《プールジュ》
リヨンから北西380kmのところにあるロワール地方の町プールジュまでは、3回の休憩を挟みながら約5時間のバスの旅となった。
窓外には牧草地と農地がどこまでも広がっていて、フランスがヨーロッパの農作物生産国だということを改めて確認させられた。
面白い事に、のんびりと草を食べている牛の大半は、真っ白い毛の肉牛だった。山羊や綿羊も見かけた。
本当にのどかな田園風景だったが、不思議なことに北海道で見かけるような立派な牛舎はなかった。(走るバスの窓越しに写した写真①を拡大すると、左側に白い牛がいる)
多分、気候が温暖なので、家畜を年中、草地で放し飼いにしているのかも知れないと思った。それなら経営コストが低く済み、製品を安く供給できるに違いないのだ。
日本にもフランスからチーズ他の乳製品が輸入されているが、パリのスーパーで見たカマンベールチーズは、日本の半額で売られていた。
①
プールジュは、ロワール川の支流のイエーヴル川に沿って発展した町で、古代ローマ時代、カエサルがガリア戦記に書いた紀元前50年頃の時代に開かれたようである。
この町では、世界遺産、サン・テチエンヌ(プールジュ)大聖堂を訪れた。
1198年に着工された大聖堂はゴシック様式で作られ、37.1mもの高さの天井と多くが13世紀に作られたという繊細なステンドグラスが見事で、誰でもが厳かな気持ちにさせられる空間だった。②③
イエスキリストを抱く聖母マリアの座像の後ろにあるステンドグラスからは、柔らかな明るい光が射しこんでいた。④
② ③
④
リヨンから北西380kmのところにあるロワール地方の町プールジュまでは、3回の休憩を挟みながら約5時間のバスの旅となった。
窓外には牧草地と農地がどこまでも広がっていて、フランスがヨーロッパの農作物生産国だということを改めて確認させられた。
面白い事に、のんびりと草を食べている牛の大半は、真っ白い毛の肉牛だった。山羊や綿羊も見かけた。
本当にのどかな田園風景だったが、不思議なことに北海道で見かけるような立派な牛舎はなかった。(走るバスの窓越しに写した写真①を拡大すると、左側に白い牛がいる)
多分、気候が温暖なので、家畜を年中、草地で放し飼いにしているのかも知れないと思った。それなら経営コストが低く済み、製品を安く供給できるに違いないのだ。
日本にもフランスからチーズ他の乳製品が輸入されているが、パリのスーパーで見たカマンベールチーズは、日本の半額で売られていた。
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プールジュは、ロワール川の支流のイエーヴル川に沿って発展した町で、古代ローマ時代、カエサルがガリア戦記に書いた紀元前50年頃の時代に開かれたようである。
この町では、世界遺産、サン・テチエンヌ(プールジュ)大聖堂を訪れた。
1198年に着工された大聖堂はゴシック様式で作られ、37.1mもの高さの天井と多くが13世紀に作られたという繊細なステンドグラスが見事で、誰でもが厳かな気持ちにさせられる空間だった。②③
イエスキリストを抱く聖母マリアの座像の後ろにあるステンドグラスからは、柔らかな明るい光が射しこんでいた。④
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