行く末遠ければ

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地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

惜敗ではない0-1負け。今季8度目の零封負けで4連敗  ジュビロ磐田戦

2014-05-19 21:53:54 | カターレ富山
0-1で敗戦。
強豪を相手に善戦し、同数のシュートを放つも及ばず、惜敗―――そのように評するには、いろいろと足りない試合でした。
チームに帯同しながらも出場の無かった日本代表・伊野波の影響、さらには初めての県総でよろしくないピッチコンディションに苦慮したなど、ジュビロ側もベストな状態とは言えなかったであろうこと。
失点シーンについては、もちろん技術的なレベルの高さをみせつけられたということはあるにせよ・・・気を引き締めねばならなかったはずの前半アディショナルタイムに決められてしまい、0-0で折り返すプランが崩れてしまったこと。
それでも後半の奮起によって同点、逆転につなげなければならなかったところ、それをなすことができなかったこと。
最終盤にも攻撃の意志を示し続け、あと少しのところまで詰め寄りながらも、結局はゴールを割れなかったこと。
そして、なにより。
今季最多の8018人を集めたホーム戦で、また零封負け。ファン・サポーターに勝利を届けられなかったこと。

気合いが入っていたのはわかりました。ショックの大きい時間帯の失点だったながらも、そこで崩れることなく追加点を許しませんでした。課題であったセットプレーからの守備も集中していたのがわかりました。致命的なミスがあったわけでなく、最後の最後まで勝利への気概が見られたことも伝わってきました。
けれども。
チームの進歩があったから、強豪相手にも通用したから惜敗だった、とは・・・正直、思えませんでした。
よくやっていたことは事実ながらも、逆に言えば、それくらいはやらないと勝てないのであって。強豪相手ならばなおのこと。
番狂わせを狙い、それを成し遂げるには、普段の力+αが必要だったところでしょうが、それを出せなかった。
そのベースとなる普段の力という部分についても。
相変わらずの、無得点。その得点出来ないところも、相手の守備が良かったから太刀打ちできなかったということではなく、自分たちの力が足りなかったから獲れなかった、ということが見て取れました。

惜敗ではない、0-1負け。
これまでと変わらなかった、変われなかったから、勝てなかった。
ジュビロにしても、決して良い状態ではなかったように思います。去年ガンバと対戦したときのような、わかっていてもやられてしまいそうなヤバイ雰囲気というものは感じられなかったし。勝てるチャンスが無かったわけではなく。
状態が良くないなかにあっても勝ちきったジュビロに対し、悪くないなかにあっても、勝ち点1すら獲得できずに敗れたカターレ。
現在のチーム状況そのまま、といえばそうなのですが・・・。
少なくとも。強豪チームに善戦したことはプラスになる!と言える内容の試合ではなかった、と。
いかんともしがたい、という気持ちで一杯です。

これで、4連敗。前節もたまたまPKを得ただけで実質的には0点だったことを思えば、続く深刻な得点力不足の解消は、未だ見通せず。
それでも。
それでも、なんとかしなければ。
シーズンも1/3を消化。過去最悪ペースを打ち破るには、まずは得点すること、そして勝つこと以外に道は無いのだから。
コメント
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