行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】雑記(仮)  アウェイ・北九州戦

2013-03-05 21:35:28 | カターレ富山
カターレ富山発足以降、シーズン開幕戦は欠かさずに応援に行ってきたワタクシ。今回、2009年の開幕戦であった福岡戦以来2度目の九州遠征を敢行しました。
その時以来、人生2度目の九州・・・というか、本州を離れたこと自体が2度目なのですが、まぁそれはそれ。
アウェイ戦は予算の都合上、もっぱら応援バスツアーを利用しているのですが、今回に関してはスケジュールの都合で個人参戦となりました。
その顛末、道中記なんぞをまとめてみたいと思います。
ツアーのプランを策定するにあたり、スケジュール、予算、利便性のバランスがポイントとなりました。
そんななか、いつもの応援バスツアーの感覚で砺波駅前から利用できる京都・大阪方面行高速バスから山陽新幹線へスイッチすることに決定。
帰りの砺波到着が月曜の午前5時ごろ、そのあと普通に出勤となる強行スケジュールですが、いちいち会社に欠勤届を出して休む手間云々を考えると、それがベストかなと。

出発は、土曜の23時40分砺波駅前発。
仕事から帰って風呂に晩飯、あとはこのブログを書いたりメッセージゲーフラをつくったりしていたら、あれよあれよといううちに頃合いとなり、自宅を出発することになりました。

今季のスローガンであるBREAKTHROUGHにちなんで、シンプルに。各選手、チームともにブレイクを果たしてほしい、と。

うまいこと空いていた駅前駐車場にクルマをとめたはいいけれど、3月だというのに雪が舞い散って寒い!そんななかでの出立となりました。
ほぼ定刻通りに到着したバスに乗ると、すぐに砺波インターから高速道路に乗るため、ソッコーで消灯→おやすみなさい状態。まぁ、道中の楽しみとは無縁で旅先で楽しむのが夜行バスってもんだし。
3列シートで狭いこともなかったし、なんだかんだでバスで寝るのも慣れっこ。熟睡まではしないものの、寝ていく分には問題ありませんでした。

そんなこんなで新大阪に到着したのは明くる日の6時40分ごろ。
いつ改装されたのか詳しいことは知りませんが、駅ビルがやたらと綺麗な印象でした。

7時12分の新幹線に乗り換え、一路、九州は小倉へ。
生まれて初めての山陽新幹線。前回の九州行きはずーっとバスだったことを思えば、快適そのものでしたね。
途中、岡山駅付近で「あ、カンスタだ!さすが、アクセス良好でうらやましいなー」とか。
福山、広島を経て、あっという間に中国地方を抜けて小倉に9時23分到着。
あれ?中国地方って長い印象だったのに、2時間余りしかかからないって、早すぎじゃね?優雅に小説なんぞを読んでいたら、あっという間でした。日本が誇るスーパーエキスプレス、恐るべし!

小倉から在来線に乗り換え、折尾へ。

10時過ぎに到着したはいいけれど、競技場と駅を結ぶシャトルバスはキックオフ3時間前からとか。試合が15時からということを思えば早かったので、ここで競技場最寄りの駅まで乗り換え・・・ようとしたけれど、ちょうど駅舎の改装工事中でなにがなにやら。
路線図とかを探しながらもみつからないなか・・・お、ギラヴァンツのポスター発見。さすがにホームですな。

しかたない、たしか駅から4.3キロだかで、徒歩1時間程度だったはず。
というわけで、方向は見当がついていたので歩いていくことにしました。

もしも雨天だったならばくじけていたところだったでしょうが、幸いにして晴れたいい天気。
てか・・・むしろ、暑いくらいで。
街ゆく人は春の装い。そんななかにあって、ダウンジャケットを着て冬装備のワタクシ。なんだかなー。地元富山とのギャップが・・・。
九州でも北のほうである北九州ですらこうであれば、そりゃ、宮崎や鹿児島でキャンプもしますわな、と、変なとこで実感してみたり。
汗ばんできつい、ってほどではなかったので、なんとかそのままテクテクと歩き続けましたが。
行きかうクルマのナンバーは、北九州や、あるいは筑豊とか。普段であればまずお目にかからないナンバーです。あらためて、遠くに来たんだなーなんて浸ってみたり。

そんなこんなで、無事に本城陸上競技場に到着したのが、11時30分ごろでした。


開幕戦だからということもあったのでしょう、開場前から北九州サポーターの姿も。
アウェイ側ゲートへと向かうと、すでに到着していたサポーター仲間が。あとから合流した面子を含めると、80人ほどが集まったようで。
遠く九州まで来た人数としては、アウェイサポーターとしての面目は保てる数ではあったと思います。

開場を前に、スタグルメを堪能。

名物の焼きカレーと鶏から揚げを賞味。溶けたチーズと香ばしいカレーが合って、美味しゅうございました。
飲み物は、クラブ支援自販機で。

まぁ、敵に塩を送るのもなんですが。カターレにも同じような自販機があることだし、無碍にもできないなー、なんてね。


以前、本城陸上競技場は富山では五福の競技場に似ている、と聞いたことがあったのですが、実際に見て、なるほど納得。たしかに、そんな雰囲気があるわ。
バックスタンド側の客席には軒並み傾斜がなく、ちと見づらいとも聞いていましたが、それもまた納得。
そして、大型ビジョンも電光掲示板もなく、得点掲示板は手作業で。なかなかに大変そうでした。
ふるさとは、遠くにありて思うもの。スタンドからピッチまでが遠すぎとかの問題はあるにせよ、われらがホーム・県総っていいな、なんて思ってみたりね。

80人ほどいたカターレサポーターですが、試合前日が発売日であったにもかかわらず、ワタクシを含め半数以上が新ユニフォームを着用しての応援となりました。
さすがは遠く北九州にまで駆けつけちゃうカターレバカよ。そのへん、しっかり気合が入ってるわ(*´ω`*)
なにげに、ナンバーは32を入れる人が多かったです。昨シーズン途中で苦しい状況のチームに加入してくれて残留争いのなか救世主的な活躍をした國吉。今季は完全移籍でさらにカターレの力になってくれる、というその心意気・漢気に惚れた、ということでしょうかね。
その國吉が今シーズンチーム初ゴールを決めてくれたってんですから、出来すぎですわな(^O^)/

そして、試合は見事に勝利!

夕日を浴びて挨拶に来た選手たちの誇らしげなことといったら!
まさに、これ!この感動があるから、アウェイまで駆けつけて応援するのはやめられんのよね。
残念ながらリーグワーストクラスの観客動員数なカターレではありますが・・・もっと多くの人が応援の楽しみを知るようになれば、もっとカターレが好きになると思います。

戦い済んで、日が暮れて。カターレのフラッグも、風に揺れてどこか誇らしげ。

その後は来た時とは逆のルートで帰ったわけですが、気分よく帰れたせいか、疲れもなにもなし。
予定より若干早く、翌早朝の4時45分ごろに砺波へ帰ってきたわけですが・・・うへぇ、寒ッ!駐車場のクルマは窓全面が凍り付き、それを溶かさねば帰れませんでしたとさ。
そして、個人的な旅の〆である牛丼・・・今回は、牛鍋丼。

やはり、勝利を経て食べる味は5割増しで美味い!ってことで。

そんなこんなで、2013シーズン最初のアウェイ旅は終了。
次は、5月の山形、松本を予定していますが…そのときもまた、勝ってすがすがしい旅としたいとこですな。
コメント
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