花好き・旅好き80代北国女性の日記(ブログ開設18年目)

趣味はガーデニングと家庭菜園、外国旅行だが、新型コロナ禍と膝の不調、円安が重なり、今は外国行きは見合わせている。

「カナダ」の旅(9)

2015年06月14日 | 海外旅行「北アメリカⅢ」カナダ

≪5日目午後 「バンフ国立公園」≫

「コロンビア大氷原」の観光後は、隣接する「バンフ国立公園」に向かった。
途中、氷河が溶けて幾筋もの流れになっている岩肌があった。「ウイーピング・ウオール(すすり泣く壁)」という名が付いていた。

           

やがて高速道路「アイスフィールド・パークウエイ」の最高地点2070mの峠を越えて駐車場で降りた。気温が今までよりも低いように感じた。
駐車場の前後に聳える山に圧倒された。「ウイリングダン山」(3374m)と「パターソン山」(3197m)だ。


     



そこから徒歩5分程で「ペイトー湖」を見下ろす展望台に着いた。「パターソン山」を背景に真っ青な色をたたえた湖だったが、表面2/3程はまだ氷に覆われていた。「ナキウサギ」が日向ぼっこをしていた。



      

雲が厚くなり小雨が振り出した。
「ペイトー湖」から峠を下り「へクター湖」に沿って進んで行くと車窓から「クロウフット(烏の足)氷河」が見えて来た。かっては烏の足先3本の様に見えた氷河が、今では2本になっていた。



      

この日のホテルは、「ルイーズ湖」の湖畔に建つ「フェアモント・シャトウ・レイク・ルイーズ」だった。
聞くと「カナダ太平洋鉄道」の測量技師だった「トム・ウイルソン」が、「ビクトリア山」(標高3464m)と「ビクトリア氷河」その手前に佇む美しい「ルイーズ湖」を1882年に初めて発見したらしい。
その後、ホテルが建設され1900年に開業した。この115年間で増改築がなされ、今では贅を尽くした客室数550室のこのホテルは世界的に有名なリゾートホテルとなっているのだ。
食事も美味しかった。
ここに1泊できたことは、今回の旅の良い思い出となった。



      



 



コメント (2)
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