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フィギュアスケートGPシリーズ2018 フィンランド 男子フリー

2018-11-06 12:02:30 | フィギュアスケート
フィギュアスケートGPシリーズ2018

解説者:織田信成


●田中刑事(SP7位)



♪ウィリアム・テル序曲
4サルコウは転倒 1アクセル 次の4回転も2トゥーループに
足換えシットスピン ステップシークエンス 丁寧な滑り

後半、トリプルアクセル 1.1倍 3ルッツが単独に
3フリップ×2トゥーループに フライングキャメルスピン
3ループ 大きな手拍子に乗せて、運動会とかでよく聴くメロディでコレオシークエンス
コンビネーションスピン 悔しさいっぱいで首を振る
126.22 206.82

今ごろ気づいたけど、フィンランドだけにキスクラにムーミンがいる!
しかもスケート靴履いてる! かあいい! 会場にも売ってたりするのかな
ムーミンミュージアムとかもあるんだよね イイなあ





<後半グループ>

ゆづくんはイヤフォンで音楽を聴きながら熱唱中
それを冷静に見つめる影のような修造さん/爆






修造さんレポ:
多分皆さんも感じていると思うんですが、この気迫
これだけ大きな会場なんですけれども、自分に対して本当に集中してる
今見ていて、ピョンチャンオリンピックを思い出しましたね

彼はメダルを取った時にこう言ったんです
「幸せってものを全部捨てた」

4回転ルッツができない やりたいことができない
でも、その中で幸せを掴んだと言っていました
幸せをつかむためには、挑み続ける覚悟が必要だなと思うんです

モチベーションについても、本来なら2大会連続ですから
休むのがフィギュアスケートなんじゃないですか?

お:
そうですね 普通は何シーズンかおいて復帰したりという選手も多い中で
彼はやはりスケートが好きなので、挑み続ける、戦い続けるという道を
選んだんじゃないかなと思います

修造さん:
新しいルールというものに対しても挑んでるし、
フィギュアスケート自体にも挑んでるような気がします


リンクイン間際に、スケート靴のカバーを額に当てて
感謝するように見つめてからコーチに渡した



ほかの選手の紹介中も、カメラは定点のようにゆづくん釘付け
黒を基調とした衣装はプルシェンコをイメージ



<6分間練習>



修造レポ:
金メダルを取った後のモチベーション
羽生さんは「お客さんと共に戦っている」というのを常々話しているんですね
日本の皆さんにお伝えしたい

この会場、日本人の方々が4000人弱いるんです
寒い中歩いて会場まで来て、一生懸命応援している

羽生さんに聞いたら「この声援を鼓膜で感じている」と言う
鼓膜で感じながら、演技の力に変えている、一緒に戦っている
これが1つのモチベーションだと感じます

お:
やはりオリンピックを終えて、羽生選手を応援したいという方もたくさん増えたと思いますし
そういった声援の力は間違いなく成長の糧になっていくと思います

修造さん:
もう1つのモチベーションといえば、新しいルールに変わったというところですが
特に今回、曲がプルシェンコさんの♪ORIGIN ということですが、織田さんはどう捉えてますか?

織田:
尊敬というところと、きちんとプログラムとして完成させないといけないという
プレッシャーと両方あると思うんですよね
でも、タイトルを自分でつけたというのは、小さい頃からスケートが好きだったという純粋な気持ちで
このプログラムを楽しみたいということだと思うんです

修造さん:
今までの白を基調とした衣装ではなくて黒で行くと言う、今までない形を見せたい

織田:
オリンピックが終わったということで、どの選手も次の4年に向けて
また新しい自分を見せたいという気持ちは確実にあると思います


修造さん:
男子のフリーは、4分半から4分に少し減った中、
羽生さんも昨日試合が終わった後ですぐスコアを見て、
どのようにチャレンジすればよいか、どのように採点されているのか
ものすごく挑戦しているような形で新しいルールに向かっていますね

織田:
短くなって単純に楽になったかと思われるかもしれませんが
むしろ選手たちは、全ての要素において時間が少なくなった

4回転ジャンプを多く取り入れている選手は、助走や準備が短くなっているので
体力的にも大変だと思います

これまでで1番攻めているジャンプ構成もと思うので、どれだけできるかというところも挑戦になってきますね

修造さん:
どうしてもルールに操られてしまう選手が多い中で
彼自身がルールを操って挑んでいっている感じがします
6分間練習をこれまで何度も見ていますが
6分間全部を自分のために、最高の形で過ごしているというのを感じます

