行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第20節  ブラウブリッツ秋田戦

2015-07-11 22:27:06 | 日記
7月のアウェイ連戦第2戦。7試合ぶりの勝利を挙げた前節藤枝戦に続き、今節でも勝利して連勝を成し遂げるべく、あきぎんスタジアムへと乗り込み、ブラウブリッツ秋田と対戦します。
4得点を挙げて勝つことには成功したものの、内容的には至らなかった点も多く、満足のいく試合とは言えなかった前節。
コンディション的に見ても、滑りやすく足下を気にしなければならなかった雨天の試合であったこと、藤枝にとっても今季初開催であまり慣れていない、ある意味中立地開催であったエコパスタジアムであったこと。それらをひっくるめると、相手の地の利はそれほど高くなかったとも言えたのではないかと。
その意味で、今回は遠く秋田県まで遠征しての試合。さらに、秋田にとっては慣れ親しんだホーム・あきぎんスタジアム。地の利ということで言えば、確実に相手にあるでしょう。
さらには、当日は晴れで降水確率0%の予報。最高気温は28度ということですが、夏場の15時開催という条件の厳しさを思い知らされる試合となるのではないでしょうか。
もちろん前節が楽だったわけでもなんでもありませんが、試合条件ということで言えば、今節こそが本当の勝負、という見方も出来るかもしれません。
そして、なによりも。全チームとひととおり以上対戦しているからこその評価として、“実力的に、秋田は藤枝よりも上”と言えること。
前節を下位チーム相手の単なるまぐれ勝ちで終わらせないために。
相手有利のアウェイであろうが、手強さが増そうが、そんなことを抜きにして勝利を成し遂げるために。
目先の目標としては、今節を勝つことで負け越しが続いている戦績をイーブンに戻すために。
久々に勝利を挙げた次の試合であるからこそ。継続性と勝ちに対するどん欲さを、連勝へと昇華させねばなりません。

秋田とは今シーズンの開幕戦にホームで戦って以来となる対戦。
そのときには、結果こそ1-0で勝利したものの・・・シーズン初戦という条件を抜きに考えても力の差はほとんど無く、まさに辛勝と言える内容でした。パスサッカーに手を焼き、得点はCKからの1得点のみ。
あれからおよそ4ヶ月。
カターレは8位、秋田は10位と、お互いになかなか思うように結果が出せないままにシーズンも折り返し地点。
前節、秋田は前の試合でカターレを5得点を挙げる逆転勝ちで粉砕した山口と対戦。先制点を奪われながらも追いついて1-1で折り返したものの、後半は自力の差を見せつけられて1-3で敗戦となりました。
選手たちは一生懸命やっているし必死に頑張っている。けれども、それに報いる勝利という結果がついてこない―――ある意味、カターレににているのかもしれません。とても他人事のようには思えません。
ここ最近は5連敗中と結果が出ていませんが、これもカターレがそうであるように、ほんのちょっとのきっかけがつかめずにいるだけではないかと。
それだけに。
今シーズンに関しても何度もあった、「前節の敗戦をバネに今節こそは!と意気込む相手に勝利・勝ち点をプレゼントしてしまう」という悪癖の再現は絶対に避けねばならないところ。
連敗中の相手だから大丈夫、などと慢心できるほどに力のあるチームでもないし、逆に、相手にとっては「首位の山口ならいざ知らず、富山なんかに後れをとってどうするか!」ってなところでは?
前節のカターレが藤枝に対してそうであったように、今節、秋田は前の試合の山口と比較することでしょう。「山口に比べたらたいしたことないじゃん」なんて安心感が自信に繋がり、そこから一気呵成に勝利を目指す!などというように出てこられることも、充分に考えられることかと。
しかも、秋田にとってはホーム戦。前述のようにアウェイならではの難しさをも考慮しながらの戦いとなるカターレにとっては・・・やはり、ここで踏ん張れるかどうかが、いかに重要な意味を持つか、推して知るべしというところでしょうか。

先日期限付き移籍加入した椎名が、今節からの出場が濃厚であるとか。
新戦力がいきなりチームにアジャストするかは・・・そうなればいいと思う反面、やはりすぐにはフィットしないかもしれない、との危惧も。
それでも。
中盤でゲームを組み立てることができて、攻撃の意識を高め、チームに推進力を与えられる選手―――補強ポイントとして、待ち望まれた人材であることは確か。
そこに、J1クラブの一員としてコツコツ地道に頑張っていく選択肢もありながら、あえてJ3へと戦いの舞台を移すという、覚悟を持った移籍。
出場してナンボ。活躍してナンボ。
決意を力に変えて、カターレが好転していくための起爆剤となってほしい。そんな彼の、カターレデビュー。やはり、期待は大きいものがあります。
是非とも勝利に貢献し、遠慮無くカターレの椎名という存在を知らしめて欲しい。そう願います。

「ポジティブな要素はすぐに失われてしまう一方で、ネガティブな要素は次節以降に引きずる」という、なんで逆じゃないんだ!と突っこまざるを得ない要素が続いてきたカターレ。
圧倒的な負け癖とともに降格した昨年、そしてそれを引きずった今季これまで。
そんななかで、前節は歴代最多タイ4得点。
ここが、勝負どころでしょう。
ここであえなくまたもや「いつもどおり」を繰り返しているようでは、救いがない。後半戦もズルズルと、そんな感じで進んでいってしまうのではないかと。
そうならないために。
結果を出さねばならないのは・・・連勝しなければならないのは、あたりまえ。
勝つことは困難を伴うことかもしれない。けれども、出来ないことをやれ、と言っているわけでもなんでもないのだと知るべき。
やればできる。だったら、やれ!と。
不本意な戦績しか残せなかったこれまでを悔いるのではなく、まずは連勝を成し遂げて、これからというものにしっかりと目を向けるために。
1勝も出来なかった6月から、7月全勝へ。その鍵を握る、この試合に勝て!!
アウェイの厳しさ?厳しくない試合なんてないだろ!
だったら、勝て!!!!
不満の残った前節を反省するならば、今節は胸を張れる勝利へ!!!

勝たれ!!!富山!!!!!