行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第12節  モンテディオ山形戦

2013-05-02 21:56:35 | カターレ富山
シーズンもおよそ4分の1が経過し、現時点で4勝3分け4敗の12位。開幕からつまずき続けた昨年までのことを思えば、五分の戦績でもよくやっている、と言えなくもないですが。
だからこそ、勝ち越したい。勝ち越して、波に乗りたい。
さらなる一歩を踏み出すべく、NDソフトスタジアム山形に乗り込み、モンテディオ山形と対戦します。
現在5勝1分け5敗と、山形にとっても五分の戦績から抜け出すための試合。お互いに譲れない戦いとなりますが、勝利して1の勝ち点差を抜き去り、上位進出への弾みをつけねばなりません。
ここまで連敗がない代わりに連勝もないカターレですが・・・あるいは負け試合であった前節を引き分けてしのいだことができたからこそ、今節が重要となります。
もちろん、勝利して勢いに乗るために。

ホーム4戦でひとつも勝てずに負け越してしまった4月。
内容は、決して悪くはありませんでした。ガンバ戦は大敗したものの、やろうとしているサッカーの方向性はぶれていなかった。それだけに、勝利という結果が伴わなかったのは、どうにもやるせないものがあります。
4月唯一のアウェイ戦がいちばん近い岐阜で平日開催だったこともあり、なにやらすごく久々なアウェイ戦のような気もしますが・・・。
ある意味、月も変わったということで心機一転をはかるには、ちょうどいいくらいかもしれません。

山形はここまで、連勝したり連敗したりと、なかなか落ち着かない状況のようで。・・・いや、勝ち負け引き分けが交互にめぐってきているようなカターレが言うのもなんですが。
前節は岐阜と対戦し、先制点を挙げた直後に追いつかれ、追加点を挙げられぬままにドロー。守備的な相手を崩しきれず二の足を踏んだ結果、勝ち点1にとどまったという内容でした。
対してカターレは、試合終盤の失点という課題を克服できずに先制を許したものの、最後まであきらめない粘りを見せて追いつき、ドロー。
お互いに、引き分けからもう1歩を踏み出すための今節の対戦となります。
山形で注意しなければならない選手といえば、FW中島裕希でしょうか。今季ここまで2得点。
富山第一出身で、やはりカターレ富山というクラブとの対戦には期するものもあるようで。実際、仙台時代には県総で凱旋ゴールも決められてしまっています。
今季は山形に完全移籍。山形のエースとしての自負とともにカターレを待ち受けているはず。
今季ここまで機能しているところの守備陣の連携、最終ラインのコントロールをもって、仕事をさせずに抑え込まねば。

期待したいのは、ヨンドク。
中盤での競り合いが続いてなかなか決定機が作れなかった前節ですが、そのなかにあって、ヨンドクならばもう少しできたのでは?という思いがぬぐえませんでした。
持ち前の突破力、仕掛けという面のみならず、もっとミドルからでも果敢に狙っていくという持ち味が発揮できたならば、さらに攻撃の厚みが増すことかと。
ここまで11試合で、複数得点を挙げたのが北九州戦と岐阜戦の2試合だけ。チームの得点力不足は明らかです。
そんななかにあって、獲るべき選手が得点を挙げること―――勢いをチームの力に変えていくには、やはりヨンドクの活躍が、必要です。
守備陣では、吉井でしょうか。
前節の失点は、きちんとマークについていれば防げたはずのものだった、という反省。それを、今節に活かすことができるか・・・というか、活かさねば。
スタメン出場したからこそ見えた課題をうまく消化し、経験に、力に変えなくてはなりません。
今季ここまで課題であるところの、試合最終盤での失点。それをなくし、逆にその時間帯に得点するくらいにならねば。
そのためにも、苦しい時間帯でもきちんとプレーし続けるだけの精神的、肉体的な強さを示していかねばなりません。

昨季のNDスタでの対戦は、注意しなければならないはずだった前半終了間際のアディショナルタイムに、これまた注意しなければならなかったはずのセットプレーから失点。0-1で敗れました。
昨季何度となくあった、「気をつけねばならなかったのに、やられてしまった」という敗戦。その顕著なパターンとしての敗戦でした。
もちろん、今節の対戦でそれを繰り返すわけにはいきません。
チャンスをものにすること。相手のチャンスをつぶしきること。苦しい時間帯も、耐え切ること。むしろ、逆にゴールを挙げるくらいの勢いで。

イーブンの戦績から、さらに上を目指すために、負けられない・・・勝たねばならない今節。
惜しかった、がんばったけど及ばなかった、なんて結果は要りません。
いかにして、決定機をものにするか。そして、いかにして勝つか。
試合内容の充実ももちろんですが、やはり、結果が伴ったチームの実力を伸ばしていかねばならないのだから。
勝ち点差は、わずかに1。勝てば順位も上がります。
順位が入れ替わる対戦で勝利することの意義というものを、結果をもって示さねばならない一戦。
必勝を期して臨め!!
勝って、5月を躍進の月とせよ!!
山形戦初勝利を挙げて、上位進出への足掛かりとしろ!!
勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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