存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

Fleet Foxes + Sun Giant / Fleet Foxes

2010-11-12 21:29:24 | album f
ジャケットを含めて存在を知っていましたが、手にしなかったアルバム
元春レイディオショーで決めました。
アルバムは、今回はデビューシングルの5曲も入っている日本盤を買いました。

ヴォーカルのRobin Pecknoldを中心としたシアトルのロック・バンド

ジャケットは、16世紀を代表するネーデルランド絵画の巨匠ブリューゲルの「ネーデルランドの諺(The Netherlandish Proverbs)」(画中では、人々の生活を舞台に様々に繰り広げられる諺や格言の場面が80種類以上)とのこと。


日本盤なので歌詞もスラスラ読めるため、歌詞の内容が良いなと思います。
恋愛ソングでないものが心地良い。

ロビン・ペックノールドは
ジャンルはフォーク、ポップ、合唱音楽、ゴスペル、バロック、サイケデリック、宗教的なハープ歌唱、ウェスト・コースト・ミュージック、アイルランドから日本に至るまでの伝統音楽、映画音楽などからヒントをもらってこようとしているし、シアトルのミュージック・ファミリーが作る音楽からもインスパイアされている
とコメント
ymoや坂本龍一をはじめ、様々な民族音楽を聴いてきた僕としても、不思議と馴染みのある音楽のように感じられて、一気に惹き付けられています。コーラスを除いていけばKAMA AINA(青柳拓次)っぽくもあったりするかもしれない。

1. Sun It Rises
コーラスが美しい、様々な楽器が鳴っていて楽しい。
「夜の中に僕を引き止めておいてくれよ」というのは、あまり無い歌詞かも。

2. White Winter Hymnal
後を追いかけて行くようなメロディー、リズム
「祝福の大地」と日本語タイトルは書いてある

3. Ragged Wood
アップテンポになった。声が伸びやかに響く余韻が良い。

4. Tiger Mountain Peasant Song
エンディングの歌声が素晴らしい。アリスの「音の響き」のベーヤンのようでもある。

5. Quiet House
死を想起させようとして書いたものらしい。

6. He Doesn't Know Why
放浪生活者を見つめた眼差し

7. Heard Them Stirring
ハミングのよう。インスト。

8. Your Protector
ケーナのような尺八のような
「君の保護者」
歌詞は変な感じなんだけれど、曲調はアンデスぽさもあって良い感じ。

9. Meadowlarks
このタイトルはマキバドリのことらしい。ハミングバード(ハチドリ)も歌詞に出てきます。
曲もなかなか面白い

10. Blue Ridge Mountains
ジョージア州に広がるアパラチア山脈の支脈であるブルーリッジ山脈
兄のことを歌っているが、歌詞はやや難解かな?
曲は少し哀愁もあるけれど透明感がある

11. Oliver James
歌詞は難解です。訳詞を読んだ方が難しいかも。
ギターで始まり、ウーウと声が聴こえ始めて歌に入っていくが、この歌詞は何が言いたいのか?よく解りません

これ以降がシングルです。
12. Sun Giant
琴線に触れる高音の弦楽器が気持ちよい

13. Drops In The River
このアルバムにしては珍しいおそらく男女の恋愛の歌です。
曲調はこれも心地よいなあ。何だろうなあ、最後の音の楽器・・

14. English House
「君が裸足でブライトンへ歩いて行く」
コーラスから入って様々な楽器が共鳴して
気持ちよくて寝てしまいます♪

15. Mykonos
元春レイディオショーで紹介された曲です。
やはりスティングぽさを この曲は感じます。
ギリシャのミコノス島に出かける 太陽が君の生み出した大混乱の影を追い払ってくれるかも

16. Innocent Son
これも歌詞は難解かな

17. False Knight On The Road(Bonus for Japan Limited)
ボーナストラックだけど歌詞は省略されている。
まあ、感じの良い曲です。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする