行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】雑記(仮)  アウェイ・山形戦

2013-05-05 22:52:27 | カターレ富山
今季2度目となるアウェイ行きを敢行した山形戦。
人生初の東北行きとなりましたが、そのレポートなんぞを。


5月の3日、GW期間中ということで日程的にOKならば行かねば、ということでアウェイ戦参戦を決意。毎年行っていた岐阜戦が、今年は平日で行けなかったこともあり、行けるときには行こうぜ、ということで。
ただ・・・。
バス会社にもいろいろな事情があるのでしょうが・・・。今年のバスツアーでは、東日本方面に行く場合は砺波から発着しないことになっていました。そのため、もし利用するなら富山駅からになるけれど、そのあたりの駐車事情とかよくわからないし・・・なんて二の足を踏んでいたら、なんと募集締め切り。キャンセル待ちもないとか。
自分の不徳を悔やんでも仕方なし。
こうなったら自力でいってやるぜ!と、長距離ドライブで山形行きを決行することにしたのでした。

前日に当たる5月2日は普通に仕事。それが終わって帰ってから、旅行準備。

いつものように、メッセージゲーフラを製作。そうだな・・・勝ってれば、上回ってたんだよな・・・。

睡眠時間にして4時間半くらいでしたが、めざましをかけて午前2時50分起床、3時15分に出発しました。

カーナビの目的地表示が日本地図規模になるのも、なかなかないのですが・・・。それだけのビッグプロジェクトだった、ってことで。
毎度長距離ドライブにはラジオCDなんかを聴いていたのですが、今回は買ったけれど聴いていなかったドラマCDで。
「ひぐらしのなく頃に 皆殺し編」

同人PCゲームとして発表され、その後コンシューマゲーム化、アニメ化などされた作品のドラマCD。8部にわたる本編の第7部にあたり、CD9枚組の大作。
約10時間くらい、ということで、なかなか集中して聴くには覚悟が必要だろうと。ここまで買ったものの聞くのを躊躇してきましたが、この長距離ドライブならそれも十二分に可能であろう、と。
ちなみに本編完結編にあたる8部・祭囃し編は、これをさらに上回る14枚組というのだから。まぁ、またの機会に。

夜明け前、未明もいいところだというのに、やはり連休だからということか、無人の野を行く如く、というわけにもいかず。それなりの通行量がありました。
富山県を過ぎて新潟県に入るころには雨に降られたりだとか。
以前、関東方面に行ったときに長岡JCTまでは行ったことがあるけれど、今回はさらに新潟県を北上。長い新潟県をほぼ縦断するだけに、なかなかに大変な道のりでしたよ。
そして新潟中央JCTから日本海東北道、将来的には伸長するうちの現時点での終点である荒川胎内へ・・・というルートだったはずでしたが。
ナビに、荒川胎内が表示されない。
データが最新でないがゆえか?いや、それでもジャンクションまで行けばどうにかなるだろ・・・と、思っていたのですが。
甘かった。
まんまと日本海東北道に入り損ね、磐越道へ。間違ってしまったことに気づいてもあとの祭り。引き返すわけにもいきません。
ナビは東北道を経てぐるっと回って山形北ICと表示されているものの・・・いかに高速道路とはいえ、大回りしすぎじゃね?てことで。
一念発起し、会津西で降りて一般道で北上することにしました。
当然と言えば当然ながら、全く見ず知らずの道。生まれて初めて通る東北の景色を眺めながら、ひたすら北へ。
結果的に、想定より1時間ほどロスした格好で、山形県は天童市へと入ったのでした。

試合会場であるNDスタに直行はせず、まずは天童駅へ。
そこで、地元商店街であるグリーンモール天童の企画として、アウェイサポーター向けに名産の将棋の駒プレゼントがあったので。アウェイクラブの選手やマスコットなどの名を職人さんが書き込んだ特製の駒を先着10名限定でプレゼントしてくださるというこの企画。スタジアムに直行のバスツアーでは行けないからこそ、自力で行くからには是非とも頂きたいと思っていた・・・のですが。
やはり、遅れが響いたようで。
一応、配布時間の10時20分には間に合ったのですが、すでに完配。ガックリ。
それと関連してですが、同商店街ではアウェイサポーター向けのサービスも。
そのなかのひとつ、菓子司 大坂屋さんでお土産を買うことにしました。

