原作:小島直記
監督:蔵原惟繕
出演:
芳川一郎 長門裕之
加治英介 葉山良二
青山礼之助 森雅之
小泉鉄 深江章喜
久保一太 東野英治郎
久保秋子 稲垣美穂子
有村かづ子 渡辺美佐子
ほか
※「森雅之さん出演作まとめ」カテゴリー内に追加します
ラピュタに来るのは久しぶり?
と思い、今改めてブログ内検索したらひっかからない!
映画館は見たことあるけど、中に入るのは初めてだった?!
1階は喫茶というわけではなく待合室なのね
居心地の良い椅子と映画関連本
マルベル堂のプロマイドも売っている
劇場内は飲食禁止
全席自由席で開演10分前に番号札通りに呼ばれる
階段を上がって室内は狭いけれども平日でも満席/驚
前から3列目の端はものすごいスクリーンと近いけど
他よりスクリーンが小さいため圧迫感はない
本格的な社会派サスペンスは久しぶり
森さんがダンディに登場するシーンは
口笛を吹きたくなるほどカッコいいv
長門裕之さんはアウトローな役が多いイメージだが
やり手のサラリーマンに徹している
見れば見るほど桑田さんにそっくり!
俳優をやったらこんなだったろう
【内容抜粋メモ】(ネタバレ注意 セリフなどは曖昧な記憶の記録です/謝
大手の東邦造船は、相談もなく大幅な人員整理をしたため
労働者が会長・久保一太(東野英治郎さんハマってる)に直談判し
その間に入っておさめたことで気に入られる調査局の芳川一郎(長門裕之)
これを機に上司とともに、今、契約でモメている会社との交渉にあたってくれと命令される
契約前に作業を始めてしまったためにあらゆる部署が滞り
納期に間に合わないかもしれない事態にまでなっている
これに関わった木村という社員と
賄賂をもらった現場の男も車に轢かれて殺された
殺し屋・小泉を探偵のように探し出すイチロウ
木村の家で見つけたマッチ箱「黒猫」に行くと
ジャズバンド、女性シンガーも本格的なカジノクラブ
当時はこんなバーがたくさんあったんだろうか?
あ、日本では賭博は違法か
カジノのクラブを経営をしながら
ボクシングの興行主もしている加治英介
父は平凡なサラリーマンで
無実の罪をかぶって自殺したのを恨んで
産業界の黒幕・青山礼之助(森雅之)の片腕となって働いている
青山はカジにクボの娘・秋子と親しくなるよう命令する
ウェイターがわざとぶつかってドレスにドリンクをこぼし
裏に呼んで謝ると、すぐに小細工だと見抜く
カジとイチロウは学生時代からの親しい仲で
今回の件とアキコを巡って偶然再会する
互いが敵味方の立場なのを察して探り合う
イチロウの働きぶりを認めてアキコとの見合い話が来る
友人のよしみで「よしておけ」と忠告するカジに
「そんなことは知っている」とはねのけるイチロウ
そんな3人が黒猫で会い
アキコ:
みんな自由に生きる権利があるわ
奇妙な2人の友情に乾杯
イチロウの恋人で同じ部署で働く有村かづ子は「子どもが出来た」と告げる
イチロウ:
結婚の約束はしていない
早く処置しろよ って酷すぎる・・・
カヅコ:あなたも私もどこか間違ってる
カヅコはその後、投身自殺してしまい、新聞に大きく載ったため
アキコとの縁談は取り消される
社内でイチロウをやっかむ連中は
「これであいつも懲りただろう」と噂する
誰もが自分の敵に見え、廊下をふらふら歩きながら
カヅコが言った「あなたも私もどこか間違ってる」という言葉が
何度も頭の中に響く
(カメラの揺れ具合が本人の動揺を上手く表している
東邦造船の株主総会の前に、アキコの持つ40%を奪えと
カジに指示する青山
アキコは自分の車を運転して軽井沢の別荘にカジを連れていく
無理やりキスを迫ると怒って、得意のピアノを弾いて心を鎮める
カジ:君の肩書き目当てじゃなかった男が今までいたかい?
アキコ:
私がこんな暮らしに満足してると思って?!
私は父を憎んでいる!
私が何をしても、父の娘だからと言われる生活がどんなものか!
