも、ボランティア活動」





尾畠さん:
この前入った時と比べたら、ほとんど進んでいない状態
早く皆さんでお手伝いをさせてもらって
復興していただきたいなと一ボランティアとしては感じました

取材の際、尾畠さんの家には、この言葉が掲げられていたそう

「かけた恩は水に流せ 受けた恩は石に刻め」


サンマの漁獲量



北海道 根室市 花巻港 菊池船長:
量は去年の1.5倍~2倍くらいある だいたい20トンくらい

漁師の家族:少しでも値段が安く食べられるように











魚専門店 日沼社長:
去年の秋から今にかけて、水産業者などが倒産・廃業が10件ほどある

魚市場 本橋副店長:
今後はやっぱり1本200円台ですよね 売りたいのは売りたいです


職場の障害者虐待 17年度35%増で過去最多



賃金を払わないなどの経済的な虐待が最も多く全体の8割超
上司が暴言を吐いたり、暴行を加えたりするなどの心理的身体的虐待もある


厚労省:
「障害者虐待防止法」の周知などが進み、通報の増加に繋がったほか
障害者を雇用する一部の事業所が倒産し、賃金の未払いが多く発生したことも影響と分析

(これまでは、もっと闇に葬られて、泣き寝入りしていた方が多かったってことだね

“虐待の種類別では複数にわたる場合を含め、
 最低賃金より低い額で働かせるなどの「経済的虐待」(1162人)が最も多く、
 暴言などの「心理的虐待」(116人)が続いた。
 事業主から殴られるなどの「身体的虐待」を受けた人も80人に上った。

 精神障害があり、卸売業で働くある契約社員は採用面接で
「健常者なら時間給900円だが、障害者だから800円だ」などと不当な条件を示された。
 就労後、賃金の見直しを求めたが受け入れられず、
 労働局から改善の指導があるまで通常より低い賃金で働かされていた。

 厚労省は「障害者虐待防止法の周知が進んだことやハラスメント防止の意識が高まり、
 通報や相談が増えたと考えられる」と分析している。”


シリーズ 戦後70年 第4回 精神障害者の戦後 ―病院か地域か―@ハートネットTV


コメント

“漁業権の開放”で、日本の魚が食べられなくなる?@ビッグイシュー

2018-08-25 11:54:00 | 
【THE BIG ISSUE VOL.338】

この記事を読む前、日本の魚が食べられなくなるかどうかより、
すでにどこの海も、魚の乱獲で「魚が海から消えている」ほうが問題では?と思った
日本はすでに魚をたくさん捕り過ぎた

海に大量の網を仕掛けるから、それに引っかかって、ウミガメや、サメ、クジラなどが窒息死したり
ヒトの経済活動による「海水温度の上昇」でサンゴ礁が大量に死んだり
海の生態系もだいぶ崩れてしまった

全国のスーパー等には常にたくさんの魚介類が並び
私も最近時々行く回転寿司店にも、常にたくさんの魚介類が並び
わんこ、にゃんこのペットフードも、常に大量に並ぶ

これら大量生産・大量消費がつづくかぎり、どれだけ海が豊かだといっても、枯渇する日は近い
そうなる前に(もうすでに相当遅いけど)、私も含めて1人1人の意識を変えなければならない