少し笑顔も見られ、6分間練習後は、リンクに触れて、なぜか拍手をしながらバックステージへ


●チャ・ジュナン(韓国 SP4位)



♪映画『ロミオ+ジュリエット』より
4トゥーループ 得意の4サルコウは転倒 3ルッツ×3ループ
ステップシークエンス 柔軟性のある動き フライングキャメルスピン
ゆづくんのロミジュリもまた観たくなった

コレオシークエンス トリプルアクセル×2トゥーループ
1.1倍 トリプルアクセル 3×1×3 3ループ
コンビネーションスピン またスピードに乗る
足換えシットスピン 情熱的に終わる 160.37 243.19 何度もうなづく


アナ:羽生選手は、記者に問われると「フィンランドはMy Origin」と答えました 原点回帰のプログラム

8月に初めて衣装に袖を通した羽生結弦



「黒! とうとうキタ! 黒がきた
 こういう衣装自体がないので、今までのプログラムで
 こういうカッコ良さに振りました、みたいな」



これまでは白を基調としたもの
敢えて黒にしたのは、ある夢を叶えるためだった





「自分が見ていたプルシェンコさんのイメージが黒と金というのが強かったので
 やっぱちょっとずつ夢を叶えてる感がハンパないw ちょっと嬉しいっていう」

嬉しそうな子どもみたいな笑顔

プルシェンコの存在は、プログラム選びにも大きな影響を与えていた
今シーズンのフリーは、プルシェンコの代表作♪ニジンスキーに捧ぐ と同じ曲を使ったもの





「この曲を聴きながら、真似したり楽しんでたりしていた自分がいたので
 プルシェンコさんの演技を尊敬しながら、リスペクトをちゃんと持ちながら
 その上でオリジナルのものを作れたらなとすごく思います」


●金博洋(中国 SP3位)



♪映画『トーク・トゥ・ハー』より
ボーヤンの真紅の衣装も新しいイメージ 4回転を4本入れたプログラム
4ルッツ フェンスに当たりそうになるほどの勢い
4サルコウは転倒 4トゥーループ コンビネーションならず
ハイリスク・ハイリターンながら挑戦し続けるのね
フライングキャメルスピン ステップシークエンス

アナ:自国開催の北京オリンピックに向かって、悔しさをぶつける4年間です

4トゥーループ×2トゥーループ これもフェンスぎりでこらえた
トリプルアクセル転倒 苦手っぽい 手を打ち、フラメンコ調に
トリプルアクセルなんとか単独 3ルッツ×3トゥーループ
足換えシットスピン コレオシークエンスはキレキレ バレエジャンプ
ピタっと止まるフィニッシュポーズ 悔しい顔 141.31 227.28

お:
ぶつかりそうでヒヤっとしましたが、ランディング姿勢を保ちました
4ルッツは素晴らしい高さ
その後は転倒が3回あったのでリダクションが4つくのでもったいなかった
(回数より増えちゃうの? 厳しいなあ!
フリーの曲も難しいけれども、決まればすごいカッコいいと思う


いつものように体をパンパンと叩いて、また靴のカバーに祈るような仕草の羽生結弦



ルーティンとして、ヒザを折ってから、プーさんにちょこっと触ってリンクに飛び出す

●羽生結弦(SP1位)



♪Origin
ゆづくんも座ったポーズから 男子で今の流行り? 風の音 4ループはなんとかこらえた
4サルコウは問題なし フライングコンビネーションスピン
ステップシークエンス プルシェンコになりきる?





3ループ 4トゥーループこれもヒザを深く折った形
ここで4トゥーループ+トリプルアクセルのシークエンスこらえた!

手拍子も速い! 3フリップ×3トゥーループ 1つ1つのジャンプに声があがる
カウンターからトリプルアクセル×1オイラー×3サルコウ イナバウア

コレオシークエンス ハイドロブレーディング 次々と展開が速くて追いつけない!
フライングコンビネーションスピン コンビネーションスピン ラストも座った状態のフィニッシュ
これは何点出る!? 荒い息をしばらく整える またリンクはプーさんでまっ黄色!