あなたの父はどうなの?
カジは惨めに死んだ父親の話を聞かせて
2人の心は通じ合い、本気で愛し合うようになる
今度はイチロウがアキコに「カジは君の株が目的なんだ」と明かす
傷ついてその場を去るアキコだが
カジの家に来て、株を渡し
アキコ:
すべて捨ててきたわ
私と一からやり直しましょう!
カジは株を持って、すぐに家を出て、青山に渡す
株主総会が円満に終わる寸前
カジはイチロウの話と自分が持っている帳簿が全然違っていると曝露して
大株主らは大騒ぎする
その間、青山はクボを訪ねて「2人で手を組もうじゃないか」と誘う
笑って断っていたクボも、株主総会が破綻した話を聞いて、条件を飲む
東野さんと森さん、大物同士のやりとりは見応えあり
高層ビルの屋上でタバコを吸うカジとイチロウ
イチロウ:
俺はサラリーマンとして生きながら
ビルに閉じ込められて生きる人々を嫌っていた
最近は恋人が言った言葉がやけに頭の中に響くんだ
お前ならまだやり直せる
そのまま走ってビルから身を投げる(ものすごい人形だったけど
カジ:バカ! バカ野郎!!
カジは青山の祝い酒を断り「もうこんなことからは一切手を切りたい」と言う
カジがアキコに惚れたと察して引き留めるが
固い決意が変わらないのが分かる
カジ:アキコさんの株の額をもらいたい
青山:
何?! 持ち主に返すなんて殊勝じゃないかw
私は君の父親の気持ちでいたんだよ
と言いつつ、小切手にインクをわざとらしくこぼして殺し屋を呼び
自分は部屋を出て、ジャズバンドの新曲を聴く
小泉:
いつかこうなると分かってた
オレがお前をヤルか、お前がオレをヤルか
消音銃を向けられ、汗を拭こうとハンカチを出すと
アキコの忘れていった真珠が落ちる
肩を撃たれるが、隙をついて銃を奪って小泉を殺し
バーで酒を飲んでいる青山の腹も撃つ
息絶え絶えに家に電話すると、アキコが出る
カジ:
君はまだいてくれたんだね
言いたいことがあるんだ
君が好きだよ
壁の網に引っ掛かる受話器
血で汚れた真珠のネックレス
親子のように重なって倒れる2人
*
肩やお腹を撃たれたくらいなら、病院に行けば治るのでは?
車内のボタンを押すと、ナンバープレートがいれ変わるのも面白いトリック
ボタンを押すと書棚が返って
奥に隠し部屋があるとかも外国のスパイ映画風
ライフルを構えて空砲を撃つ時
片眼をつむって構える森さんの姿も
ビシッと決まっている
「さすがイギリス製だ」と褒めて
「人を殺す道具だからこそ尊いんじゃないか」というような台詞がある
クレーが投げられて撃つ
日本にもこんな射撃場があるのか?と調べたら
ゴルフの練習場並みにあるのね/驚
互いの恋人の言葉が頭の中で響いて
平凡に幸せな生活を求めても届かない2人の
対照的な性格ながら通じる感情の変化も見どころ
最初、青山は労働者のために大企業を潰そうとしている正義の味方なのかと思ったが
殺し屋まで雇って、結局は私欲のためだったのか
彼もまた社会悪をひどく憎んでいる
イチロウも会長の生き方にに憧れつつ
「高層ビルに毎日吸い込まれて
奴隷のように働く人々を軽蔑している」と言う
みんな根底は似た者同士
いろんな人間が絡み合って
複雑なストーリーはよく掴めなかったが
4人の男女が2人の大物の駒として
使い捨てされていることに気づくまで
終始息を飲むピリピリとした空気が流れていた
ダークヒーロー役の葉山良二さんもなかなかの正統派な二枚目俳優
*
今回もたくさんのフライヤーをもらってきた
気になる作品ばかり
井浦新さん出演作が3本あったv
インスタなどで広告している『達人』のほか
『かそけきサンカヨウ』もなんだかよさげ
谷川俊太郎さんの映画まで/驚×5000
本人が元気なうちにドキュメンタリー映画化されるってステキ
・『マトリックス レザレクションズ』
これはナオキマンが推してた1本
映像より、この女性ヴォーカルの曲が気になる
監督:蔵原惟繕
出演:
芳川一郎 長門裕之
加治英介 葉山良二
青山礼之助 森雅之
小泉鉄 深江章喜
久保一太 東野英治郎
久保秋子 稲垣美穂子
有村かづ子 渡辺美佐子
ほか
※「森雅之さん出演作まとめ」カテゴリー内に追加します
ラピュタに来るのは久しぶり?
