1試合5得点、4連勝と、「これまで通り」に縛られていたならば成しえなかったジンクスを次々に打ち破ってみせたカターレ。
今節、もちろん勝利し、さらなる高みを目指さねばならないのは言うまでもなく。
アウェイ戦、パナソニックスタジアム吹田にてガンバ大阪U23と対戦します。
3戦全勝、12得点無失点という驚異的な数字でもって乗り切った9月。その勢いをさらに引き継ぎ、連勝を伸ばしていかねばなりません。
相手の動向がなかなか読めないU23戦が2試合、そして上位との直接対決が2試合。
まさに、天王山。非常に重要な戦いが続くこととなる10月。
その初戦となる、今節のガンバ大阪U23戦。
今のカターレなら、勝てると思います。それは、過信や驕りではなく。
J2昇格を、優勝を目指して勝ち続けねばならないーーーその意義を皆が共有し、それを体現しているのが、しっかりと見て取れるから。
今節もまた勝利し、クラブ史上最長タイとなる5連勝を、しっかりと成し遂げねば。
このところ3連敗を喫して、なかなか厳しい状況にあるガンバ大阪U23。
とはいえ、だからといって楽に勝てる相手というわけでは決してないでしょう。
ここまでの総得点が首位・群馬に次いで2位。元々能力の高い選手が揃うなか、ツボにはまった攻撃がなされたならば、一気にやられてしまう可能性は・・・決して軽んじていいはずがないでしょう。
過去の対戦成績は5勝1敗1分けと大きく勝ち越しているとしても、油断していいわけがありません。
ことアウェイ戦となると、かつて、現在は海外でプレーし日本代表に名を連ねる堂安にボコボコにされてやられた印象が。1敗という数字以上に刻まれているというか。
昨年も、アウェイではドロー。同じく海外へと羽ばたいていった食野の活躍が印象的。
必勝を期さねばならないなか、油断などあってはなりません。
3連敗、そのなかでわずか1得点と、苦しい状況が続いているようですが。
ガンバ大阪U23とのホームでの前回対戦後、カターレがなかなか勝てない苦境に陥ってしまっていた時期のことを思い返すならば。
チャンスを決めきれないもどかしさ、得点への渇望というものは、他人事ではなく理解できます。
だからこそ。
そんな相手を決して見くびることなく、全力でもって勝ちにいかねばならないのです。
昨シーズンは大学在学中に特別指定、今シーズン、プロとしてのルーキーイヤーにあたる大谷。彼にとって、同世代のガンバ大阪U23には、学生時代から知る選手は1人や2人ではないでしょう。
名門・ガンバ大阪の一員として、将来を嘱望される選手たち。エリートと言っていいかと。
そんな相手に、ここ4試合5得点という覚醒した大谷が、好調そのままに力をみせられるかどうかがフォーカスされることかと。
当然、相手もそのあたりを察し、カターレの要注意選手としてマークしてくることは想像に難くありません。
もちろん、大谷にプレッシャーを跳ねのけて活躍してほしいのは言うまでもありませんが。
そんななかで、期待したいのは平松。
「大谷ばかりに注意を払っていれば良いわけじゃないんだぜ?」というプレーぶりでもって、2試合連続ゴールを挙げてほしいです。
どちらか、ではなく、どちらも。
相手にターゲットを絞らせない活躍でもってゴールを脅かし、得点につなげてほしいところです。
やってやれないことはない。それを証明する戦い。
相手がこのところの不調からなかなか得点できない、というならば。
3戦連続無失点と自信を深めている守備陣が、今節もまた安定した仕事っぷりで抑え込んでくれるはず。
だからこそ、攻撃への迷いなく、しっかりと決めきる働きぶりを勝利につなげてほしい。そう願います。
2試合連続5得点というインパクトは、相手の警戒をあおるのに十分すぎるものですが。
だからこそ、勝たねば。
毎試合5得点でなくとも、1-0だとしても同じ勝ち点3ではありますが。
勢いをもって走り続けることの、大切さ。
今節を含め、リーグ戦残り10試合。
勝ち続けねば逆転優勝などおぼつかない、という厳しい状況ですが。
逆に言えば、10試合もある。
ならば、こんなところで停滞しているわけにはいかないのです。
それこそ、3試合連続5-0勝ちをするような勢いでもって、駆け抜けねばならないと言えるかと。
ならば、勝て!
4連勝は、成し遂げた。けれど、まだ道半ば。
連勝の感慨に浸るのは、シーズン終了後に14連勝を成し遂げたその時でいい。
だったら。立ち止まっている暇などない、勝ち続けるのみ!!
まずは、今節。アウェイでも複数得点・無失点は続くことを、勝利でもって見せつけろ!!!
勝たれ!!!富山!!!!!