霜後桃源記  

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日本一

2007-09-11 18:52:35 | 景色
一関に「隠れたる日本一があるのを知っているか?」と訊かれて返答に窮したことがあった。
平泉~一関間を結んでいる東北新幹線の高架橋が日本で一番長いのだという。
その高架橋を走る電車を写そうと遠くから来るマニアもいるのだそうな。
一度写真で紹介しようと考えていたところ、昭穂さんが昨日撮影したものをHPに掲載していたので借用することにした。

(遠くに見えるのが一関の街並み)


何故にこんなに長い高架橋をJRが建設したかというと、この場所が先日の台風でも話題となった有名な洪水地帯のため。
岩手県を縦断して流れて来た北上川が一関から宮城に抜ける直前に川幅が急に狭くなるため、大雨になると流れきれない水が一関・平泉地区の平野部に逆流して溢れ出し、洪水が発生する。
その対策として「遊水地事業」が進められており、一関市と平泉町にまたがる1,450haの区域に、本堤と小堤により3つの遊水地を建設している。
洪水になった場合に遊水地内の被害に留めようという狙いで、遊水地内は大きな湖のようになり新幹線は湖面を走る仕組みとなる。

「湖面を走る電車」は見た目はカッコよさそうだが乗ってみたいとは決して思わない。
しかし、記憶を紐解くと過去に何回かは経験しているはず。
それを思い出しただけでも気持ちが悪くなる。
コメント (6)
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