0-0でドロー。
7年ぶりの魚津桃山、Jリーグ公式戦としては初の開催となった今節。ホーム戦でありながらアウェイ戦の雰囲気も漂う、独特の状況下での試合となりました。
夏場の15時開始ということで懸念された「暑さの中での消耗戦」ということにはならなかったものの、強くは降らなかったながらも雨の影響を考慮しながらの難しい試合。
それでも。
今節がホームデビューとなった椎名、そして先日の加入発表からいきなりのスタメン起用となった萱沼という新戦力が活躍。長らく戦線を離れていたキャプテン・タイジローの復帰。
現状打破を掲げ、上位の相模原にも敢然と立ち向かう!という気概が感じられました。
ただ。
結果が、ついてきませんでした。
惨敗としか言い様の無かった前回ホーム戦・山口との対戦に比べたならば、訪れたファン・サポーターには可能性を感じる試合は見せられたと思います。けれども、未だ道半ば、根本的な部分からのチーム力底上げにまでは至っていない。そのことが、勝つべき試合で勝てなかったことにつながった、という見方もあるかと。
やはり、結果を残してナンボの世界であって。
勝ち点3を獲らねばならないチームが、1しか獲れなかったということ。この結果が、2位の町田、3位の長野といったクラブを喜ばせるだけにすぎないということ。
上位に互角以上に渡り合ったので良し、という試合ではなかった。
まだやれたはず、なのに結果を残せなかった。
兆しは見せたものの、まだ、甘い。そんな試合でした。
カターレが椎名・萱沼を起用したように、相模原もまた、タレス・永芳という新加入選手をスタメン抜擢。シーズン後半戦へ臨むにあたり、力試しの意味合いも込めた試合であったかと。
そのなかでも今節のトピックはやはり、特別指定選手・萱沼。
合流から間もない中での出場とは思えないほどに積極性を披露、FWとしてしっかり機能していました。スピードある抜けだし、足下のテクニックなど、持ち味を発揮。それに負けてなるものか、とばかりに中西や北井のプレー精度が上がったように感じたのは、気のせいではないでしょう。良い意味で相乗効果が出ていたように思います。
これで、その活躍がゴールに結実していたならば満点であったのでしょうが、残念ながらそうはならず。まだ1試合を見ただけで判断するのは早計かもしれませんが、それでも、この試合では及第点はクリアしていたかと。
一方で。
監督が試合後のコメントで「彼はまだ大学生なのだから、プロであるカターレの選手にもっと頑張ってほしい」とコメントしたように。
萱沼には活躍してほしい一方で、既存メンバーの影が薄くなる、なんてことはあってほしくない。いや、あってはならないでしょう。
去年の夏、宮吉や前、井澤、テホンといった選手たちが移籍加入、主力を担いました。ちょっと意地悪な言い方をすれば、そのときにあぶれていたのが、現在の主力選手たちなのであって。
また同じことの繰り返しでいいのか?また新加入選手に活躍の場を譲ってしまっていいのか?