お:
4トゥーループが浮くかなと思ったけれども、あすこからトリプルアクセル跳べるのが羽生結弦ですね

ジャンプ構成をかなり前回から上げている中、コンビネーションなどの抜けもなく出来たのは
今シーズンの彼にとって大きな糧になるとてもいいフリーだったと思います

プルシェンコさんの演技を観て何回も曲を聴いているだけあって
非常に曲の解釈、テンポやリズムをよく捉えて演技していたと思う

4ループは回転不足になりそう 4トゥーループもやや回転不足ですね 点数が引かれてしまいます

後半のこの位置で4トゥーループ+トリプルアクセルを跳べるのは本当に凄いです
ほぼ助走なしで跳んでいますから あれで跳べるっていうのは本当に信じられないです

後半の演技構成は恐ろしいです カウンターからのトリプルアクセルも非常に難しい
しかもそこから3連続が一番最後にありますから 恐ろしい体力ですよね



もはや超人

ブライアンらと大きなハグ



スローで見たら、4トゥーループ+トリプルアクセルでガッツポーズ+ブライアンは久々一緒にジャンプ!w
まるで自分が跳べたように「どうだ!」って表情w





アナ:ちなみにフリーの今シーズン世界最高得点は189点台

190.43 今シーズン世界最高得点出た!! でもなぜか渋柿を食べたような顔
トータルは297.12 これも今シーズン世界最高得点だけれども、あとちょっとという仕草



本人としては、新ルールになっても、大レジェンド ジョニー・ウィアー×プルシェンコプログラムで
300点台を出したいんだな 今シーズンで見られるか?!


●ミハル・ブレジナ(チェコ SP2位)



♪I'm a Man ほか
この空気の中でモチベーションを保つのも至難の技だが、彼も表彰台を狙う
4サルコウ×2トゥーループ 高さがあった トリプルアクセルは転倒
3フリップ フライングシットスピン ソウルフルな曲で観客の声が入り、一転してブルースへ ステップシークエンス
GPファイナルに出たのは7年前

フライングコンビネーションスピン またスピードが上がる
3ルッツ トリプルアクセル×2トゥーループ これも高さがある
3×2×2 1本ずつ確実に決めていく 3ループ エアギターの入るコレオシークエンス
ロックのシャウトでカッコいいプログラム コンビネーションスピン
ギターを弾ききってフィニッシュ 大きく舌を出した

挨拶でも観客へのアピールが上手い 盛り上げ上手
リンクを去る時もエアギターを披露 自分でもノレるプログラムなんだな

お:
2トゥーループが3回あったので、最後の1本はゼロになる
コンビネーションジャンプはものすごい高さ
ジャンプの質がもとからいい選手

アナ:アメリカ大会で2位なので、今大会も表彰台に乗ればGPファイナルへの望みをつなげる

164.67PB更新 257.98PB更新 2大会続けて2位獲得でキスクラでもエアギター!




バックステージでは、2人のプーさん(失礼)と笑顔で話すゆづくん




男子の優勝は圧倒的得点で羽生結弦、2位ブレジナ、3位チャ・ジュナン
田中刑事は8位

結果を見て、喜ぶゆづくん こんなに素直に喜ぶ姿も久々見たかも



その横にインタビューブースがあって、興奮した修造さんは、
アナの声にかぶって、かつマイクもハウルほどの勢いww



インタビュー



修造さん:
羽生さんに来ていただきました 正直まずは♪Origin というより
新しい羽生さんが始まったっていうくらい、優勝おめでとうございます!

ありがとうございます
いや本当に新しいスタートがやっと切れたなと思います

修造さん:やっとってどうなの?

グランプリシリーズ初戦で勝つことが本当にできなかったので
やっと初戦勝ったなっていうのと、もちろん今までグランプリシリーズの初戦は
大体1週目の試合だったり、2週目の試合だったりということがあったんですけれども
そのもう1週間、もしくは2週間、しっかりと滑り込むことができたので
この結果に繋がったかなと分析しています


修造さん:
楽しみながらやりたいと言っていましたけれども、
正直終わった姿は、笑顔というより戦っている
自分と戦っているような顔でした

本当に今日は戦いでした
ループジャンプも思わしくなかったですし、
他のエレメンツも少しずつ思わしくないところがあって
足にもちょっと来てたんですけれども
まあなんとか戦い抜いたという風に思っています


修造さん:
後半の4回転トーループ+トリプルアクセル 世界初です! お客さんも一気に沸いた

いや、でも加点がつかなきゃ意味ないんで
次は加点がつくように頑張りたいと思います


修造さん:
あの、もうちょっと喜んでいただけません? すごいことやってるんですよ(ww

でもやっぱり、体操の内村さんとかも言ってますけれども
最後はビシッと決めないといけないと思っているので

決めてからが、自分の中ではスタートだなと言うか
自分の中で成功したと言えるようになると思います


修造さん:
その思いをロシア大会に向けて本当によろしくお願いいたします おめでとうございました!







