≪「アルバニア」観光≫②
朝8時にホテルを出発したバスは、「アルバニア」の「ベラート」を目指して南西に向かった。間も無く国境に出た。
バスを止め、添乗員氏がパスポートを集めて運転手と共に事務所に向かった。すると小型のギターの様な2弦の楽器を片手にした高齢男性がバスに乗り込んで来て、1分間程その楽器を弾いた。
事務所の壁には手づくりだというその楽器が数個立てかけてあり、1個10€(日本円で1400円)で売るという。ツアー仲間数人が楽器を見に行き、結局7個も売れたのだった。必ずバスが30分近く止められるので、それを利用した観光客相手の商売だった。この楽器は、その後覗いた土産物店でも売っていた。
国境を無事に越えて「アルバニア」に入った。巨大な陸橋があった。また「アルバニア」側の「オフリド湖」が見えて来た。
今までの国と違って道路がひどく悪い。未舗装の所や簡易舗装が傷んだ道路が続いた。インフラ整備が遅れている事が分かった。
10分後にガソリンスタンドでトイレ休憩をした。その前の山の傾斜地に見えたのが、前回写真を載せた「トーチカ」だった。スタンド前から見えたのを数えたら12個あった。
途中の山は、石灰岩でできていた。この国は石灰とセメントが生産されているそうだ。
また促成栽培をしているらしいビニールハウスが建ち並ぶ畑も見えた。「アーモンド」の木が芽吹きだしていた。花は桜に良く似ている。
そして、朝出発してから4時間後に、ようやく世界遺産都市「ベラート」に到着した。
どの建物も屋根に水を入れる「タンク」が備えられていた。聞くと上水道の設備が無いので、水屋から水を買って「タンク」に入れてあるのだそうだ。
また、隣同士の集合住宅の壁がくっ付きあっていた。建て増しをしたのだろうか。
先ず狭い石畳の坂の途中にあるレストランに向かった。向かいに小さい雑貨店があり、そこから出て来た子どもに写真を撮らせてもらってチョコレートを上げた。
昼食後、バスで郊外の「ベラート城」に向かった。
国名は知っていましたが、さてさてどんな国なんだろう?
次回を楽しみにしてますよ。
この楽器はチフテリでしょうか!?
弦が2本の楽器、セルビア、マケドニア、アルバニア等、バルカン地方の踊りの写真でよく見ます。
どんなメロディを奏でられたのか、興味津々です(*^▽^*)
いつもコメント有難うございます。
私も名前しか知らない国でした。しかも「アルバニア」は最近まで鎖国をしていたこともあり、情報が伝わり難かったこともあったのでしょう。
独立独歩の社会主義体制はもう変わりましたが、興味が湧きましたね。
いつもコメント有難うございます。
この2弦楽器は、「チフテリア」(iftelia)だそうです。結構良い音で、1人で2個も買った人もいました。
オスマントルコの影響がありそうですね。
さすがガチャピンさんです。