洪水

一関が洪水に見舞われている。
今回の雨の量は先日の台風の時よりも格段に少なく、磐井川もあまり増水しなかった。
しかし、上流にある盛岡周辺が大雨による洪水騒ぎとなったので、必然的に北上川は一関で氾濫する。
我が家は、中山間地にあり北上川とも10kmぐらい離れているので、川の氾濫による洪水の心配は全く無いが、遊水地内に田んぼを抱える叔母のところが心配だった。

先日の台風では穂までは冠水しなかったと喜んでいたが、今回は完全に水没してしまったという。
昼近く、叔母の案内で遊水地の堤防の上から初めて被害状況を目の当たりにして息をのんだ。
稲刈りを間近に控えた一関最大の穀倉地帯が水の下となっていた。
産直の生産者仲間も居るが被害農家の「断腸の思い」はいかばかりか。

(今朝の地元紙。18日午前7時の模様)


(昭穂さんの昨日のHPより借用)


(新幹線は今日も平常どおり運行)


(昨日はハウスの屋根だけがかろうじて見えたという)


(いつもより水の引きが遅く、米の品質低下が心配される。)


(水の中から穂が見え出した田んぼ)