伯母は数年前より耳が遠いが、最近は「緑内障」ですっかり目も悪くなり、昨年辺りからTVをほとんど見なくなった。
所がNHKから3月、今年も2ヶ月毎に2,690円、年間にすると16,140円になる放送受信料の請求通知が来た。
3週間前に行った時に伯母にその通知書を見せられて相談されたので、早速NHKに連絡をした。
すると、案内係りに「例え見ていなくても、TVが設置されているなら支払って下さい。」と言われてしまった。
「放送法」では、見ているかどうかに関係なく、TVが設置されていれば自動的に放送受信料を払わなければならないのだ。
それで一昨日行った時に、もう1度電話をかけた。
「お客様番号‥‥‥の伯母の事で電話をします。高齢で耳が遠く、目も悪くなったので、TV受信機を先日、私の家に引き揚げました。今後、受信料はどうなりますか。」と。
すると電話の向こうの方が、「TVがなくなっても、他にパソコンなど、TVが受信可能な器具はないですか。」と言うのだ。
「伯母は高齢なので、パソコンなどは持っていませんし、この先、目や耳が良くなることは考えられません。」と答えると、「では、受信契約解約の申請書を送りますから、必要事項を書いて送り返してください。」と言われた。
勿論、目が悪いので、用紙は私の所に送ってもらい、伯母に代わって私が解約手続きを行う事にした。
これでTVの件も一件落着し、伯母にはとても喜ばれた。
差し当たり私は、伯母のボランテア・マネージャーという事になるのかも知れない。
あれこれ用事を済ませ、少し話をしていたら、3時間半があっという間に経っていた。「また来るから。」といっていつもより早めに帰宅した。