<セレモニー>



国歌斉唱では、いつものように大きな口をあけて一緒に歌う






修造さん:
いやー素晴らしい 羽生さんはフィギュアと戦っている 自分とも戦っている
しかもその挑戦というのが、笑顔 これが素晴らしい!

織田:
その挑戦の一つでもあった4回転トーループ+トリプルアクセル
出来栄えでは減点がありましたけれども、しっかり決まりました

次はロシア大会
BSではエキシビションが放送されたのか


オリンピックが今年にあったって改めて思い出した
その後、あらゆる場所に引っ張りだこになりながらも
またこうして新ルールになってからの 新しいシーズン
それも初戦から世界最高得点て、どんなニンゲンだ!


羽生結弦、“鬼門”初戦で世界最高V…4回転半ジャンプ挑戦も視野「新しいスタートが切れた」
“次戦は16日開幕のロシア杯に出場する。
 年末の全日本選手権後には4回転半ジャンプ挑戦も視野に入れていることを明かした。

 左手を突き上げるフィニッシュポーズで、羽生は人さし指を立てた。
 勝利にこだわり、構成を変更した大会でつくったナンバーワンポーズ。

「やっと初戦で勝てた。アンダーローテーション(回転不足)とか、
 ふらついているジャンプも多々あった。いろんな課題があるけど、
 全部立てたことは大きなステップになった」。9季目で自身初のGP初戦優勝を飾った。

「4回転を入れつつ、3回転―3回転も入れつつ、アクセルも2回入れたいという
 欲張りなことを考えてしまったら、4回転トウループの後にアクセルを入れるしかないかな」と笑う。

 演技構成表からは2回転ジャンプの文字が消え、一人異次元をいく。
 ジャンプ偏重を防ぐためにルールが変わっても、羽生の強さは変わらない。

 4回転アクセルの練習は中断中。
「今、こんなことを練習している場合じゃないなと気づかされた。試合で勝たないと意味がない」

 現在は難しいプログラムの完成型を目指しつつ、年末の全日本選手権後の挑戦を視野に入れている。

「課題も見つかり、自分の心のともしびに薪を入れられた。今はロシアに向けてたぎっている」”


高橋大輔 現役復帰後公式戦初優勝 全日本切符獲得



“男子フリーで、10年バンクーバー五輪銅メダルの高橋大輔(32)は
 161・11点をマークし、合計244・67点で優勝。
 上位11人(友野一希を除く)に与えられる全日本選手権(12月、大阪)の切符も獲得した。
 14年ソチ五輪後に引退し、約4年ぶりの現役復帰。

「過去の経験は全く役立たないですかね。もう過去の体と今の体は全く違うので、
 今自分自身でこうやって新しいものを作っていかないといけないというのもあります」


 全日本選手権には、五輪2連覇の羽生結弦(23)、平昌銀の宇野昌磨(20)らが顔をそろえる。
 現在の代表トップに挑む同大会まで、ジャンプや表現面へさらに磨きをかける。”


西日本Vの高橋大輔 羽生&宇野と全日本で対決も謙虚「今回の演技では上に行けない」



“「全日本になってくると、羽生(結弦)選手、宇野(昌磨)選手、田中(刑事)選手、
 他にも実力者が来ると思うので、その中で戦っていかないといけない。
 まだ今回の演技では上にはいけないと思う」と謙虚に受け止めた上で

「少しでも上げられる部分は上げて、目標の(フリー)最終グループで演技する、
 その先にメダルが見えてくれば」と見据えた。

「予想以上に…全然できていないですね。もうちょっと楽に(力を)戻せるかなと思ったんですけど。
 気持ちはいい状態で過ごせているのに、それに体がついてこなくて」と苦笑いする。

「全く世界は見えていないですね。世界では通用しないと今の段階では思っている。
 とりあえず4回転跳べてからだな、と思うし、スピンなど他の部分をレベルアップすることも大事だなと思います」




山本草太くんが今週末のNHK杯出場も嬉しいニュース!

