行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第9節 SC相模原戦

2020-08-09 22:35:13 | カターレ富山
連勝を期して臨みながらも、攻めきれず無得点、守り切れず失点という「いつものように」敗れてしまった前節。
それでも、間断なく試合はやって来ます。
ホームで相模原を迎え撃つ今節。連敗などもってのほか、必ずや勝利し、勝ち点3を積み上げねばなりません。

前節までがそうであったように、中3日の連戦が普通にあるような、例年比で変則日程となっている今シーズン。
そんななかにあって今節は、この富山対相模原戦の1試合だけが8月10日に設定されており、
前節より中7日で迎えることとなります。
その間、富山の気温が37度を記録して全国一暑くなった日もあったりと、コンディション調整には気を使うこととなったと見受けますが。
それにしたところで、体調面のみならず戦略面でもしっかりと準備期間はあったと言えるわけで。そう、中3日とは比べるまでもなく。
そして、なによりもホーム戦。移動疲れが無いことを思えば、少なくとも条件面では勝たねばならない理由しかありません。

現在3勝3分け2敗の8位・相模原と、3勝2分け3敗の9位・富山との対戦。
開幕から無傷の連勝を続け、今節も勝利して9連勝となった首位・秋田に大きく水をあけられた状況の中、お互いにここまで“いまひとつ”という戦績と言えるのではなかろうかと。
それでも。
相模原にとっては、前節に昨季J2の有力チーム・鹿児島を撃破し、連勝を狙う試合。
新戦力・ホムロが2ゴールを挙げる活躍で勝利に貢献、連敗を止めた勢いそのままに、今季初の連勝を狙って乗り込んできます。
元カターレの窪田 良がボランチとしてスタメン出場、そして去年までカターレの一員であった才藤 龍治も途中出場しており、今節もまた出場が有力視されることでしょう。それぞれに思い入れをもって、慣れ親しんだ県総に凱旋してくるはずです。
ここまで2敗のうちのひとつは、秋田戦。それまで無失点を続けていた秋田に3失点し、ほぼ負けが確定というなかにあって、試合終了間際に得点。勝てないまでも一矢報いることに成功しました。
もしも・・・今節、またもカターレが同じ失敗をしてしまうようであれば。
獲らねばならないところで得点できず仕舞いでいるようであったならば・・・これまでの未勝利試合同様に、最後の最後でこらえきれず失点、結果敗れてしまうという可能性も、大いにあり得るかと。
むしろ、相模原としては、それも織り込み済みやもしれません。
つまりは。
たとえ首尾よく得点して優勢に試合を展開できずとも。たとえ無得点のままに抑えられ続けていたとしても。
これまでの傾向に倣うならば、富山は必ず最終盤にボロを出す。
だったら、それまでしっかりと耐えることさえできたならば、必ず勝てる!
そういった意気込みというものをもって乗り込んでくるのではないかと。
無論、こちらとしては面白くないこと甚だしいのですが。
しかし、それが現実。いかに癪に障ろうと、それがここまでの実績です。

前節終了後に相模原の三浦監督が退席処分を科せられ、今節は指揮を執れないというアクシデントに見舞われている相模原。
だからこそ勝たねば!と奮起してくることは間違いないでしょう。
その気持ち、わからないではありません。
2018シーズンのアウェイYS横浜戦において安達監督が試合途中に退席を命じられ、次の試合に出場停止となったことがありました。
何とかその試合を勝利し、続くホーム戦は監督不在で臨むこととなったものの、そこでしっかりと発奮し。見事勝利して連勝を飾った、ということがありました。
奇しくも、そのホーム戦の相手が相模原。
今回、同じ会場でそのときとは真逆の状況となるわけですが。
今回もまた、勝つのはカターレでなくては。
気持ちがわかるだけに、しっかりと返り討ちにせねばなりません。

期待したいのは、大谷。
昨季の後半戦のみでチームトップの9ゴールとブレイク。さらなる飛躍が期待された今シーズンですが、ここまでノーゴール。そんな期待に応えることが出来ていません。
大きなケガをしたわけではなく、出場機会減少で能力が錆びついたというわけでもなく。プレーの端々で、可能性は感じさせています。
けれど・・・いかんせん、ゴールという結果には結びついていない。
いわゆる、ケチャドバ理論で。去年がそうであったように、1ゴール決まれば、そのあとはドバドバと決まると思えるのでしょうが。
昨年挙げたゴールは、決してイージーなものばかりではありませんでした。それまでの決められていない状況のなかであったなら決まっていなかっただろうな、というものも、少なからずありました。
つまりは。まずは、1ゴール。きっかけとなる得点が、是が非でもほしいところです。
ちょうど1年前の8月。
ホーム相模原戦で初ゴールを挙げてヒーローとなった大谷。
その後、クラブ最多タイ記録の5連勝を含め、大躍進のきっかけとなった勝利でした。
ならばこそ。
今年もまた、ホーム相模原戦で覚醒してほしい。そして、ケチャドバ理論の下、再びの大活躍を見せる、その先駆けとなるゴールでもって、勝利に貢献してほしい。切に、そう願います。

前述のとおり、昨年は夏の中断後のホーム相模原戦の勝利をきっかけとして躍進を果たしたカターレ。
今シーズンここまでは、正直言ってスタートダッシュ失敗、不本意な戦績となってしまっています。
優勝を目指すチームが、およそシーズン4分の1消化時点ですでに3敗。痛すぎる現状です。
けれど、だからこそ。
昨シーズンの躍進のスタート地点は、半分を少し過ぎた残り14試合という段階でした。
それを、今シーズンは今から。残り4分の3を、留まることなく駆け抜けるために。
そんな都合よく連勝できるか?だって?
出来るかどうかじゃない。
やるんだ。
秋田が無傷の9連勝?
だったら、それを上回る勢いでなければ優勝できないじゃないか。
そう、いかに出遅れていようが、優勝を諦めてなどいないのだから。
可能性が高いか低いかじゃない。
やるんだ。

今節より、2年余りにわたって空いていた胸スポンサーがついたユニフォームで戦います。
今般のコロナ禍による暗いイメージを払拭するかのような、カターレにとって明るいニュース。
名乗りを上げていただいたIAC様には、感謝に堪えません。
だからこそ。
そんな気概に応えずしてなんとするか。
感謝の気持ちは、勝利によって恩返し。それ以外にありますまいよ。

期待を胸に、敢然と戦え!!!
ホーム勝利を、躍進の嚆矢に!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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