行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第23節  FC琉球戦

2015-07-28 22:29:39 | カターレ富山
前節福島戦の勝利から中2日。今シーズン唯一となる平日ナイトゲームにFC琉球を迎え撃ちます。
約1ヶ月ぶりとなる県総でのホームゲーム。山口戦で惨敗を喫して以来の試合となりますが、その間4試合を負けなしで乗り切ってきた成果を、ホームのファン・サポーターに勝利という結果をもって示さねばなりません。
もちろん、目指すはゴールデンウイーク以来となる連勝。思えば、そのときも試合間隔が短いなかでの連勝でした。ならばこそ。インターバルが短いからこそ力を発揮し、今度もまた連勝を成し遂げねば。
ただ、今節対戦するのが、そのときに4連勝をかけて臨みながらスコアレスドローで阻止されてしまった琉球。今回もまた一筋縄ではいかないのではないかと予想されます。
琉球は現在、勝ち点29の6位。カターレとの差は2、勝つことで逆転できます。前節に引き続き、勝てば順位が入れ替わるという対戦。まさに、勝負所といった状況かと。ここで勝つのと負けるのとでは、天と地ほどの差があるのは間違いありません。
今現在、降格を経てカターレがJ3にいることの最大の要因は、ひとえに、これまでそういった勝負所で勝つことが出来なかったからにほかなりません。
連勝を阻止されてしまった前回対戦にしても・・・「もし」と言い出したらきりがありませんが、それでも。もしあのとき、勝負所で力を発揮して勝つことが出来ていたならば。J参入後新記録となる4連勝が達成されていたならば。現在に至るその後の流れも、違ったものとなっていたのではないでしょうか。
もちろん、過ぎたことを悔やんでもしかたありません。そんな悔しい思いをしたからこそ、やらねばならないことが明確というのは、ある意味ありがたい話でもあります。
前節、前回対戦で敗れた福島にリベンジを果たしたように。前回は無得点で勝てなかった琉球に、今度こそ勝つ。シンプルにして明確です。

琉球は前節、ホームに長野を迎えての試合。上位の長野を相手に幸先良く先制することに成功したものの、その後追いつかれ、ドロー決着。過去の対戦で全敗であった長野戦で初の勝ち点を得ることが出来たものの、だからこそ勝ちたかったという無念も。そのやるせなさをこの富山戦にぶつけてやる!というところでしょうか。
負ければ順位が入れ替わってしまう、勝てば突き放すことが出来る直接対決ということは、琉球としても意識しているはず。中2日というコンディションの問題もあいまって難しい試合となるかもしれませんが、だからこそ、ホームの地の利を活かして返り討ちにしなければ。

中2日で疲労を考慮しながらのメンバー選定となるでしょうから、あるいはスタメンの大幅変更の可能性もなきにしもあらずではありますが。
期待したいのは、前節スタメン復帰し今季初ゴールを挙げる活躍、期待に応えてみせたタイジロー。
果敢に前から仕掛けていく積極性、そしてシュートコースが開いたと見るや、果敢に打って出たことがもたらしたゴール。
やらねばならないとわかっていながらなかなか出来ず、それによって勝利が遠ざかってしまっていた今季これまで。
それではいけないということをプレーによってほかのメンバーに示したことは、やはり大きいのではないかと。
百聞は一見にしかず、と言いますが・・・ただ口で積極的にやろうと言うだけでなく、プレーでしっかりと示したこと。それが他の選手たちに与える影響。
やるべきことをきちんとやりきったなら、ピンチも凌ぎきることができ、無失点に抑えられた。
ゴールを狙う積極性があったからこそ、3得点という結果に繋がった。
前節の成功を活かし、今節の成功へと繋げるために。
タイジローには、キャプテンとして皆を引っ張るリーダーシップを、前節同様勝利に繋がるプレーでもって示してほしい。そう願います。

中2日での連戦、シーズン唯一の平日ナイトゲームという特別な状況下で執り行われるこの琉球戦ですが、特別なのはそれらだけでなく。
およそ1ヶ月後、8月30日に県総で行われる、天皇杯1回戦。そこで、富山県代表は沖縄県代表と対戦します。
前週に行われる富山県大会決勝の結果如何によりますし、100%そうなる保証はありませんが、それでも。カターレ富山が富山県代表となる可能性、そしてFC琉球が沖縄県代表となる可能性が高いわけで。
今節は、いわば天皇杯の前哨戦。
勝つのはもちろんとして。1ヶ月後の対戦に向けて、相手に脅威を与えるような勝ち方が望ましいのは言うまでもなく。
それには、3試合連続無失点は欠かせないところ。そして、前節同様に複数得点で主導権を握った上で勝つ、強さを見せて勝つことが求められるところです。
あまり先のことを考えるよりはきちんと目先の勝利を!というのももっともではありますが。それでも、強さを見せつけて精神的優位に立つというのもまた、重要なこと。
次の1勝に繋がる勝利を願いたいです。

目指すはもちろん連勝。そして、7月無敗という実績。
これまで夏に負けないためのトレーニングを積んできたのは、まさに今の時期に打ち克っていくため。
だったら。その成果を連勝で証明せよ!
直上6位との直接対決を制し、前節に引き続いての順位繰り上げを!!

勝たれ!!!富山!!!!