行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

裏天王山であえなく逆転負け。讃岐に初勝利を献上し、5連敗  カマタマーレ讃岐戦

2014-05-27 05:43:14 | カターレ富山
1-2で敗戦。
いったい、なぜこんなことになってしまったのか。
もちろん、最下位が相手だからと侮っていたわけではないでしょうけれど。それでも、結果が出せねば、内容云々でなく勝たねばならない試合を落としてしまった代償は、大きすぎました。
今節の結果、総失点数でかろうじて最下位転落には至らなかったものの、どこをどう見ても実質最下位。
正直、どこまで本気で勝ちたかったのか疑ってしまうレベルです

なにが敗因だったのかといえば・・・初勝利を目指して一戦必勝の気概で臨んできた讃岐に対して、カターレの側は、あまりにも“いつもどおり”過ぎた。もちろん、悪い意味で。
実に5試合ぶりに先制点を挙げることが出来たというのに。そこから一気呵成に突き放して勝敗を決しなければならなかったのに。
前半のうちに追いつかれて1-1。その時点で勝ちをあきらめる必要などなかったにもかかわらず、勝ち越し点を奪わねばならなかったにもかかわらず。
攻勢を強める讃岐に防戦に回ってしまい、いつものように寄せの甘さを露呈。まんまと逆転を許してしまうことに。
その後も、“いつもどおり”反撃が報われず。いや、その反撃すらも散発的なもので、相手に脅威を与えるようなものではありませんでした。
はっきり言って、力負け。
そりゃ、強くない・・・むしろ弱いと言っていいチームが、いきなりなにもかもガラッと変わるとは思いません。最下位が相手だから勝てる、というのもむしが良すぎでしょう。
けれど。
いわば、それ以前の問題。
なぜ、連敗脱出に向け、万難を排して勝利を求める姿勢を見せられないのか。
そりゃ、相手も必死。そう易々と自分たちのペースに持ち込むことができるものでもないでしょう。けれど、それは「やらねばならないこと」であって。
無茶を承知で言えば、「出来なくてもやれ!」てなもので。
たとえ力及ばずとも、勝利への気概をプレーに乗せることは出来るはずです。
けれど。
それさえも、見て取れなかった。悪い意味での“いつもどおり”が、この裏天王山ですら、変わることがなかった。

絶対に勝つしかない試合を落としてしまった事実。
選手たちは、それに、どう向き合うのでしょうか?
アウェイの地にもかかわらず、試合後に監督・キャプテンをゴール裏に呼びつけての問答がありました。
はたして、ファン・サポーターの思いというものは、本当に伝わっているのでしょうか?
伝わることなくこの惨状というのでは・・・それは、ただ、悲しいことだと思います。

勝利を求める切なる思いは報われてほしい―――そんな純粋な願いさえも、ままならぬ現状を前にしては、踏みにじられてしまうというのでしょうか?
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする