花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「カナダ」の旅(10)

2015年06月15日 | 海外旅行「北アメリカⅢ」カナダ

≪6日目は「ヨーホー国立公園」観光≫

空気が澄み部屋が広くベッドもキングサイズでアメニティも素敵な「フェアモント・シャトー・レイクルイーズ」ホテルで、朝靄がたなびく「ルイーズ湖」と「ビクトリア山」「ビクトリア氷河」を目に焼き付けた。
湖面に昨日あった氷は、ほとんど溶けてなくなっていた。
山や氷河が綺麗に写っている鏡のような湖畔で、仲間のご夫妻と互いに写真を取り合った。楽しかった。



6日目は「ヨーホー国立公園」を巡る予定で、バスはホテルを9時に出た。
「ヨーホー」とは、先住民の言葉で「驚異」「畏敬」の意味なんだとか。

最初に向かったのは「ルイーズ湖」から南に10km程の場所にある「モレイン湖」だ。
「モレイン」とは、氷河が作り出した土砂が堆積した所だ。
岩が多い遊歩道を10分程登り、展望台に行った。途中、2箇所で「ナキウサギ」を発見した。一匹は岩場の高いところで日向ぼこをしているらしかったし、もう一匹は直ぐに岩の隙間にある巣穴に姿を消した。
「ナキウサギ」は北海道の大雪山地域、特に私が前に登った「ユニ石狩岳」の岩場にも沢山いて、氷河時代の生き残りだと言われている稀少動物である。
私達以外は誰もいない静かな展望台で、眼下に見た静まり返った真っ青な湖と周囲にモレイン、その背後に建ち並ぶ「テンピークス」の山々が絵の様に美しかった。



       

次に比較的大きな湖「エメラルド湖」(標高1300m)に行った。
ここも「ルイーズ湖」を発見した「トム・ウイルソン測量技師」が発見したという。

到着する頃には天気が良くなり、日が差して気温も高くなった。南東に聳えるのは「バージェス山」(標高2572m)だが、丁度逆光で上手く写真を撮れなかった。
駐車場からモレインでできた中島に橋が渡してあったが、「橋の半分は車専用部分」で人は歩くことができなかった。知らない人がそちらに入り、車の運転手から注意されていて可笑しかった。



         



ガイドがここは黄色い「西洋かたくり」が群生していると話すので、皆で湖畔の遊歩道を散策しながら草むらを探した。
あった。何だ、我が家にもある花友さんからもらったのと同じだった。
ここでは「グレイシャー・リリー」(氷河の百合)という素敵な名前で呼ばれているそうだ。日本のかたくりは薄紫色なのだとガイドは言っていた。
                    

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする