存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

10年後この木の下で : 森恵

2016-01-10 00:33:34 | album m


2014,2,19発売 セカンド・アルバム
初回封入特典:「10年後この木の下で」 本人手書きコード譜
は折りたたんであります。

歌詞カードはカラー写真入りの冊子だけれど、少し文字が小さい。

レビューですが
あくまでも自分のメモです。

1. はじまりは涙 (album version)
アコースティック・ギター
森恵の歌声が始まるのを今か今かと待ちわびる
弾き語り 魅力がいっぱい詰まった一曲

不安だらけ 傷ついても 進んでいく
はじまりはいつも泣いていた
あなたがいてくれたから

2. 風の吹く方へ
バンド演奏で
凍えそうなこの街で 未来へと風が導いている
励ましの歌

3. 君の街まで
バンドにフォーンも入って
クラップ系のリズムが印象的
夏になり 自転車で君と走り続けたい
ポップな歌

4. 路上の鳥
松井五郎の作詞、寺岡呼人がギターや編曲で参加。
ストリングスも入って
過去の自分、この先、今 自分の位置を確認するよう

なにもない広い空に 羽根を広げて試してみたいんだ

5. 冬の約束 (album mix)
THE BOOMの二人がバンドメンバーに
ストリングスとピアノ、ドラムのリズムに揺れながら
「あなたが好き」の歌声に反応する

あなたが好きです
これから試練があっても二人の世界を作っていこうね

6. 確固たるもの
松井五郎と森恵の作詞、ギターに寺岡呼人
サックスは山本拓夫

ギロっぽい音も

生きぬくんだ
闇を照らし続ける

というった歌詞のように、強い意志を全面にしなやかに歌う
良い感じだけど
一般には受けるかな?

7. ゆずり葉
山田ひろし 作詞、中村中 作曲
ピアノは中村中
チェンバロとハープにストリングスでデラックスな曲の厚み

青いまま 微笑むようにして 散っていく

おそらく死別なんだろうな
避けられない人との別れの思いのような重い悲しみに向き合う想いを感じる

8. 愛せない人
ストリングスとピアノ

なんて素敵な歌なんだろう

歌詞を読むと、別れたあなたを愛したほど他の誰からも愛せない
これからも、あなたも愛していく
別の誰かと結ばれても、胸の奥にあなたがいる


9. 工場の月
ピアノとヴォーカル
バンドとチェロが入って

変わりゆくこの街で 変われない私

どこにも見えない私の場所探してる

独りの力で歌って生きてきて、こういう心境になることってあるんだろうなあ。
それは他の世界で暮らしている人にも通じるものがあると思う。

10. 10年後この木の下で
アルバムタイトル曲

頑張れるのは きっと帰る場所があるから
10年後も笑えたら良いね 私たちの心の中の故郷

同窓会を重ねると、こういう思いにもなる。


11. 限りあるもの
松井五郎・森恵の作詞

ヴァイオリン、ドラム、ピアノの印象強く

どうして心は答えを求めるんだろう
どうして僕らは自由を求めるんだろう

歌詞も良いと思います。

きっと彼女の側で弾き語りを聴いている人は
もっと歌っていて欲しいって思うだろう。

コメント (2)
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