ましてや、プロとしての経験が少ないどころではない大学生に。
シーズン前半戦、どうにもやるせない、不本意な結果に終わってしまいました。だからこそ、発奮せねばならない後半戦。
チームに新たな戦力が加わったからこそ。これまでのメンバーも、より気を引き締めてプレーに臨まねばならないことは必定。
試合内容に関しては、勝利という最大の目標を達成できなかった時点でどうか、ということはあるにせよ・・・それでも、今季これまでと比較しても良い方であったとは思います。
けれど、まだ甘い。
チャンスをものに出来なかった決定力不足もさることながら。
守備の連携面の甘さで招いたピンチというものも、相手に救われるかたちで回避したピンチというものも、まだまだありました。
新加入選手が加わることでチームに新たな風が吹く、今こそがチャンスととらえるべき。
まずは、勝利という最大にして最小限の目標をクリアすること。
良い試合だった、で終わらせないこと。勝てなくて悔しいという感覚を忘れないこと。
「次」ではなく「今」頑張らなければならないこと。
成長の度合いを加速させ、結果に結びつけねばなりません。
7年ぶりの魚津桃山、Jリーグ公式戦としては初の開催となった今節。ホーム戦でありながらアウェイ戦の雰囲気も漂う、独特の状況下での試合となりました。
夏場の15時開始ということで懸念された「暑さの中での消耗戦」ということにはならなかったものの、強くは降らなかったながらも雨の影響を考慮しながらの難しい試合。
それでも。
今節がホームデビューとなった椎名、そして先日の加入発表からいきなりのスタメン起用となった萱沼という新戦力が活躍。長らく戦線を離れていたキャプテン・タイジローの復帰。
現状打破を掲げ、上位の相模原にも敢然と立ち向かう!という気概が感じられました。
ただ。
結果が、ついてきませんでした。
惨敗としか言い様の無かった前回ホーム戦・山口との対戦に比べたならば、訪れたファン・サポーターには可能性を感じる試合は見せられたと思います。けれども、未だ道半ば、根本的な部分からのチーム力底上げにまでは至っていない。そのことが、勝つべき試合で勝てなかったことにつながった、という見方もあるかと。
やはり、結果を残してナンボの世界であって。
勝ち点3を獲らねばならないチームが、1しか獲れなかったということ。この結果が、2位の町田、3位の長野といったクラブを喜ばせるだけにすぎないということ。
上位に互角以上に渡り合ったので良し、という試合ではなかった。
まだやれたはず、なのに結果を残せなかった。
兆しは見せたものの、まだ、甘い。そんな試合でした。
カターレが椎名・萱沼を起用したように、相模原もまた、タレス・永芳という新加入選手をスタメン抜擢。シーズン後半戦へ臨むにあたり、力試しの意味合いも込めた試合であったかと。
そのなかでも今節のトピックはやはり、特別指定選手・萱沼。
合流から間もない中での出場とは思えないほどに積極性を披露、FWとしてしっかり機能していました。スピードある抜けだし、足下のテクニックなど、持ち味を発揮。それに負けてなるものか、とばかりに中西や北井のプレー精度が上がったように感じたのは、気のせいではないでしょう。良い意味で相乗効果が出ていたように思います。
これで、その活躍がゴールに結実していたならば満点であったのでしょうが、残念ながらそうはならず。まだ1試合を見ただけで判断するのは早計かもしれませんが、それでも、この試合では及第点はクリアしていたかと。
一方で。
監督が試合後のコメントで「彼はまだ大学生なのだから、プロであるカターレの選手にもっと頑張ってほしい」とコメントしたように。
萱沼には活躍してほしい一方で、既存メンバーの影が薄くなる、なんてことはあってほしくない。いや、あってはならないでしょう。
去年の夏、宮吉や前、井澤、テホンといった選手たちが移籍加入、主力を担いました。ちょっと意地悪な言い方をすれば、そのときにあぶれていたのが、現在の主力選手たちなのであって。
また同じことの繰り返しでいいのか?また新加入選手に活躍の場を譲ってしまっていいのか?
ましてや、プロとしての経験が少ないどころではない大学生に。
シーズン前半戦、どうにもやるせない、不本意な結果に終わってしまいました。だからこそ、発奮せねばならない後半戦。
チームに新たな戦力が加わったからこそ。これまでのメンバーも、より気を引き締めてプレーに臨まねばならないことは必定。
試合内容に関しては、勝利という最大の目標を達成できなかった時点でどうか、ということはあるにせよ・・・それでも、今季これまでと比較しても良い方であったとは思います。
けれど、まだ甘い。
チャンスをものに出来なかった決定力不足もさることながら。
守備の連携面の甘さで招いたピンチというものも、相手に救われるかたちで回避したピンチというものも、まだまだありました。
新加入選手が加わることでチームに新たな風が吹く、今こそがチャンスととらえるべき。
まずは、勝利という最大にして最小限の目標をクリアすること。
良い試合だった、で終わらせないこと。勝てなくて悔しいという感覚を忘れないこと。
「次」ではなく「今」頑張らなければならないこと。
成長の度合いを加速させ、結果に結びつけねばなりません。