アウェイサポーターには5%オフ。ラフランスパイを購入しました。
この道ウン十年でしょうか、おかみさんに応対していただきましたが、素朴というか、いい人オーラがにじみ出ているというか・・・。なんていうか、なんとなくイメージとしてある「小さな商店街のおばちゃん」が、そのまま具現化したような、とでも言いましょうかね。おまけとして店自慢のもちもちシューを1個サービスしていただいたときには、ほんのりとあたたかい気分になったりしてしまったのでしたよ(*´ω`*)

そして、10時30分ごろに現地到着。

天気としては晴れ時々曇りではありましたが、どうにも風が肌寒い。まぁ、前の試合では雪が降ったって話だし、それに比べればマシではあったのですが。それでも、5月だっけ?てなもんで。
アウェイサポーター待機列には、いつものサポ仲間が。みんなそれぞれに苦労してたどり着いたようですが、そのへんはカターレバカということで。苦労も苦労と思っていないメンツばかりでしたよ(^^;

開場後、Jリーグでも評判の高いというスタグルメを堪能。

スタジアム前の広場には、多くのサポーターがグルメに舌鼓をうっておりましたよ。


そのなかで、名物という炎のカリーパンと韋駄天フランクを賞味。
このカリーパン、毎度相手クラブに合わせて具材を変え、相手を食っちゃおう!というものなのだとか。
富山にちなんでホタルイカ、なんてものもあったのですが・・・さすがにそこまでの勇気はなく、無難に富山ポークにしておきましたが(^^;
それにしても、活況ぶりは羨ましい限り。われらがホームの県総も負けていられないなー、なんて。

広場の一角にはモンテス神社。うん、こういう催しも良いね。


ピッチまでやや遠かったものの、陸上競技場としてはこんなものでしょう。いや、いつものホーム戦ではもっと遠いなかで観てるわけだしねー。

ただ、ちょっと辟易させられたのが、大型ビジョン横のスピーカー。
スタジアム全体をカバーするためなのでしょうが・・・どうにもこうにも大音量すぎ。耳が痛くなるレベルで、アウェイサポーターに優しくない仕様でした。
その大音量で、スタジアムDJが「ゴォーーーーーーーール!!」と肺活量の限りに絶叫。それが3度も。
さすがに、ちょっと凹みました(-_-;)

ハーフタイムに挨拶に来てくれたディーオには和んだんだけどねぇ。

試合のほうは、完敗でガックリ。
楽しそうな山形サポーターを尻目に、すごすごと帰途に就くしかなかったのですが。

もっと予算がふんだんに使えたならば、せっかくの山形を満喫して帰ることもあったのでしょうが。
いかんせん、これは個人弾丸ツアー。試合後はすぐに帰ることに。
帰りは、来るときに通るはずだった荒川胎内へ向けて出発。近くのガソリンスタンドで給油を済ませ、レッツゴー。
一般道をひた走り、問題の荒川胎内に着いて、なるほど、と。
日本海東北道のとりあえずの終点と言いながら、そこにインターチェンジは無く。入り口に「ここから有料区間」という但し書きが。建造中のそれ以北は無料で、そこからが有料だった、と。で、実質的な高速入口が中条から。だからナビに反応していなかったのだな、ということがわかったのでした。

そして、帰りの道中。疲れをおして、ひたすら進む進む。
試合に負けてガックリを引きずっているわけにはいきません。最大集中で運転せねば。
幸いにして渋滞にはまってしまうということはなかったものの、それでも気を抜けないほどには交通量もあり。さらに局地的に雨の降る区間もあったりして、なかなか疲れる道中となってしまったのでした。
それにしても。
今年を除いて過去4年の岐阜と、2010年の国立競技場での横浜FC戦に向けて栃木まで行ったとき。そして今回。
自力での長距離ドライブによるアウェイ戦参戦は6度目ですが・・・今回も含め、1度も勝ったことがないことに気づきました。
そういえば、国立で4失点でボコられ、カズダンスを見せつけられた帰りもキツかったっけなぁ・・・。
変なジンクスとか、いらないから。

今回もまた、旅の〆の牛丼。値下げにより、並盛280円ナリ。
次の長距離ドライブでのアウェイ参戦では、勝って食べたいもんだよね・・・。
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【J特】さらされてしまった底の浅さ。大敗を喫し、黒星先行  モンテディオ山形戦

