意見の対立

田んぼの周囲の草刈りを終えたオジサンも、今日から「イボリタテ」に参戦した。

夫婦仲良く作業ができればこんな幸せな光景は無いのだが、そんな日ばかりが続く訳ではない。
「雨の日が続いても大丈夫なように、田んぼの周囲全部をやるべき」というオバサンと「水はけの悪い部分に限定すべき」というオジサンと意見が対立した。

この種の対立は日常茶飯事で、二人の生き様や人生観の違いから来ているもの。
テストで100点を目指すか60点で十分とするかの違いに似ている。

オバサンの遣り方が安全確実であることは分るが、そのために余分な稼働と時間を費やすかも知れないことがオジサンには気に食わない。



田んぼの土手に咲いていた沢桔梗。
この花が好きなオバサンは写真を見て「実物の良さが撮られていない」と不満顔だった。