行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第17節 ヴァンラーレ八戸戦

2022-07-14 22:41:54 | カターレ富山
全18クラブがホーム&アウェイ2回戦総当たりで鎬を削る今季J3にあって。1巡目最後の試合として、ホームでヴァンラーレ八戸を迎え撃ちます。
金曜日の夜に1試合だけ他よりも先行して開催される、今シーズンのリーグ戦唯一の平日開催試合。
イレギュラーな要素をはらみつつも、やるべきことは変わりません。
ホームのファン・サポーターと勝利を分かち合うこと、それ以外にないのだから。

クラブ新記録の6連勝から、それをさらに更新すべく挑んだ福島・松本のアウェイ2連戦でしたが。
連勝が止まり、連続試合得点までもストップ、そして8試合ぶりの敗戦。
連勝継続どころか、1分け1敗で2試合連続勝ちなしという。正直、痛い結果であったと言わざるを得ません。
それでも。
喰らいついていくしかない。
さしあたっては、この八戸戦。
連勝が途切れたというなら、連続試合得点が途切れたというなら・・・また、新たに始めていけばいいだけのこと。
ホーム戦の連勝は、途切れていない。ならば、勝つことで継続していくまでの話です。

現在4勝1分け11敗で16位と、苦戦を強いられている八戸。
成績不振からシーズン途中で監督交代、新たに就任した志垣 良監督のもと、チームの再構築に着手している最中のようで。
選手の能力、目指すサッカーを見ても、決して手の施しようがないほどに劣っているが故の低迷、というわけではなく。
むしろ、ボタンの掛け違いとでもいうか・・・なにかのきっかけがあれば一気に好転しそうなのに、そのきっかけがなかなか掴めない、ということのようで。
そんななかで、前節は最下位・YS横浜と対戦。
もちろん、「最下位相手なら、さすがに勝てるだろ」などと軽んじて舐めてかかった、というわけでもないでしょうけれど。
それでも、何の理由もなく最下位にはならないわけで、自分たちも低迷してしまっているからこそ、勝ちにいかねばならない試合だったのですが。
それが、よもやの3失点を喫し、敗戦。正直、ショックは小さくなかったのではないかと。
そして迎える、今節。上位直接対決を落としてしまい、再起にかける富山が相手。
ここでもし、八戸が上位が相手だからと弱気を見せるようならば、遠慮呵責なく容赦なく叩くべきところ。逆に「前節負けているのはお互い様だろ」と開き直るようなら、それはそれで跳ね返さねばならないですが。
いずれにせよ。
カターレとて、現状を打破して勝利せねばならないという意味では同じ。
ならばこそ、それでなくとも勝たねばならないホーム戦ならば。順位相応の順当な結果であった、と評されるような試合ぶりでもって、勝ち点3を奪取せねばなりません。

前節の松本戦では、かつてカターレでプレーした前の健在ぶりに目を細めつつも、結果敗れてしまってぐぬぬ、ということもありましたが。
八戸の元カターレの選手と言えば、2017年、2018年に在籍し、その後八戸に移った佐藤 和樹。昨シーズンは福島へ期限付き移籍、そこでは現カターレの鎌田とチームメイトだった、という縁が。
同じく昨シーズンは福島に在籍していた元カターレの服部 一輝が、今シーズンの八戸では背番号1を背負い、正GKとして活躍中のようで。
そしてもうひとり、やはり今季から八戸に加入した元カターレの萱沼 優聖。鹿児島在籍時にJ2昇格も経験したキャリアを買われ、今シーズン八戸における攻撃陣を引っ張る役割を果たしているのだとか。
萱沼と言えば、ちょうど1年前、やはりシーズン前半戦最後の試合であったアウェイ鹿児島戦で、試合最終盤の80分に勝ち越しゴールを決められてしまった、ということがありました。
そのときは音泉の起死回生同点ゴールが決まり、なんとかドローに持ち込めましたが。
1年の時を経て、新たな所属クラブ・八戸で迎える古巣対決。期するところもあるのでは?と。
かように、かつてのチームメイトたちが対戦相手の主力選手となって乗り込んでくるわけですが。
それを返り討ちとし、無失点かつゴールラッシュでもって歓待してやろうじゃないか!その気概が必要です。

