先日の紅葉見物の際に訪れた胆沢ダムは地元で「小沢ダム」とも称されていることから、その建設に小沢一郎が
大きく貢献していることは想像に難くない。
若くして自民党幹事長を経験し「壊し屋」との異名を有し、ヒール役が板に付いてしまった政治家に期日前投票
で「清き一票」を投じて来た。
反体制、反自民を標榜する身としては、二人しか立候補者がいなければ消去法で投票先が決まるのは必然のこと。
その小沢先生の功績に敬意を表し、胆沢ダムについて紹介したい。
(ダム上流)
胆沢ダムは、岩手県奥州市の北上川水系胆沢川に位置し、洪水調節、河川環境の保全等のための流量の確保、
かんがい用水・水道用水の供給、発電を目的としている。上流約2kmに位置する石淵ダム(昭和28年度完成)に
代わり我が国最大級のロックフィルダム(岩石や土砂を積み上げて建設する型式のダム)として2013年に完成。
(ダム下流)
堤高132.0mは東北地方に建設された多目的ダムの中では最も高く、堤体積は全国第2位・堤体長は国内最長723mの
全国屈指の巨大ダム。
完成に伴って「日本で最初に着手されたロックフィルダム」石淵ダムは完全に水没することになった。
(HPに掲載されているライブカメラ。2017年10月21日17時16分。小雨模様か或いは霧か靄か?)
このダムは一関の遊水地における「北上川の洪水抑制」にも大きく貢献している。