0-1で敗戦。
昨季と同じく第2節でアウェイ水戸戦となった今節。今年こそはリベンジをと臨んだ試合でしたが、昨季と同様に0-1で敗れ、開幕連勝はなりませんでした。
強風が吹きすさぶ難しいコンディションのなかでの試合。セットしたボールが転がってしまってなかなか蹴りだせない、風であからさまに押し戻されてしまうなど、対応に四苦八苦。
小澤司が直前のけがで欠場していた中、注意しなければならなかったひとり、鈴木隆行に決められてしまい、その1点で敗れてしまいました。
その鈴木も試合後のコメントで指摘しています。相手が裏に弱いことはわかっていた、そこを狙っていけばミスが出てくると。
前半24分の失点シーンは、まさにその展開。斜め後方から上げられたクロスが風にあおられたところ、足助が目測を誤り、かぶってしまうことに。その隙を逃さずボールを収めた鈴木が冷静に蹴りこんでの失点。
前節の北九州戦でディフェンスラインにもろさが出てしまっていたのを、さすがに見逃してはくれませんでした。
事前に対処法をしっかりと認識していたからこそのゴールではあったのでしょうが、難しいコンディションの中での試合であったのはお互い様。そこを含めて、ここぞという場面でしっかりと結果を出すあたり・・・さすがは百戦錬磨ということでしょうか。あらためて、厄介な選手であることを再認識させられてしまったのでした。
前半はシュート2本に終わってしまい、6本あったCKのチャンスも決めきれず。
後半は主導権を握り、攻撃の場面もぐっと増えたのですが、最後までゴールをこじ開けることができませんでした。
決定力不足、と言えばそうなのですが・・・どうにも、それだけではないような。
試合後の監督のコメントで「悲観するような試合ではありませんでした」とあるように、内容自体は悪くありませんでした。パスもよく回っていたし、カバーリングも適切であったかと。
去年に比べてもレベルアップが実感できます。去年までの悪いときには、攻守の切り替えがスムーズにいかない、焦ってパスが雑になる、ミスが連鎖するなどのマイナス点がはっきりと出てしまっていたものですが、そうではなく。連動性という面ではむしろ水戸を上回っていたくらいで。
しかし・・・そんな連動のレベルが上がったからこそ、というべきでしょうか。
なにか、考えすぎのプレーになってしまっているような気がします。実際に放ったシュート以上に、「なぜそこでシュートにいかない!」という場面があった印象。
もちろん考えなしのいい加減なプレーをしてもいいというわけではないですが・・・考えすぎ、つなぎを意識しすぎて自縄自縛状態になっている節があったのでは?と。
どんなかたちであれ、入ってしまえばゴール。そう割り切ってプレーしてもよかったのでは?と感じる場面もあったように思いました。
それでなくとも、難しいコンディションのなかでの試合だったのだから。
果敢にシュートを撃っていけば、あるいは相手のミスも誘えたかもしれない。失点がこちらのミスに起因するものであるだけに、なおさらそう感じてしまうのかもしれませんが・・・。
せっかく攻撃の内容が良くなっているのだから、その手ごたえ、自信を得点という結果に結びつける部分の向上を願わずにはいられないのです。
試合のトピックとしては、大山と三根の新加入選手ふたりがカターレ富山デビューを果たしました。
鋭いパスに思わず唸ってしまった大山のプレーぶりには、前評判に違わぬ実力の片りんが見て取れました。さらにカターレのサッカーへの順応が高まったならば、レギュラーとしてのスタメン出場も遠くない気がします。
三根のほうは出場時間が11分+ATという限られたなかではなかなか評価が難しいですが、まずはこれが第一歩。1点のビハインドを追いかける場面での起用でしたが、自分に任された役割の大きさというものの意味を、公式戦出場を通じてあらためて認識できたのではないかと思います。これからの活躍に期待したいです。
これまで開幕2試合目はすべて敗戦というジンクスを、今年もまた打ち破ることができませんでした。ケーズデンキスタジアムでの試合の連敗も継続。
しかし。
これをただの敗戦にするか価値ある経験とするかは、これからの頑張り次第。
相手にやり込められて全く手も足も出なかった、あるいは自滅して勝負以前の問題だった、などという残念な敗戦であったわけではありません。
ここで必要なのは、敗戦を糧とすること。次なる勝利に結びつけるために。
そして、今度こそジンクス打破を成し遂げてほしい。
ホーム開幕戦での連敗を阻止するために。
ブレイクスルーのスローガンを、勝利という形で示してほしいです。