紀平梨花・山本草太が出場へ NHK杯フィギュア


コメント

フィギュアスケートGPシリーズ2018 フィンランド 女子フリー

2018-11-06 11:22:13 | フィギュアスケート
フィギュアスケートGPシリーズ2018

まずは羽生結弦のSP演技を振り返る
競技目線から離れて冷静に観て、1つ1つの動きにまったくムダがなく完璧な美しさを堪能
競技者であり、表現者でもある これがオリンピック2連覇の滑り

フリーは憧れのプルシェンコの曲を舞う





羽生結弦インタビュー:
プルシェンコさんにすごく憧れて使いたいとすごく思っていたプログラムなので
ちっちゃい頃の自分が見てたら嬉しいだろうなって思うようなプログラムになっています

白岩優奈は初のGPシリーズ表彰台を目指す


松岡修造×織田信成チーム

お:
今日の見どころは、やはり羽生結弦の4トゥーループ+トリプルアクセルのシークエンス
ものすごく難しい組み合わせのジャンプなんですけれども
これが決まれば世界で初めてということで
演技全体のジャンプの構成点もぐっと上がってくるので
どういった点数になるのか楽しみですね

坂本花織選手も2位に入ればファイナルへの道も開けてくるので十分挽回できます
白岩さんと一緒に表彰台に上って欲しい!


ウォーミングアップルームでは後ろ向きに走ってるゆづくん これはどういう効果があるのかな?
2年ぶりのGPファイナル出場、5度目の優勝がかかる



●本郷理華(SP11位)



♪ナザレの子
幾重にも重なったような凝った衣装 回転するたびにヒラヒラと生地が舞う
3フリップは単独に 3フリップ 3ルッツ なんだか自信なさげな表情
今年はこの大会のみの出場でファイナルを狙っているから余計にプレッシャーがかかるのか

フライングキャメルスピン ステップシークエンス 緊張感の中、慎重に滑る ダブルアクセル×2×2
フライングコンビネーションスピン 後半、ラスト3本が1.1倍

3ルッツ×2トゥーループ 3サルコウ 3トゥーループ
コンビネーションスピン コレオシークエンス 疲れは大丈夫か?
最後は手のひらを広げて、大きく天に向かって突き上げる

ショート、フリー揃えられたら、どちらもストーリー性のあるとても感動的なプログラム
105.48PB更新で笑顔 156.59

インタビュー



Q:いい演技ができましたが、振り返ってどんな気持ちですか?

細かいところの反省点はたくさんあるんですけども
今できることはやれたと思うし、大きな失敗なくフリーを終えられたので
少しほっとしていると同時に、また次に繋がる演技ができたかなと思いました


●坂本花織
♪映画『ピアノ・レッスン』より
振付師ブノワ・リショー:浜辺にいる孤独な少女の物語で、自分という人間を常に探し求めています



今日はいつもの勝負強さを出して欲しい 3フリップ×3トゥーループ成功
カウンターからダブルアクセル 3ルッツ きちんと修正してきたのはスゴイ
フライングシットスピン カモメの鳴き声 ステップシークエンス
静かなしっとりとした演技 3サルコウ 1つの流れになっている

後半、ダブルアクセル×3×2 3フリップ×2トゥーループ片手を上げて
コンビネーションスピン これはパーフェクトいけるのでは?

コレオシークエンス スパイラルで足をつかみそこねた
3ループがラストジャンプ フライングコンビネーションスピン よし!!
両手でガッツポーズ 今日は満面の笑顔 よかったあ この根性好きだなあ



お:
坂本選手の高さ、幅のあるジャンプがすべて決まりました
ジャンプは完璧 加点をもらうのに充分な質の高いジャンプ
ファイナルがかかったこの場面でこの演技が出来るのは本当に素晴らしいです

140.16 ホッとした顔 197.42 表彰台行けたらいいなあ

インタビュー



Q:昨日の悔しさを全部ぶつけましたね
全部やりきりました

Q:演技を終えた瞬間はどんな気持ちでしたか?
もう爽快感が凄かったですね

(アスリートはこの爽快感を味わうために、日々、地味な練習を繰り返しているといっても過言ではないね

Q:これからの選手の結果次第では、まだまだファイナルに望みを繋げるかなと思うんですけれども?
今日やるだけのことはやったので、後は人が決めることなので、待つだけです

Q:次に繋がる演技はできましたか?
フリーはできたと思います


●コンスタンティノワ(SP4位)