連続得点試合が途切れてしまったカターレ。複数得点を挙げて試合を優位に進める、という課題がクリアできないままに途切れてしまった、それが敗戦につながってしまったことは、無念としか言いようがありませんが。
その得点力不足が、同勝ち点ながらも得失点差で藤枝に上回られ、5位に順位を落とすことにもつながってしまっただけに。
勝つために得点しなければならないことは当然として。
なんなら、連勝記録でクラブ新記録を作ったのに続いて、今度は1試合最多得点記録5を更新するくらいの意気込みが必要かと。
大袈裟でもなんでもなく、それくらいやれば・・・いや、やらなければ、上位チームとの勝ち点差を詰めても得失点差で下回ることが続いてしまうわけで。
下位相手だから楽に得点できる、というわけでもなんでもないでしょうが、それでも。
それでも、やらねばならない複数得点奪取。
期待したいのは、マテウス。
松本戦では後半の61分から出場、奮戦しましたが、得点には至らず。
それでも、随所にキレのある動きを見せて、チームを盛り立てました。
敗れてしまった松本戦ですが、相手との間にどうしようもないほどの実力差があったわけではありません。
ただ、ゴールに迫る、得点を狙う気持ちというか気迫というか。それが、松本のほうが上回っていて、それが結果につながってしまったかたち。
松本に負けないだけの勝利への執念があれば・・・その悔しさを経験したからこそ。
今シーズンここまで、敗れた北九州戦の1ゴールのみ。
2点目以降を、決めねばならないでしょうよ。そして、ホームの期待に応えて、ヒーローにならねばならないでしょうよ。
ホーム連勝を引き寄せるゴールでもって、チームを勝利に導いてほしいです。
そして、守備面で期待したいのは、やはり鎌田でしょうか。
古巣対決となった福島戦では、勝ちきれずドロー決着。勝って恩返しとはなりませんでした。
今節、相手は福島ではないけれど、元チームメイト対決。
かつて佐藤と服部がプレーしていた富山。それを今現在背負っているのは自分なんだと。勝利を願うホームの期待を受けてプレーするのは、自分なんだと。
「カターレ富山の鎌田 翔雅」として、元チームメイトたちに敢然と立ちはだかってほしい。そう願います。

偶然と言えば偶然なのでしょうが・・・八戸戦と言えば。
一昨年のホーム八戸戦は、雷雨の影響で試合開始直前に開催中止が決定、延期となってしまうというアクシデントに見舞われました。
そして、昨年のアウェイ八戸戦では、当日になって八戸の選手に新型コロナ感染、その影響で開催中止、延期に。
なによりも・・・その両方で、それまでの良い流れというものが阻害されるかたちとなってしまい、チームの失速につながってしまった、という苦い思い出が。
今年はと言えば。
予期せぬアクシデントというならば、既に経験済みです。
前回ホーム戦であった長野戦で、雷雨の影響で約80分の中断ということがあったことは、記憶に新しいところ。
そして・・・良い流れの阻害というものも、ここ2試合で1分け1敗ということで、既に経験済みです。
迎える、今節・八戸戦。
開催そのものが1試合だけ先行というイレギュラーなものでもありますが。
年に1度のアクシデントというなら、それはもう適用外として。
逆に、敗戦から立ち直る、思うように得点できない流れから立ち直る、そんな福音をもたらす試合とすべきかと。
だったら。
勝つしかないでしょうよ。

上位直接対決でやぶれたとはいえ、5位に順位を落としてしまったとはいえ、それがどうした。
優勝戦線から脱落し、手の施しようがなくなったかといえば、そんなわけはない。
そう、脱落などしていない。
それを、勝って証明するまでのこと。
1試合だけ先行する今試合に勝って、上位陣にプレッシャーを与えてやろうじゃないかと。
そう、富山は当然のように優勝を狙っているんだぞ!と。

ならば、勝て!
勝って10勝に到達し、1巡目を勝利で締めくくれ!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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