2013-05-05 17:45:43 | カターレ富山
1-3で敗戦。
相手との実力差は、あったかもしれません。いかに去年までと違って今年こそは一味違うぞ、とはいえ・・・だからといってどんなチームを相手にしても勝てるほどの力までが身についているわけではないのだから。
逆に言うならば、差はあって当然。なのに、それを踏まえた戦いができていなかったから敗れた、ということでしょうか。
今シーズンここまで、連敗がない代わりに連勝もないのは、試合によって出来具合に波があるから、ということですが。それは相手も同じことで、良い時もあれば悪いときもあるでしょう。
ただ。
全試合をベストなコンディションで臨むのが理想ではありますが、現実的にはなかなかそうもいきません。
そういった、自分たちがあまりよくないコンディションであった場合、あるいは相手の調子が明らかに良かった場合。
だから、勝てませんでした、負けてしまいました、では済みません。
たとえ苦しい試合であっても、それでもなんとかしなければいけない。常に、勝利を目指さねばなりません。最後の最後まで、成しうるベストを尽くして勝ち点をもぎ取らねばなりません。

ですが。
今節は、それが出来ませんでした。
スペースへ向けてボールを供給する鋭さ、それに対して反応する選手のスピード感など、山形の各選手の攻撃には迫力がありました。この攻めを許していたのでは、まず失点してしまうぞ、という雰囲気を持った攻撃。
転じて、カターレはどうだったか?
前節、敗色濃厚であった状態から追いつくという起死回生のゴールが生まれました。
ですが・・・その勢いを、今節も!というわけにはいかず。悪い意味で、相変わらずのプレーしか出来ていませんでした。
一方的に攻め立てられて成す術なし、というわけではなかったにもかかわらず。チャンスも決して少なくはなかったにもかかわらず。
それでも・・・相手に脅威を与えるほどの攻撃が、出来ていませんでした。
悪い意味での相変わらずのプレー―――ここ数試合繰り返しているのに、全然改善されていません。
なんで、フィニッシュの場面で躊躇してしまうのか。
狙っていくべきところでシュートにもっていけなかったり、判断が遅れて結局カットされてしまうだとか。
もちろん、チームとしての約束事もあるでしょうし、より可能性の高い手段で、という気持ちもあるのでしょう。
しかし、それが相手に脅威を与えることに繋がっていません。

パスサッカーを標榜し、実際に去年までとは違って自分たちのスタイルに手ごたえを得ているのはわかります。
ですが。
それは、あくまで「手段」であって、「目的」ではない。
乱暴な言い方をすれば、サッカーなんて、相手より多く得点さえ決めたならば、あとのプレーはどうだっていいんです。
パスサッカーも、相手より多く得点するという究極の目的のための手段に過ぎない。目標達成の可能性を上げるための要素でしかない。
判定勝ちなんて、ないのだから。いかに自分たちのスタイルを披露しようと、負けては元も子もない。
正直なところ・・・目的の達成のためのがむしゃらさというものが、技術や個の力以前の問題として、山形のそれよりも劣っていたような気がします。
相手に脅威を与えられないような攻撃をいくら繰り返したとして、「しっかりプレーすることが出来さえすれば問題ない」という精神的余裕を揺るがすことができないでしょう。
気持ちで、負けていた気がします。
3失点は、偶然ではありません。実力差と言ってしまえば簡単ですが・・・それでも、その差に怯まぬほどの気迫のこもったプレーが出来ていたならば、果たして同じ結果となっていたでしょうか?
木村のゴールで一矢報いた形ではありますが、それとて、相手をねじ伏せてのゴールではなく・・・相手にとってどれだけの影響があったことやら。

得失点差で-2点、さらに、今季初めて負けが先行。
嫌な言い方になりますが・・・厳しい言い方をするならば、がむしゃらにゴールを狙い、それを得点につなげていくことができないという今季ここまで続いている課題が克服できていないが故の、自業自得。
一朝一夕に改善できる問題でもないのかもしれない。
けれど、だからといってできませんでした、では済みません。相手のほうが調子が良かった、なので勝てませんでした、では済みません。
たとえ不利な状況下にあっても、それでもなんとかしなければならない。
それができなければ、また去年の二の舞。
もう、最下位付近をさまよって鬱々とした日々を送るなんて、御免です。
そんなじゃない、と言うならば。
結果をもって示すよりほか、ありません。

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