存在する音楽

ジャンルに関係なく良いと感じた曲は聴く
誰かの心に存在する音楽は
実際に音が鳴っていない時にも聴こえてくることがある

目覚めて

2010-05-08 06:20:30 | 日常
U.K.の下院総選挙で、ハングパーラメント(宙ぶらりんの議会)という聞きなれない状態になり、
ギリシャの財政危機・政治の動揺やリーマン・ショック以降の世界経済の停滞と重なり、EUは更に混迷している。
日本の民主党の連立政権も混迷し、オバマ政権も当初のリーダーシップも失われつつある。
中国の動きが国際社会に与えるインパクトは大きくなっているが、日本の将来にどの程度明るさを見出せるかは見えてこない。

当初の期待感
希望
フェアなモラル
良いところ取りをしていても、当然期待はずれのものになり、
誰かに託しているだけでは実現しない。

でも悪いことばかりではない。

パワーバランスの中で不幸で不合理なことは沢山あるけれど
愚かな人類は
最終的に大切な倫理観を知っていながら、欲望のエネルギーに突き動かされながら
過大なものは共生の範疇を超えて
あるものは破滅し、あるものは活性化する
ガラパゴス諸島の現存する生物の在り様は他人事ではない。

変化するものが生き残ることができる
とダーウィンが言ったとされるが、
環境に生き残れる変化をして、
大切なものを大切にしながら淘汰されずに幸せに人生を送れるのだろうか?

今朝、久しぶりにスピーカーから流れてくる音を体に受けて、
まるで音楽の岩盤浴のように聴いているのは
out of noise /坂本龍一
心に染みる音楽です♪

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2 コメント

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Unknown (hide3190ymo)
2010-05-23 09:20:29
うん、社会の不合理は沢山あるけれど、同じところをグルグル回りながら、良くなったり、悪くなったりしているようでも、本当は少しずつ良くなっていくのではないかという気がします。

実際、奴隷制社会→封建制社会→絶対王政→資本主義→民主主義と、長い時間をかけて社会が進化していくのだと思います。

ガラパゴス諸島が、世界遺産に指定された後、観光地化されて、生態系に大きな影響を与えているようですね。私が旅行した竹富島でも小笠原諸島でも、環境破壊につながるから、世界遺産にしてほしくない、と民宿の方々は言っていましたよ。
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Unknown (存在する音楽)
2010-05-23 09:56:24
地元ではないものが移動することで生態系が破壊されてしまう。
国内の淡水生物を別の場所に利用したり
国際化して貿易の物資や観光客やバラスト水に混入する「地元ではないもの」が従来の生態系を破壊してしまう。

ある価値観では良くても
感知していない生態系では、良いと思っていた価値観を維持できなくなる事態が発生してしまうことになるかもしれません。
共生社会の竹富島や小笠原諸島では、その危機感が敏感に感じられるんでしょうね。
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