花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

ニセコへ紅葉狩り

2009年10月21日 | 「北海道内旅行」登別・定山渓・洞爺・函館・道東・三笠・旭川・道北・奥尻島他
一昨日、畑の友人3人で秋のドライブを楽しんだ。
車の運転は私の役目で、行き先はオーストラリア人が好きなニセコ方面だった。
(冬、積雪が多いニセコには、幾つものスキーの本格的なゲレンデがあるが、雪質がパウダー状なので、南半球のオーストラリア人にとってとても魅力的なのだそうだ)
またニセコには、日帰り登山ができる山が幾つかあるため、私にとっては50代の後半に、札幌から幾度となく通った思い出の地域でもあるのだ。
今回は素晴らしい晴天に恵まれ、途中の美しい紅葉に歓声を上げながらの楽しいドライブとなった。

途中、大滝のきのこ村で、名物きのこ汁100円を食べながら休憩。
それから名水の里、京極町の「ふきだし公園」に行って羊蹄山の美味しい湧き水を飲み、紅葉を鑑賞。
ここには大きい容器を幾つも持って、水を汲みに大勢の人が訪れていた。札幌から来る人も多いのだと言う。(写真①)

次に羊蹄山(標高は1898mあり、蝦夷富士とも呼ばれている美しい山である)の裾野を回り込むように西に走って、真狩町の登山口に行って見た。
丁度、中腹から上は雲に覆われ、頂上を見ることはできなかった。②(写真の左側にある道路の奥が登山口)
この時期、夏山シーズンの賑わいとは違って登山者のテントや車は見当たらず、僅かに小鳥の声だけが聞こえていた。
私は、数年前の9月に一人で6時間かけて登山した経験、水場がないので必要な水は2L以上持たなければならない事、険しい場所は無いけれど、とにかく時間が掛かる事、などを話した。
今回は3人で登山口から20m位登っただけだったが、初めて来たと言う友人達には好評だった。

  ①  ②

それからニセコ町に行き、駅前温泉「綺羅の湯」で入浴した。
月曜日だったので客は少なく、ゆったりと温泉に入れた。また、レストランで食べたランチもなかなか美味しかった。
出発する前に、向かいにあるニセコ駅に行って見た。
チロル風の駅舎の外③にもホームにも④南瓜の飾りつけがしてあり、小さいけれど洒落た雰囲気の駅だった。

  ③ ④

温泉からは山道「パノラマライン」に入り、私がかって登山した秋枯れのニセコアンヌプリ山、チセヌプリ山、しゃくなげ岳などを見ながら、くねくねとした道路を北の岩内方面に向って登って行った。
途中、広い竹やぶ「大谷地」を通り、神仙沼入り口まで行ってから戻った。(大谷地周辺は、春の竹のこ採りシーズンには警察が出動する位、人と車で賑わう場所だ)
途中の山は、すっかり葉を落とした灰白色のダケカンバ(岳樺)の林に覆われていた。緑に覆われていた夏山の景色とは全く異なるその幽玄な姿に、私たちは本当に驚いた。

帰路、ニセコの道の駅で小休止の後、再度、大滝のきのこ村に寄り、きのこを買ってから帰って来た。
友人達との初めてのドライブは、景色もおしゃべりも温泉も本当に楽しかったので、また来年、ドライブをしようと言って分かれた。





コメント (2)
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