数日前、札幌から友人が3年振りに来宅した。
来るなり何処となく沈んだ顔をしていて、あまり元気そうでない事に気がついた。
詳しくは話さなかったが、彼女の兄弟の1人が最近、死去したのだという。どうやらうつ病に陥っている中で、突然としか思えない自死だったらしい。
彼女は、その死を、近くにいて防げなかった自分を責めていると嘆くのだ。
私は、人が死を選ぶには、他の人には分からない微妙な気持ちの変化や高揚感があった筈なので、自分を責めない方が良いのでは、というのが精一杯だった。
そして、そんな悲しみに打ちのめされているのにもかかわらず、良く私の所に来てくれたねと感謝した。
私なりに精一杯の気持ちで昼ごはんを作り、一緒に食べ、薔薇が咲き誇る庭を見てもらった。
3時間ほど色々近況を話し合った後で、また来るからと言って帰るという。
私は急いで菜園から、彼女が好きだというパセリ、サンチュ、ほうれん草を多めに採り、ビニール袋に入れて渡した。
今回は人の気持ちに寄り添うことの難しさを、また感じさせられた友人との再会だった。
①「修景バラ」
背が低く、横に張り出すように伸びる枝に、中位の大きさの花が次々とかたまりあいながら咲く。真っ赤なので目立つが、花持ちはあまり良くない。
②「ボータローズ」
白っぽいピンク色で外側と内側の濃さが異なる。すっきりしていてとても目立つ花だ。花持ちが良い。
① ②
淡いピンク色のバラ、なかなかいいですね。
今日は、伊豆も、時折、激しい雨が降ってきます。
ソナタ様のバラ園は、種類も花の景色も素晴らしいものですね。
以前、ニュースで見たのですが、我家の庭を、一般に開放して、花を鑑賞して貰うのですが、料金を頂いて、それを寄付するのだそうです。
良い案だなぁと思いました。
ソナタ様もバラ園を解放された如何ですか。
今回の豪雨、遠方から心を傷めています。そちらの被害はいかがでしたか。
一昨日、友人に電話をしたのですが、少し明るい声を出していました。また来るそうです。
ピンクの薔薇、いいでしょう?私も好きなんです。
伊豆の花さん、お早うございます♪
こちらも2日間、結構な雨が降りました。
バラ園を開放している方の話をいただきましたが、私の庭は狭くて、確かに薔薇の本数は多いのですが、道路側から丸見えなので、皆さん、見て行かれますよ。
近隣地区で数軒、開放している方々も居ますが、色々なもの(花の株やプランターなど)が無くなるそうで、懲りて閉鎖した方もいるそうです。
なので私は「ウェルカム」なんて、まだ表示していません。でも奥まで見たい方にはどうぞと声を掛けています。
そうなんですか・・・持って行ってしまう人がいるんですねぇ。
善意を正しく理解できない人は、悲しい人生を送っていると思います。
ソナタ様のお庭の花は、通りすがりの人々の心に、潤いを与えてくれているのですから、観られた方々は幸せですね。
世間には心無い人も少なくないのかも知れないですね。
昨日近所の花友が来て、道路淵の珍しい宿根草をショベルで掘って持っていかれたと悔しそうに話していました。(その方は、私の所へ来るとあれが欲しい、これが欲しいと言うので差し上げていますが)
今朝は小犬を連れた女性に、「ここの庭を見るのが楽しみで、いつも通っています」と話しかけられました。嬉しかったです。