と思い、今改めてブログ内検索したらひっかからない!
映画館は見たことあるけど、中に入るのは初めてだった?!
1階は喫茶というわけではなく待合室なのね
居心地の良い椅子と映画関連本
マルベル堂のプロマイドも売っている
劇場内は飲食禁止
全席自由席で開演10分前に番号札通りに呼ばれる
階段を上がって室内は狭いけれども平日でも満席/驚
前から3列目の端はものすごいスクリーンと近いけど
他よりスクリーンが小さいため圧迫感はない
本格的な社会派サスペンスは久しぶり
森さんがダンディに登場するシーンは
口笛を吹きたくなるほどカッコいいv
長門裕之さんはアウトローな役が多いイメージだが
やり手のサラリーマンに徹している
見れば見るほど桑田さんにそっくり!
俳優をやったらこんなだったろう
【内容抜粋メモ】(ネタバレ注意 セリフなどは曖昧な記憶の記録です/謝
大手の東邦造船は、相談もなく大幅な人員整理をしたため
労働者が会長・久保一太(東野英治郎さんハマってる)に直談判し
その間に入っておさめたことで気に入られる調査局の芳川一郎(長門裕之)
これを機に上司とともに、今、契約でモメている会社との交渉にあたってくれと命令される
契約前に作業を始めてしまったためにあらゆる部署が滞り
納期に間に合わないかもしれない事態にまでなっている
これに関わった木村という社員と
賄賂をもらった現場の男も車に轢かれて殺された
殺し屋・小泉を探偵のように探し出すイチロウ
木村の家で見つけたマッチ箱「黒猫」に行くと
ジャズバンド、女性シンガーも本格的なカジノクラブ
当時はこんなバーがたくさんあったんだろうか?
あ、日本では賭博は違法か
カジノのクラブを経営をしながら
ボクシングの興行主もしている加治英介
父は平凡なサラリーマンで
無実の罪をかぶって自殺したのを恨んで
産業界の黒幕・青山礼之助(森雅之)の片腕となって働いている
青山はカジにクボの娘・秋子と親しくなるよう命令する
ウェイターがわざとぶつかってドレスにドリンクをこぼし
裏に呼んで謝ると、すぐに小細工だと見抜く
カジとイチロウは学生時代からの親しい仲で
今回の件とアキコを巡って偶然再会する
互いが敵味方の立場なのを察して探り合う
イチロウの働きぶりを認めてアキコとの見合い話が来る
友人のよしみで「よしておけ」と忠告するカジに
「そんなことは知っている」とはねのけるイチロウ
そんな3人が黒猫で会い
アキコ:
みんな自由に生きる権利があるわ
奇妙な2人の友情に乾杯
イチロウの恋人で同じ部署で働く有村かづ子は「子どもが出来た」と告げる
イチロウ:
結婚の約束はしていない
早く処置しろよ って酷すぎる・・・
カヅコ:あなたも私もどこか間違ってる
カヅコはその後、投身自殺してしまい、新聞に大きく載ったため
アキコとの縁談は取り消される
社内でイチロウをやっかむ連中は
「これであいつも懲りただろう」と噂する
誰もが自分の敵に見え、廊下をふらふら歩きながら
カヅコが言った「あなたも私もどこか間違ってる」という言葉が
何度も頭の中に響く
(カメラの揺れ具合が本人の動揺を上手く表している
東邦造船の株主総会の前に、アキコの持つ40%を奪えと
カジに指示する青山
アキコは自分の車を運転して軽井沢の別荘にカジを連れていく
無理やりキスを迫ると怒って、得意のピアノを弾いて心を鎮める
カジ:君の肩書き目当てじゃなかった男が今までいたかい?
アキコ:
私がこんな暮らしに満足してると思って?!
私は父を憎んでいる!
私が何をしても、父の娘だからと言われる生活がどんなものか!
あなたの父はどうなの?