昨季と同じく第2節でアウェイ水戸戦となった今節。今年こそはリベンジをと臨んだ試合でしたが、昨季と同様に0-1で敗れ、開幕連勝はなりませんでした。
強風が吹きすさぶ難しいコンディションのなかでの試合。セットしたボールが転がってしまってなかなか蹴りだせない、風であからさまに押し戻されてしまうなど、対応に四苦八苦。
小澤司が直前のけがで欠場していた中、注意しなければならなかったひとり、鈴木隆行に決められてしまい、その1点で敗れてしまいました。
その鈴木も試合後のコメントで指摘しています。相手が裏に弱いことはわかっていた、そこを狙っていけばミスが出てくると。
前半24分の失点シーンは、まさにその展開。斜め後方から上げられたクロスが風にあおられたところ、足助が目測を誤り、かぶってしまうことに。その隙を逃さずボールを収めた鈴木が冷静に蹴りこんでの失点。
前節の北九州戦でディフェンスラインにもろさが出てしまっていたのを、さすがに見逃してはくれませんでした。
事前に対処法をしっかりと認識していたからこそのゴールではあったのでしょうが、難しいコンディションの中での試合であったのはお互い様。そこを含めて、ここぞという場面でしっかりと結果を出すあたり・・・さすがは百戦錬磨ということでしょうか。あらためて、厄介な選手であることを再認識させられてしまったのでした。
前半はシュート2本に終わってしまい、6本あったCKのチャンスも決めきれず。
後半は主導権を握り、攻撃の場面もぐっと増えたのですが、最後までゴールをこじ開けることができませんでした。
決定力不足、と言えばそうなのですが・・・どうにも、それだけではないような。
試合後の監督のコメントで「悲観するような試合ではありませんでした」とあるように、内容自体は悪くありませんでした。パスもよく回っていたし、カバーリングも適切であったかと。
去年に比べてもレベルアップが実感できます。去年までの悪いときには、攻守の切り替えがスムーズにいかない、焦ってパスが雑になる、ミスが連鎖するなどのマイナス点がはっきりと出てしまっていたものですが、そうではなく。連動性という面ではむしろ水戸を上回っていたくらいで。
しかし・・・そんな連動のレベルが上がったからこそ、というべきでしょうか。
なにか、考えすぎのプレーになってしまっているような気がします。実際に放ったシュート以上に、「なぜそこでシュートにいかない!」という場面があった印象。
もちろん考えなしのいい加減なプレーをしてもいいというわけではないですが・・・考えすぎ、つなぎを意識しすぎて自縄自縛状態になっている節があったのでは?と。
どんなかたちであれ、入ってしまえばゴール。そう割り切ってプレーしてもよかったのでは?と感じる場面もあったように思いました。
それでなくとも、難しいコンディションのなかでの試合だったのだから。
果敢にシュートを撃っていけば、あるいは相手のミスも誘えたかもしれない。失点がこちらのミスに起因するものであるだけに、なおさらそう感じてしまうのかもしれませんが・・・。
せっかく攻撃の内容が良くなっているのだから、その手ごたえ、自信を得点という結果に結びつける部分の向上を願わずにはいられないのです。
試合のトピックとしては、大山と三根の新加入選手ふたりがカターレ富山デビューを果たしました。
鋭いパスに思わず唸ってしまった大山のプレーぶりには、前評判に違わぬ実力の片りんが見て取れました。さらにカターレのサッカーへの順応が高まったならば、レギュラーとしてのスタメン出場も遠くない気がします。
三根のほうは出場時間が11分+ATという限られたなかではなかなか評価が難しいですが、まずはこれが第一歩。1点のビハインドを追いかける場面での起用でしたが、自分に任された役割の大きさというものの意味を、公式戦出場を通じてあらためて認識できたのではないかと思います。これからの活躍に期待したいです。
これまで開幕2試合目はすべて敗戦というジンクスを、今年もまた打ち破ることができませんでした。ケーズデンキスタジアムでの試合の連敗も継続。
しかし。
これをただの敗戦にするか価値ある経験とするかは、これからの頑張り次第。
相手にやり込められて全く手も足も出なかった、あるいは自滅して勝負以前の問題だった、などという残念な敗戦であったわけではありません。
ここで必要なのは、敗戦を糧とすること。次なる勝利に結びつけるために。
そして、今度こそジンクス打破を成し遂げてほしい。
ホーム開幕戦での連敗を阻止するために。
ブレイクスルーのスローガンを、勝利という形で示してほしいです。