霜後桃源記  

安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係

2009-03-01 20:07:20 | 山菜
先日紹介した土手の急斜面を利用したバッケ(フキノトウ)栽培のように、中山間地のハンディを強みに変える布石を打っているものは他にもある。
木材としての価値が殆んどなくなり「資産」ではなく「死産」化しつつ里山をタラノキ林として活用しようとするのもそうだし、日当りが悪く作物が育たない土地でミョウガを栽培しようとするのもその一環だ。

いずれも環境作りさえしてやればその後は手がかからず「収穫するのみ」なので野菜に較べるとコストも稼働もグンと少なくて済む。
なおかついずれも「野菜よりも高価格で良く売れる」というのが強み。

タラノキについては既に理想形に向って着実に進展しているし、ミョウガは昨年に引き続き今春も第二弾として数箇所に移植するつもりでいる。
バッケについては今年からスタートとなるが、これも繁殖力が強いので数年で理想形を実現できるものと思っている。


(午後から雪との予報で、栗駒山の頂上は朝から雲に隠れていた。しかし、午後になっても雪は降らなかった)

「減反政策」で4割の田んぼが遊休地となっていたがこの三年ですべて畑として活用済みなので、今回の取り組みが成功すれば保有する土地をすべて有効活用できることになる。

バッケ、タラノメ、ミョウガを畑の野菜と同じ感覚で毎日収穫できたら最高だ。
そんな「夢」は描いているだけでも実に楽しい。
コメント (5)
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