♪映画『アンナ・カレーニナ』より
メドベージェワの演じた曲を選ぶって挑戦してるな
3ルッツ×3トゥーループ手をあげて ダブルアクセル×1×3 3ループ
ステップシークエンス 柔らかい動き ダブルアクセル 入り方にも工夫がある
3フリップ×2トゥーループ手をあげる 3ルッツ片手を上げて
レイバックスピン・ビールマンスピン 優雅で、上品な雰囲気のある選手
イーグルから3フリップ手をあげて コンビネーションスピン クセのない滑り
コレオシークエンス 美しいフライングキャメルスピン
135.01PB更新 197.57PB更新


●アリーナ・ザギトワ(ロシア SP1位)
♪歌劇『カルメン』
「このプログラムがとても好きで、以前から演じたいと思っていました」

カルメンといえば伝説の女王カタリナ・ビットの代表作として有名
情熱的な魔性の女カルメンをビット以降も数多くの女子スケーターが演じてきた





シニアデビューの昨シーズン、ザギトワは「カルメンを演じたい」と熱望した
しかしコーチから「あなたにはまだ早い」と説得され断念



「今まで多くの選手がそれぞれの表現をしてきました
 私もまた違ったカルメンを演じたい
 情熱的で大胆で、でも新たなイメージです」



魅惑的な目力で始まった 大きな手拍子が起きる ブラケットからダブルアクセル
3ルッツ×3トゥーループ手をあげて 3サルコウ両手をあげて
カウンターからダブルアクセル フライングキャメルスピン美しい
悲壮な表情に変わり、コレオシークエンス

1.1倍 3ルッツ×3ループちょいつまった
3×2×2 3フリップ両手をあげて コンビネーションスピン
ほんとに大人っぽくなったなあ ステップシークエンスは笑顔 深いエッジ
フライングコンビネーションスピン 最後のポーズも写真のよう



お:演技全体はレヴェル4 すべてのエレメンツのつなぎに工夫がある

146.39 215.29 ものすごい悲鳴のような歓声がつんざいた/驚


●白岩優奈(SP2位)



♪展覧会の絵
最初からハツラツ笑顔 昨シーズンから滑りこんでいるプログラム
3ルッツ×3トゥーループ ダブルアクセル 高さはないが回転が速い
フライングシットスピン ステップシークエンス 大きく柔らかな動き

3フリップ ウォーレンからダブルアクセル フライングキャメルスピン
彼女もミスが少なくメンタルの強さを感じる コレオシークエンス スピードが落ちない

1.1倍 3ルッツ×3トゥーループ 3×2×2 軽々とジャンプするなあ コンビネーションスピン
ラストジャンプ3ループも決めて、彼女も満面の笑顔!

こうなると、SPの貯金が生きてくる 客席はほぼ日の丸

お:少し回転が足りないように見えるが自信に満ち溢れた表情で良かった

127.69PB更新 191.46PB更新したが現在4位
まだ出来るという様子 樋口美穂子コーチは納得の笑顔

インタビュー



Q:笑顔で演じて、笑顔で終わることができました 振り返ってどうですか?

正直、目標にしていた点数には届かなかったんですけれども
オリンピックチャンピオンの次に滑らせてもらえるっていう
貴重な経験をさせてもらえて、とても緊張していたんですけれども
目立つミスはなく終えることができてホっとしています

SP2位だっただけに、表彰台に乗れないのは残念


●ルナ・ヘンドリックス(ベルギー SP3位)



♪Diferente
GPシリーズデビュー戦 3ルッツ×3トゥーループ手をあげた
3フリップ片手を上げて ダブルアクセル 3ルッツ両手をあげて
コンビネーションスピン 最近はみんなキャンドルスピンが軽々出来る感じ

深いエッジでのステップシークエンス スピンもステップもSPはレヴェル4
メリハリのある動きと表情 1.1倍 3×2×1つまった
ダブルアクセル×2ここも小さくまとまった 3サルコウ

レイバックスピン・ビールマンスピン 絵に描いたようなスピン
コレオシークエンス フライングコンビネーションスピン 笑顔でフィニッシュ
回転不足もある中、128.05 191.22


女子は優勝ザギトワ、2位コンスタンティノワ、3位坂本花織入った!
アメリカ大会と合わせて2回表彰台 この挽回は素晴らしい

白岩優奈は4位で惜しい 本郷理華は10位 ザギトワとの点差も大きいし、どこを見直せばいいのかなあ



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