日本の食卓から魚が消える?@週刊ニュース深読み


【内容抜粋メモ】

「漁業権」は、漁村にもともとあった「共用資源(コモンズ)」を守る仕組み

鈴木宣弘さん



規制改革により、「漁業権」を企業に開放する動きが進んでいる

鈴木さんは、伊勢志摩の半農半漁を営む家で育った

人々は、昔から海の恵みで生計を立てるだけでなく、
漁に出る時期、割り当てを話し合ったり、浜の掃除をしたりして
「共用資源(コモンズ)」を守ってきた

目先の利益追求に走れば、資源が枯渇し共倒れする


鈴木さん:戦後、こうした仕組みを制度化しようと、漁業法に基づいて儲けられたのが「漁業権」

都道府県知事が、漁家の集合体「漁協」に優先的に付与するもので、以下の3つがある

貝、海藻、魚類などの養殖を含む区画漁業権
貝、海藻などを獲る共同漁業権
大型の定置網漁を営む定置漁業権


鈴木さん:
漁場にはさまざまな形態の漁業が共存している
獲り過ぎ、過密養殖を防ぐため、話し合って、年間計画をたて、
何度も見直し、調整してきた

今、漁協、家族経営による経営は「非効率」として
一般企業にも開放しようという規制改革が具体化しはじめた

鈴木さん:
開放しなくても、マグロ養殖などではすでに企業が漁協の組合員になり
同じ立場で応分の負担をしているケースも多いのに
政府の方針は6月1日に決定された


予兆ともいえる東日本大震災の「ショック・ドクトリン」

鈴木さん:
宮城県では漁業の優先権を無視して、被災漁業者と水産業者の合同会社に特区を適用し、漁業権を付与した
カキの成育状況を考えて決めた出荷解禁日より早く出荷したり、
別の産地のカキを偽って販売し、地元ブランドを傷つけ、漁村のコミュニティも崩壊

まさに人の不幸につけこんだ「ショック・ドクトリン」の典型
しかも、会社は約4000万円の赤字に転落した

「ショック・ドクトリン」=惨事便乗型資本主義


漁業権を入札制にしたい政府

鈴木さん:
この方向性は、すでにTPP(環太平洋経済連携協定)でも出されていて
海外の企業が沿岸部を買い占めて「浜のプライベートビーチ化」を進める可能性がある
漁業権を中国に売り、沖まで漁に出なければなくなった北朝鮮のようになりかねない


日本にとって海は国境でもある
かつて、尖閣諸島には鰹節などの工場があり、200人以上住んでいたが
漁業の衰退が今の「領土問題」つながる要因になったと鈴木さんは言う

鈴木さん:
そうした事態を避けるため、スイスでは国境線の山間部
農家が農業を持続できるよう、所得のほぼ100%を税金で支えている

日本は、漁業所得の18%(2015)しかまかなわれておらず
農林水産業が補助金漬けというのは誤解

「ABC(生物学的許容漁獲量)」を科学的にはじき出すこと自体難しい
行政が違反者を取り締まるには膨大なコストもかかる
次には、売買可能になり、買占めが起きる

これはノーベル経済学賞受賞・オストロム教授が証明済み
中央政府がコントロールするより、共助システムに委ねたほうが
長期的・総合的にみて、資源管理コストも安く、持続に有効



共助システムを経済に組み込む
水産物の平均関税率は、4.1%まで下げられ、輸入に押されている

鈴木さん:
さらに「TPPプラス」(TPP以上の譲歩)による「自由化ドミノ」
関税が撤廃されれば、国産が輸入品に代わられる



アメリカ市民がTPPに反対した大きな理由の1つは「食の安全」
日本の輸入食品の検査率はわずか8%程度
認められていない添加物が次々検出されている

鈴木さん:
林業は丸太の関税がゼロになり衰退しはじめた
我々が気づいた頃には、国内の漁家、養殖家もいなくなっているかもしれない

「市場原理主義」は、自己利益を追求すればいいと言うけれど
それは平等に競争していることが前提

実際は「今だけ」「金だけ」「自分だけ」の「3だけ主義」の強い者が
政権と結びつき、自分たちに有利なルールをつくり、格差はますます拡大していくでしょう


筆:香月真理子





















***


「ビッグイシュー日本版 BIGISSUE JAPAN」

“1冊350円で販売。180円が販売者の収入になります。”

[ホームレスの仕事をつくり自立を応援する]
「ビッグイシュー」は、ホームレスの人々に収入を得る機会を提供する事業として
1991年、ロンドンで始まった 創設者はジョン・バード氏
住まいを得ることは、単にホームレス状態から抜け出す第一歩に過ぎない


[仕組み]
1.販売者は、この雑誌10冊を無料で受け取る
2.売り上げ3500円を元手に、以後は170円で仕入れ、350円で販売 180円を収入にする


[条件]
顔写真つきの販売者番号の入った身分証明書を身につけて売る
このほか「8つの行動規範」に基づいて販売している




【ブログ内関連記事】

「ボブとジェームズ、東京へ行く」@ビッグイシュー

「猫のボブが私をホームレスから一人の人間にしてくれた」@ビッグイシュー

『ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(A Street Cat Named Bob)』(2016 ネタバレ注意)



求む! オフィス・スペース!





「年間購読のお願い」@ビッグイシュー



売り切れていた316号もPDF版で購入可能にv





コメント