行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第1節 ギラヴァンツ北九州戦

2013-03-02 22:31:43 | カターレ富山
いよいよ、2013シーズンの開幕。J参入から5年目を迎えるカターレ富山の新たな歴史が始まります。
北九州市立本城陸上競技場へとのりこみ、ギラヴァンツ北九州と対戦する開幕戦。
狙うはもちろん、勝利。勝ち点3のみです。

昨季19位だったカターレの前評判は芳しくありません。totoでも、圧倒的に低評価。ですが、詳しく知ろうとしない者が語るイメージなどに気を揉む必要などありはしません。
確かに、19位だったカターレに対して北九州は9位。直接対決でも4連敗中。
しかし。
それがなんだというのか。
27人中20人が新参入選手で占める北九州。しかも、実績があるとはいえ新監督。なぜ、そこを不安材料としてマイナス評価しない?
それに対して、実質3年目の安間監督が率い、主力ほとんどが残って積み重ねのあるカターレ。なぜ、そこを好材料としてプラス評価しない?
開幕戦だけあって今季リーグ戦としてのデータ蓄積がないことは認めます。
しかし、過去だけ見ていたって、その通りになるわけではないことを、勝利によって証明してやらねば。

期待したいのは、やはりチームの主軸であるヨンドク。
思い返せば、去年の開幕戦。ヨンドクのミドルで幸先よく先制したものの、PKで追いつかれて勝てず。
ならば今季こそは、開幕から気持ちよく勝ち、今年のチームはいけるぞ!ということを示してほしいところです。
そうなるためにも、活躍すべき選手の活躍が不可欠。昨季攻撃の要として大活躍したその実力が、今季も健在であることを開幕戦から示してほしいと思います。

当日は、富山市のグランドプラザでPVが催されるとか。
去年の過去2回のPVでは、どちらも0-3の惨敗でした。「また今回もじゃないだろうな?」と不安の声もあるかと思います。
しかし、だからこそ。
ピンチは、チャンス。なんなら、逆に3-0ででも勝ってやればいい。むしろ、ここから“PVを開催した時には勝てる!”という流れを作り出せばいい。
現地で応援する我々はもちろん、富山でも開幕戦勝利の歓喜に包まれるように。
必勝を期して臨むだけです。

北九州の側も、「さすがに富山程度には勝たないとな」くらいには思ってくるかも。
イメージだけなら、そうでしょうよ。
ならば、実際には違うんですよということを、カターレ勝利という結果をもって教えて差し上げねば。
ブレイクスルーのスローガンのもと、弱小クラブというイメージを打ち壊すのは、今!
開幕戦を、勝利で飾れ!!
新たなシーズンに、カターレ富山の実力を示せ!!
勝たれ!!富山!!!!!
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【J特】2013 カターレ富山 選手インプレッション その5

2013-03-02 21:53:56 | カターレ富山

注文していたユニホームも受け取り、いよいよ臨戦態勢。
新たなシーズンの始まりにあたり、気合も入るってもんですよ。
試合プレビューは別に書くとして、選手インプレッションの第5回を。
#28 村松 知輝 (浜松大学より新加入)
カターレには練習生としてトレーニング参加していた経緯があり、そのころからチームに馴染んでいたのだとか。
東海学生リーグ得点王の実績を引っ提げ、晴れてカターレに加入。プロの第一歩を踏み出すことになりました。
その纏う雰囲気というかオーラというかに、「お?」と。うまく説明できませんが、カターレではヒデ、平野と継承されてきた「ファン・サポーターからとりわけ愛される選手」のオーラというものを持ち合わせている予感・・・というより、確信めいたものを感じます。
まずはプロとして戦っていくための力をつけ、名実ともにカターレの中心選手へと成長していってほしいと思います。

#30 木村 勝太
4年ぶりのJの舞台に立った昨季は35試合に出場、3得点を挙げ、けが人続出のなかにあってチームを支え続けました。
チームに貢献してくれた功績が大きい分だけ、逆に、もっとできたのではないか?というのは欲目でしょうか?
チームの生命線であるところの素早い攻守の切り替えにあたって、「そこは相手につっかかってプレッシャーを与えるとこじゃないのか?」とか、「動き出しをもうワンテンポ早くできないか?」などなど。
うまくはまりさえすればさらに伸びるだろうだけに、もう少しどうにかならないか?と。
昨季印象的だったのは、アウェイ草津戦。前半のうちに累積4枚目のカードをもらい、次節出場停止が確定。緊迫した試合展開の中であるいは萎縮してしまう可能性もあったところ、最後まで懸命にプレーし続けました。そして、試合の最後の最後で値千金の決勝ゴール。
あの試合で見せた心の強さがあれば、今季もまたやってくれるのではないでしょうか。

#32 國吉 貴博
昨年8月、連続勝ちなしが続くどん底状態にあったチームに途中加入すると、いきなりスタメン出場し、首位・甲府との試合でゴールを決めてみせました。
ほぼヨンドクに頼り切りになっていた中盤の攻撃要員としてその力を発揮、停滞するチームに新しい風を吹き込みました。
その後、負傷で離脱したもののリーグ最終盤で復帰、最終戦で自力残留を決定づけるゴールを決めたのでした。
今季は、決意の完全移籍加入。シーズンを通じて主力として活躍してくれそうです。
まだ、その力のすべてを見せたわけではないはず。今季はその実力を存分に発揮し、チームを勝利に導いてほしいです。

#33 舘野 俊祐
昨季はシーズン途中で東京Vから期限付き移籍加入。今季はそれを延長し、地元・富山の一員としてプレーします。
昨季の公式戦出場は天皇杯2回戦の1試合のみ。まずはリーグ戦の出場をめざして精進することとなります。
伸び盛りの19歳。だからこそ、決意とともに臨むこの1年をどう過ごすかによって今後のプロサッカー選手人生も変わってくるというものでしょう。
やはり、ファン・サポーターにとっても地元選手の活躍は応援したいもの。ホーム・県総で躍動する姿が見られる日を楽しみにしています。

#41 守田 達弥
前年に引き続き4人目のGKを用意しなければならない状況の中、6月に京都から期限付き移籍加入。すぐにスタメンに抜擢されると、そのまま正GKとしてカターレのゴールを守り続けました。
身長191㎝の恵まれた体格とその実力は本物。ただ、調子の波が大きい印象です。調子がわるいときには「前にも同じようなことがあったし、それは防いでほしかった」ということがある一方で、調子のいい時には実力の上限を振り切っていないか?というレベルでスーパープレーを見せたりとか。
監督の信頼も厚く、今年も正GKの座に就くことが濃厚。だからこそ、プレーの波を小さくすることで安定度を増し、さらには絶対的な守護神へと進化してほしいところです。
守備の安定がチームに好影響を与える循環を作り出すため、その手腕が問われるシーズンとなりそうです。
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