カジは惨めに死んだ父親の話を聞かせて
2人の心は通じ合い、本気で愛し合うようになる
今度はイチロウがアキコに「カジは君の株が目的なんだ」と明かす
傷ついてその場を去るアキコだが
カジの家に来て、株を渡し
アキコ:
すべて捨ててきたわ
私と一からやり直しましょう!
カジは株を持って、すぐに家を出て、青山に渡す
株主総会が円満に終わる寸前
カジはイチロウの話と自分が持っている帳簿が全然違っていると曝露して
大株主らは大騒ぎする
その間、青山はクボを訪ねて「2人で手を組もうじゃないか」と誘う
笑って断っていたクボも、株主総会が破綻した話を聞いて、条件を飲む
東野さんと森さん、大物同士のやりとりは見応えあり
高層ビルの屋上でタバコを吸うカジとイチロウ
イチロウ:
俺はサラリーマンとして生きながら
ビルに閉じ込められて生きる人々を嫌っていた
最近は恋人が言った言葉がやけに頭の中に響くんだ
お前ならまだやり直せる
そのまま走ってビルから身を投げる(ものすごい人形だったけど
カジ:バカ! バカ野郎!!
カジは青山の祝い酒を断り「もうこんなことからは一切手を切りたい」と言う
カジがアキコに惚れたと察して引き留めるが
固い決意が変わらないのが分かる
カジ:アキコさんの株の額をもらいたい
青山:
何?! 持ち主に返すなんて殊勝じゃないかw
私は君の父親の気持ちでいたんだよ
と言いつつ、小切手にインクをわざとらしくこぼして殺し屋を呼び
自分は部屋を出て、ジャズバンドの新曲を聴く
小泉:
いつかこうなると分かってた
オレがお前をヤルか、お前がオレをヤルか
消音銃を向けられ、汗を拭こうとハンカチを出すと
アキコの忘れていった真珠が落ちる
肩を撃たれるが、隙をついて銃を奪って小泉を殺し
バーで酒を飲んでいる青山の腹も撃つ
息絶え絶えに家に電話すると、アキコが出る
カジ:
君はまだいてくれたんだね
言いたいことがあるんだ
君が好きだよ
壁の網に引っ掛かる受話器
血で汚れた真珠のネックレス
親子のように重なって倒れる2人
*
肩やお腹を撃たれたくらいなら、病院に行けば治るのでは?
車内のボタンを押すと、ナンバープレートがいれ変わるのも面白いトリック
ボタンを押すと書棚が返って
奥に隠し部屋があるとかも外国のスパイ映画風
ライフルを構えて空砲を撃つ時
片眼をつむって構える森さんの姿も
ビシッと決まっている
「さすがイギリス製だ」と褒めて
「人を殺す道具だからこそ尊いんじゃないか」というような台詞がある
クレーが投げられて撃つ
日本にもこんな射撃場があるのか?と調べたら
ゴルフの練習場並みにあるのね/驚
互いの恋人の言葉が頭の中で響いて
平凡に幸せな生活を求めても届かない2人の
対照的な性格ながら通じる感情の変化も見どころ
最初、青山は労働者のために大企業を潰そうとしている正義の味方なのかと思ったが
殺し屋まで雇って、結局は私欲のためだったのか
彼もまた社会悪をひどく憎んでいる
イチロウも会長の生き方にに憧れつつ
「高層ビルに毎日吸い込まれて
奴隷のように働く人々を軽蔑している」と言う
みんな根底は似た者同士
いろんな人間が絡み合って
複雑なストーリーはよく掴めなかったが
4人の男女が2人の大物の駒として
使い捨てされていることに気づくまで
終始息を飲むピリピリとした空気が流れていた
ダークヒーロー役の葉山良二さんもなかなかの正統派な二枚目俳優
*
今回もたくさんのフライヤーをもらってきた
気になる作品ばかり
井浦新さん出演作が3本あったv
インスタなどで広告している『達人』のほか
『かそけきサンカヨウ』もなんだかよさげ
谷川俊太郎さんの映画まで/驚×5000
本人が元気なうちにドキュメンタリー映画化されるってステキ
・『マトリックス レザレクションズ』
これはナオキマンが推してた1本
映像より、この女性ヴォーカルの曲が気になる