行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

優勝にふさわしいクラブ“じゃないほう”の逆転負け。また反省活かせず ロアッソ熊本戦

2019-07-16 20:38:18 | カターレ富山
1-2で敗戦。
首位撃破で、これまでの停滞ムードを打破しなければならなかった試合。
実際に苦戦を強いられたものの、それでも奮闘。先制点を挙げることに成功し、勝利への道筋をつけました。
しかし。
そこから、さらにギアを上げて勝利を手繰り寄せねばならなかったのに、それができず。いつものように。
逆に、首位固めのために勝利が欲しかった熊本が、追いつき、逆転。
そのままスコアは動かず。いつものように、もう1歩が踏み出せず。
結果、これまでキープしてきたところのアウェイ不敗というプライドの砦すら陥落してしまうことに。

0-0で迎えた後半開始直後、CKからルーカスが押し込んで先制。「後半こそは得点を!」という意気込みは両チームとも同じであったでしょうが、相手の出端をくじく効果的な得点。
そこから、追加点を挙げて突き放さねばならない流れで・・・悪い意味で、いつものようにそれが出来ず。
そして、相手の攻勢を抑えきれずに失点。同点に追いつかれてしまったとしても、さらに突き放せば済む話であるのに、それができず。いつものように。
そのうちに逆転を許し。
必死に反攻を試みるも、結局実らず。いつものように。

これまでのシーズンでも感じてきたことですが・・・去年で言うなら、昇格した琉球や鹿児島には、「強者としてのふさわしさ」といったものが備わっていたように感じられました。
それが、具体的にどのようなものを指すかは説明しづらいですが・・・端的に言えば、この試合の熊本のように、先制されても「それでも」と抜け出せる力を発揮できるというところでしょうか。
熊本は前節、YS横浜戦で悔しいドロー決着。そこから奮起し、なんとしても勝ってやるぜ!という気概を逆転勝利に繋げた、と。
翻って、カターレはどうか?
前節がドローであった、そこから「今節こそは!」と奮起せねばならなかったのは熊本と同じ。いや、上位撃破を成し遂げねばならなかったぶん、より強い気持ちで臨まねばならなかったくらいで。
なのに。せっかくの先制点を活かせず。
1年でのJ2復帰に向けて、着実に歩みを進める熊本。
一方、同じことの繰り返しで「強者としてのふさわしさ」というものを、いつまで経っても発揮できず仕舞いのカターレ。

優勝にふさわしいクラブと、“じゃないほう”との差。
もちろん、応援するクラブ、愛するクラブにそんなレッテルを張られることを認めたいわけがありません。
首位と8位との差がそのまま出た試合だったね、なんて評価を甘受なんてしたくないし、できません。
なんというか。
熊本が、いかに首位とてJ3という同じリーグ。倒すべき相手であることに、疑問の余地などないはずです。
逆立ちしても勝てないほどの実力差があった、とかならまだしも。
苦戦したのは事実にしろ、どうしようもないほどの勝てない相手であったか?と言われたら、そうではなかった、と言えます。
それでもなんとかしなければならなかった相手、という評価が適当。
なのに。
ここまで中位に甘んじてしまっているのは、ひとえに、こういった試合で勝てないから。
勝つべき試合を落としてしまっているから。それを続けてしまっているから。
そんな、シーズンここまでのマイナスポイントが、またも露呈。
しかも、どうしても勝たねばならない、勝てば単なる1勝以上の自信がつくはずの試合で。
結果は、「やっぱりダメだったよ」と。いつもどおりに。
そんなこと、認められるわけありません。

いつも言っていることですが。
無理難題を、勝てるわけない相手に運任せで勝て、なんて出来もしないことを望んでいるだけではないのです。
やれるはず、勝てるはずの試合を、みすみす落としているようにしか見えない。それが問題だと。

悪い意味でのジンクスに、またも抗えなかったカターレ。対戦成績で水を変えられてしまっている相手に、今度こそは!という試合で、また負けました。
こんなことを繰り返していても、いつまでもこんなままです。
いつまでも、“じゃないほう”のままです。
そんな評価に甘んじて良いのか?
良いわけがない。

試合は、待ってくれません。次の試合は、金曜日にすぐにやってきます。
シーズンも折り返し地点ですが。
もう、“じゃないほう”のクラブとして、優勝はあきらめろ、とでも言うのでしょうか。
そんなことは、受け入れられません。
ならば、しなければならないことはシンプル。
いつまでも、同じ失敗を繰り返してくれるなと。
勝つことでしか自信は身につかない。
その原則にしたがって、まずは勝ってくれ、と。
それだけです。
コメント
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