水曜に行われた天皇杯2回戦で挙げた勝利の勢いそのままに、リーグ戦連敗を阻止すべくFC東京U23との対戦に挑みます。
これまで出場機会の少なかったBチームが奮戦、勝利をもぎ取った天皇杯2回戦。
リーグ戦に臨むAチームーーーレギュラーメンバーも、大いに勇気をもらったことでしょう。
照準をリーグ戦に合わせてきたのは、もちろん勝利するため。
その気概を、連敗阻止に、反転攻勢に繋げなくては。
鹿屋体育大学が名古屋に3-0、JFLのヴィアティン三重が湘南に4-0など、衝撃的なジャイアントキリングが見られた天皇杯2回戦にあって。
ある意味、いちばん地味な下克上であったカターレの町田撃破でしたが。 もちろん、外野がどうこう言おうが関係なし。重要なのは、カターレが勝ちきり、勝利という確かな結果に結びつけられたという事実。 自分たちの甘さ、不甲斐なさから喫した、苦いホーム戦連敗。それを引きずって天皇杯もあえなく敗退、という可能性も、決して低くなかった・・・むしろ、過去のジンクス的には、高いとすら思えました。
しかし、屈しなかった。 やればできると、上位カテゴリ撃破でもって証明してみせた。 タイトなスケジュールの中、やり遂げてみせた。 それを確かなものとするために。今節、勝利が必須です。
とは言え、FC東京U23は、簡単な相手ではなく。 序盤の出遅れが響いて17位に沈んでいるものの、最近は復調傾向。特に、6連勝と好調だった熊本に待ったをかけて勝利したように、決して実力が劣るわけではないということが言えます。
先日、代表にも選ばれて活躍した久保 健英が、FC東京から世界的ビッグクラブ・レアル マドリードに移籍することに。 U23にも出場していましたが、やはり、チームメイトたちにも、大きな刺激となったことでしょう。 誰もが同じようにできるわけではないけれど、それでも。 具体的な目標としては、現在J1首位のトップチームに割って入ること。そのために、まずはU23でしっかりとアピールしようと。 モチベーションは高まっているはずです。
FC東京U23には、目下3連敗中のカターレ。 一昨年、首位奪取も視界に入るなか、まさかの終了間際被弾で敗れて、転落の端緒となったこと。 去年のアウェイでは、前田 遼一、久保 建英らに決められて惨敗したこと。 そしてホームでも敗れて、リベンジ失敗したこと。 明らかに、悪しきジンクスにはまっています。 けれども。 ここ最近も悪しきジンクスにはまっていた中で。 そのままであれば、これまで通り2回戦の壁に跳ね返されていたであろう天皇杯で勝利してみせた。 ジンクスに、打ち克ってみせた。 だからこそ。勝たねばならない。
期待したいのは、柳下。 一昨年、2戦連続ゴールでヒーローになるはずが、するりと抜け落ちてしまった屈辱。それを、未だ晴らせずにいます。 今こそ、リベンジの時。 あの時には、敗戦をきっかけに転落してしまいましたが。 逆に、勝利でもって、躍進のきっかけとせねばならないのです。 今度こそ、ヒーローに。活躍ぶりを、見せつけてほしいです。
町田に勝ったのは、マグレじゃない。カターレ富山が一丸となって掴み取った勝利だ。 その事実を鮮やかに証明する勝利を!
必勝を期して、東京アウェイ連勝を!
勝たれ!!!富山!!!!!