花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「メキシコ」の旅(3)

2014年11月19日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ
≪初日の行程・「メキシコシティ」に着いて≫ 

9日の朝4時に起床して軽食を採り、朝1番のJRで新千歳空港へ。
7時50分の成田空港行きANA便に乗った。成田空港には9時半に到着。
その後、ツアーの集合時間の午後1時半まで、家から持って行った軽食を食べたり、空港内の銀行で円を「メキシコペソ」に両替する。銀行の交換手数料を入れて「1ペソ=10.44円」だった。

15;25発の「メキシコシティ」行き「アエロメヒコ航空機」は、ほぼ満席に近かった。飛行時間13時間の予定の所、12時間で首都の「メキシコシティ」に到着した。
「メキシコ」は日本との時差が-15時間なので、到着は同日9日の12時20分だった。

機内で書いた「入国書類」とパスポートを手に入国審査に向かったが、私は書類の初日のホテル名を間違えたため、それに=を付け、隣に正しいホテル名を書いたのを所持していたら、最初に見た男性係員が「これでは駄目だから、書き直しなさい。」と言って、同じ用紙をくれた。
慌てて全ての項目を書き直し、女性審査官の前に行った。試しに=が付いているから駄目だといわれた最初の用紙を出して見た。するとその係官はOKで事無入国できた。一貫性が無いので不思議だった。

標高2240mの午後の「メキシコシティ」は晴天で、気温は20℃以上あった。
大分前から聞いていた世界有数の大気汚染の町を予想していたが、随分改善されていて、インドの「デリー」程ではなかった。
ガイドブックによると、これには1989年に「大気汚染対策総合計画」が策定されて、日本の「国際協力銀行」も市に協力して植林事業、トロリーバスの導入、地下鉄整備などを支援して来たのだという。

しかし、水道水には嫌な匂いがしていて飲むことはできなかった。スーパーで清涼飲料水1.5Lは11ペソだった。食料品には消費税は無く、他は10%だと聞いた。

現地ガイドの説明では「車が沢山走っているが、この国は車優先社会なので、十分に注意するように」と言われた。何でも「メキシコ」には自動車教習所が無く、免許証は個人が買い、運転技術は個人で覚えるのだという。凄く恐ろしい国だと思った。


(大勢の人と車が行き交う町中)※バスの座席横の窓ガラスに何故か網目が入ったシートが貼ってあったため、ボケた写真になった。悪しからず…


(旧市街で客を待つ三輪車)

そのまま世界遺産「メキシコシティ歴史地区」の観光をしてからホテルに向かった。就寝したのは午前1時だったが、24時間+15時間=39時間という長い長い一日がこうして終ったのだった。


(空港で見かけた3人の子どもを乗せる乳母車)


(独特なデザインの大きな二階建て観光バス)
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「メキシコ」の旅(2)

2014年11月19日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ
≪無事に帰国したが、寒さに震えている≫

皆さん、ただ今!

予定通り17日早朝、13時間飛んだアエロメヒコ航空機が成田に着陸した。
地下に降りて京成電鉄羽田空港行きに2時間弱乗って、羽田発11時のスカイマーク便に乗り継ぎ、12時40分に新千歳に帰り着いた。

新千歳空港の気温は5℃だと機内アナウンスがあったが、20時間前まで「カリブ海」と「メキシコ湾」の境界に面したメキシコ「カンクン」の気温30℃以上の町に居たので、北海道の冷たく肌を刺すような空気に身体がこわばった。
千歳市の後方に聳える「樽前山」などの山頂は雪で真っ白だったが、どこを見ても地面には雪が無かった。

我が家に着くと沢山咲いている庭の薔薇が、色褪せて萎れていた。
居間の気温は10℃だったので、早速灯油ストーブを点火した。(夜12時まで焚き続けたが、留守中、家の構造物が冷え切っているため、やっと20℃に上がっただけだった)

早速隣家に帰国報告をしに行ったが、留守中は強風、大雨、雪と、毎日季節の変わり目の荒れた天候が続いていたらしい。
「庭木や薔薇を皆ちゃんと囲って行ったから、被害は無かったようですね。」と言われた。
いつもながら留守中、我が家を見守ってくれる近所の方達には感謝した。

昨日は、朝は-1℃、昼の最高気温も4℃までしか上がらないので、食料品の調達に車で買出しに出ただけだった。
とに角寒さが身に染みるので、気候に慣れるまで暫くは重ね着をして凌ぐ事にしたい。

帰国早々、安倍内閣総理大臣の「国会解散」や「10%消費増税据え置き」発言、株価が不安定など、国内は揺れ動いているが、私自身はいつもの事ながら、帰国したその日から留守中撮り貯めて置いたTV番組を必死で見ている。

ところで今回は、出発前日に内科医に処方された抗生剤と風邪薬を3度々々服用しながらも時々咳と痰に悩まされたが、「メキシコの旅」自体は思いがけず素晴らしい旅だった。
世界遺産の多くは、マヤ、アステカ文明が残した「ピラミッド」と、スペインからの独立運動を記録した絵画などだった。
「ピラミッド」は、エジプトのそれとは異なる構造をしていてまだ謎だらけだと言うが、中米に確かに存在した天文学に通じた民族の高度な文明に触れる事ができて感動した。

また、「メキシコ湾」と「カリブ海」の接点にある「ユカタン海峡」の沿岸に面した規模が大きなリゾート地「カンクン」では、私にとって今まで経験した事がないようなゆったりとした贅沢な体験をすることもできた。

写真は首都「メキシコシティ」の旧市街である。これから少しずつ、旅日記を綴って行こうと思う。








コメント (7)
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