安心、安全と美味しさへのこだわり
そんな「こだわりの農業ブログ」を毎日更新
主役の妻は生産部長、夫は営業部長兼雑用係
「冬場の仕事」として懸案事項にノミネートしつつ、手が回らないまま春を迎えるパターンが
ここ数年続いている。
冬場と言っても「1~2月の二カ月間だけ」と短いのだが、秋から年末の繁忙期を終えて
「ホッ」と気を緩めてしまうと、「アッ」という間に1月下旬となる。
そして、2月を迎えると「積雪で仕事が出来ない」等を恰好の言い訳材料にしている内に
3月を迎え、春の繁忙期がスタートしてしまう。
そんな悪循環を払拭するつもりで新年を迎えたつもりだったが、残念ながら今日までの
ところは「例年の轍を踏む」形となっている。
「籾殻の山」を片付けるのも冬場の仕事の一つだが、手つかずのままとなっている。
その山の中腹でタコが「日向ぼっこ」しているように見えるが「左に非ず」で、獲物が
姿を現すのをじっと待っている。
秋の最終草刈りを「手抜き」した「長く高い土手」が数カ所残っていた。
放置すると春の草刈りの際、草刈機に枯草がまとわりついてトラブルを引き起こすことから、
「野焼き」ならぬ「土手焼き」をして枯草を退治することにした。
今なら、平地に未だ雪が残っているので延焼の心配が無く、また、多少風があったが「焼き尽くす」
には好都合だった。
写真の土手が一番上手く焼くことが出来たが、北斜面の土手は未だ乾いていないため殆ど燃えなかった。
空気が乾燥する春になってからでは危険なので、その前に再挑戦するつもりでいる。
「ヘソ大根用の串が足りなくなった」と生産部長から「竹取り」の要請があった。
営業部長兼サポート部長としては直ぐに対応せざるを得ない。
近くの竹藪で竹を切って軽トラに積んで戻り、鉈で90cmの長さに裁断して
150本ほどの串を用意した。
ヘソ大根用の串はホームセンターで調達したプラスチック製も一部利用しているが、
「軽さと強さのバランス」で竹が数段優る。
その竹が近場で簡単に手に入る「地の利」を活用しない手はない。
札幌からは写真や動画が毎日送られて来る。
生後丁度一ヶ月、日増しに目鼻立ちがハッキリして来ているようだ。
昨日送られて来た動画では、シャックリを繰り返す様子がとてもユーモラスだった。
エンドレスで見ていたら、生産部長が「爺がチィチャンと一緒にシャックリを繰り返している」と
LINEにコメントを入れていた。
孫は、シャックリを繰り返した後に、気持ち良さそうに「大人顔負け」の大きな欠伸をした。
まるで「大物の片鱗」を見せたかのようだった。
昨年の秋は大豆の収穫に、かなりの日数を要し、小麦の播種が遅くなってしまった。
大豆の作付面積が大幅に増えたにも関わらず、人力で収穫したのは「稲を手刈りする」に等しい
暴挙だった。
その反省から「清水の舞台から飛び降りる覚悟」で大豆専用コンバインの購入を決めた。
トラクターやコンバインが圃場に向かう場合、短い距離ではあるが公道を通るケースが少なくない。
そして、公道を通るには小型特殊自動車として「ナンバープレートの装着」が義務付けられている。
大豆専用コンバインを実際に使用するのは今年の秋からだが、繁忙期に諸手続きに時間を割く余裕は
無いので、今日、市役所に申請し「ご当地ナンバー」を頂戴して来た。
(注)小型特殊自動車は最高速度や大きさが限定されているが、農耕作業用自動車に関しては
いくら大きくても小型特殊とされている。