1000円未満で10枚160曲
最近、各地の民謡をよく知らないこともあり、何度か民謡の上手な人の歌を聴く機会があっても、洋楽以上によく知らない。丁度良いものがあって喜んでいます。
自分の中の原風景のようなものを民謡に感じる時があるのは、幼少のころの体験も大きいだろうし、日本という社会にいて、そういうものを主なものとして扱ってこなかったようなことも気になっているからだと思う。
最近のNHKのEテレで教授の「スコラ」や南野陽子が出演している番組があるが、以前は、学校の音楽の授業でも、TV音楽番組でも、伝統的に伝わる音楽や地域にありふれていた音楽について触れることも少なかったし、友人との話題も民族音楽的なジャンルで話す程度で、「この曲が良いから」と聴いてみたいと思うほどのこともなく、日常の中でよく耳にする音やリズムでもなくなっていた。
「伝統音楽」「和の音楽」
みんなの感覚はどんなもんだろう?
この10枚CDは良いのですが、
ただ
歌詞カードとかなく、ディスクのみ。
プロの地元の演奏家たちのようです。
ディスク:2(青森編)
1. 津軽じょんがら節(唄入り)
女性ヴォーカルと三味線
2. 津軽山唄(唄入り)
尺八で始まる
ハイーハイっという声とともに男性ヴォーカルの歌が始まる。
3. 津軽よされ節(唄入り)
速めの三味線と男性ヴォーカル、小太鼓の音も。
4. 俵つみ唄(唄入り)
明るく楽しげで、ストリングスやドラムが入っていて、素朴な民謡という感じではない。
5. 弥三郎節(唄入り)
太鼓と三味線がいくつか重なる感じで心地よい始まり。笛も入って女性ヴォーカル。
6. リンゴ節(唄入り)
三味線と太鼓で刻みよく。女性のヴォーカル。どっこいどっこいどっこいな。
7. 八戸小唄(唄入り)
ノリの良い 八戸だけに舟歌のリズムなのか?
女性ヴォーカルと三味線と太鼓にストリングスも入ってるかな?
鶴さん亀さんという歌詞のあたり面白い
8. 津軽甚句(唄入り)
三味線と太鼓、女性ヴォーカルに笛
チャチャチャン
9. ホーハイ節(唄入り)
尺八で始まる。男性の高い歌声、ファルセットに転じるテクニックは凄い。
すっきり気持ち良い。
10. 津軽小原節(唄入り)
力強い三味線で始まる。男性ヴォーカルに太鼓。
切れよく 三味線でよく聞く チャラチャラチャチャランが聴けて嬉しい。
11. 道中馬方節(唄入り)
ハイハイノーの掛け声 笛
モンゴルっぽい。
12. 鯵ヶ沢甚句(唄入り)
男性のヴォーカルに少しエコーがかかったような感じで録音されている。笛と太鼓と三味線。
白神山地のある日本海に面した地域。
13. 十三の砂山(唄入り)
ストリングスで始まる。琴も入ってるかな。
男性の艶のあるヴォーカル。
14. 津軽木挽唄(唄入り)
笛で始まる
はー木挽
はーひかりこん?合いの手が面白い。
15. 津軽あいや節(唄入り)
三味線の楽しげな演奏で始まる。
女性ののびやかなヴォーカルと太鼓
16. ナオハイ節(唄入り)
複数の女性のヴォーカルと三味線が細かく、笛と太鼓
合いの手も変化。