存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

NUUAMM : NUUAMM

2014-12-10 21:26:06 | album n
青葉市子とマヒトゥ・ザ・ピーポー(GEZAN)のユニット「NUUAMM(ぬうあむ)」
“夜をぬう 朝をあむ”

青葉市子に夢中になって、はや2年

「彼女の声は、歌というより物音で、川の流れる音とか、風で枝がしなるときの音にも、きこえたりするので、ふしぎです。」と小説家の朝吹真理子さんが表現しているのと同じことを感じている。

MAHITO THE PEOPLEは良く知らないけれど、青葉市子の作詞作曲の3曲に二人共作の2曲は逃せない。

「お互いが持っているもの、ただそこにあったものを縫って、編む」
とのこと
「砂場」で遊ぶようにアルバムを作る目的もなく、戯れている間に自然と出来た感じに近いようだ。
だから、このアルバムを聴いていると、そういう二人の自然な感じに嫉妬する気になるのかもしれない。

こちらにインタビューあり

ビニールシートを破るとハードな紙質の歌詞カードが6枚と紙のCDケースが筒状のカバーに
扱いにくい・・・


Jacket artwork:近藤聡乃

1.さっぴー
MAHITO THE PEOPLEの作詞作曲
二人の歌声で始まる。なんだか羨ましい。
最初から最後まで二人がフルで歌いきるポップな曲。
ゆったりとした。リズムの音も良い感じ。
SAPPYって?
最後は電話で話す声

2.もうみどり
青葉市子 作詞作曲
クラッシクギターとヴォーカル
ヴォイスの効果音的な音、ハーモニカ、ピアニカ?シンセの音も少々。
何だか不思議な浮遊感のある曲

3.時間の墓場
MAHITO THE PEOPLEの作詞作曲
メインのヴォーカルもMAHITO THE PEOPLE
ぼやーんとした感じの歌
エコーもあって

青葉「完全に“ここ”ではないよね。それは“十三月の甲虫”というレーベルの名前にも関係してるし、“五つめの季節”(「時間の墓場」)という歌詞もそうなんだけど、半分透けているような存在のなかにNUUAMMはあるんだろうなとも思っていて。」

4.なつばくだんふゆだるま
MAHITO THE PEOPLEと青葉市子の作詞、青葉市子の作曲
青葉市子のヴォーカル 可愛い。ポップな曲 クラップ
英語歌詞になるとMAHITO THE PEOPLEのヴォーカル
途中から二人の歌

5.冷光のまゆ
MAHITO THE PEOPLEの作詞作曲
MAHITO THE PEOPLEのヴォーカル、ギター
このヴォーカルの感じは何だろう・・・昔聴いた誰かの曲で感じた時と似た青春の痛みを感じる。

6.れい
青葉市子の作詞、MAHITO THE PEOPLEと青葉市子の作曲
渋い感じでギターと鳴っている音。
ここで無い何処か この感覚 青葉市子の息遣い
魅力的な曲
エンディングはサイレンのようでもあり、呼吸で終わる

7.鬼ヶ島
青葉市子の作詞作曲
青葉市子らしい曲。
MAHITO THE PEOPLEも歌う。サンプリングされている雷鳴とか風とか

青葉:長野県でマヒトと対バン・ライブをやったときに、瓦レコードというレコード屋さんで出来たんですね。2階から女鳥羽川を見ているときに歌詞と曲を作ったんですけど、そのときにちょうどマヒトが散歩から帰ってきて。

マヒト:ふーん。

青葉:で、「今書いた曲なんだけど」って聴かせたら、「いいね」って。

マヒト:うん、いい曲だった(笑)。


8.深海の人
青葉市子の作詞作曲
「深海」とMAHITO THE PEOPLE
青葉市子のギターと歌
MAHITO THE PEOPLEの吐く息
ふいに涙が溢れてくる 市子さんの歌声

MAHITO THE PEOPLEがスポークン・ワーズ


9.真夜中のテレビ
MAHITO THE PEOPLEの作詞作曲

MAHITO THE PEOPLEの時々震えるヴォーカルとアコースティック・ギター
ゆったりと良いグルーヴが出ている。



歌詞よりもアルバム全体から滲み出てくる感覚に
既にアルバムを連続して三度目を聴いています♪

コメント
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