花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「メキシコ」の旅(11)

2014年11月29日 | 海外旅行「中米」コスタリカ・メキシコ
≪世界遺産「チチェン・イツァー遺跡」①≫

旅の5日目は、「メリダ」のホテルで朝食後、バスで走ること2時間、マヤの遺跡の中で最大の「チチェン・イツァー遺跡」に着いた。



ここはユカタン半島の中心地として栄えたらしく、6世紀からマヤの特徴を示す遺跡が建造された「旧チチェン・イツァー遺跡」と、10世紀に入って中央部で栄えていた「トルテカ」文化と融合した時代に建造された「新チチェン・イツァー遺跡」の二つの時代の遺跡が残されていた。


先ず「旧チチェン・イツァー遺跡」からみる。
かなり石が崩れ落ちそうな状態になっているピラミッド型の①「高僧の墳墓」②「カラコル(天文台)」③「尼僧院」が代表的な遺跡だった。

①「高僧の墳墓」基台だけが残存していたが、「蛇頭」が綺麗に残っていた。



②「カラコル(天文台)」
古代マヤの天文台で、高さ13mある上の丸いドームに開いた3つの窓で天体観測をしていたと言われている。
南の窓は真南を向いている。西南の窓からは、月没の最北線をみる。西の窓からは、春分、秋分の日没と月没の最北線が正確に見えるという。
また、9mの高さがある台座の正面は、真西から27.5度北にむいている。この方向は金星が北に沈む方向と一致している。
こうしたことから、千数百年前に生きていたマヤ人は、月、太陽、星の運行を観測して、正確な暦を作る高度な知識を持っていたのだ。



③「尼僧院」と傍の「エルアカブ・ジブ」
高さ20mの台の上に個室が沢山ある。積み上げた石が崩壊している所もあった。ガイドは階段跡だと言った。
石の間に生える草を2人で取っている職員がいた。草を放置すると、根が張って遺跡を破壊して行くからだろう。

 

「エルアカブ・ジブ」は、何をする建物なのかな。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする