行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第19節 いわきFC戦

2022-07-29 21:09:57 | カターレ富山
八戸戦、YS横浜と2試合連続で逆転勝利、2連勝中のカターレ。3連勝をかけ、ホームで2位・いわきFCを迎え撃ちます。
前半戦を首位で折り返し、その勢いを確かなものとせんと乗り込んでくるいわき。リーグ屈指の実力でもって、前回対戦で引き分け成し得なかった勝利を、勝ち点3を奪わんと、気合をいれてくることでしょう。
優勝を成し遂げるには、なんとしても上位クラブを撃破し、まずは勝ち点差を3ぶん縮める必要があるカターレ。
新型コロナの陽性反応者が続出し、その数が11人にも上るという非常事態にあるカターレですが。
それでも、やるべきことはなにひとつ変わりません。それが、手強いクラブであろうが、関係なく。
必勝の気概を力に変え、ホームで勝利を信じて応援するファン・サポーターの期待に応えねばなりません。

前節、松本との対戦がコロナの影響で中止となり、1週ぶん空くかたちとなったいわき。奇しくも、カターレにとっては前節のYS横浜に続き、今節もまた中止を挟んで1週ブランクがある相手との対戦となります。
1週空くことでそれまでのペースが乱れる、という可能性も無いではないですが・・・先例として、YS横浜に関しては、それには当てはまらなかったように思われました。むしろ、しっかりと試合に入り、開始早々にカウンターから先制点を奪われてしまったくらいで。
翻って、今節・いわき戦。
前週、松本との上位対決に気合を入れていたであったろうに、自分たちに落ち度のないところで中止という肩透かし。前回対戦で敗れていたこともあり、リベンジに意気込んでいただろうからには、尚更でしょう。
そして迎える、今節。
2連勝中で5位という富山が相手ですが・・・あるいは、松本に比べては“格落ち感”が伴う対戦と捉えざるを得ない、そんなこともあるやもしれません。
前回対戦でも、結果としては追いつかれてのドローと不覚をとったものの、内容的には圧倒。勝ち点2を逃してしまったかたちではあっても、苦手意識などは無く。
連勝中といえども八戸やYS横浜という下位に甘んじているクラブに先制された挙句に、やっとこどっこい逆転して勝ちを拾った、という体たらくぶり。
さらにはコロナで離脱者続出、試合開催そのものが危うい可能性も?そんなんでまともに相手が務まるとでも?
控えGK田中 勘太の前所属クラブという以外には接点も無く、クラブ史上初の富山アウェイ戦ではあるものの。総じて、まぁ大丈夫だろう―――。
・・・と、そこまでわかりやすく油断してくれたら、楽でしかたないでしょうけれど。
大丈夫か大丈夫じゃないか、確かめてみると良い。
1試合ぶん消化数に差があるとはいえ、ここまで両チームとも11勝。同じ数だけ勝っている。
それが何を意味するか?
鹿児島や松本といった上位クラブには負けている?中位から下位相手に勝ち数を重ねてきただけのうろんなクラブだと?
現に、前節も前々節も、危うく負けかけただろ?と?
だとしても。
偶然やラッキーだけで、果たして11勝も出来るのか?と。
前半戦を首位ターンしたいわきだから大丈夫?
本当にそうなのか、ためしてみるといい。
カターレにとっては、順位通りの順当な結果に終わらせるつもりなど、さらさらない。それを、ホーム戦連勝継続でもって知らしめてやろうじゃないかと。

前節、それまでのスタメンから変更した編成となったカターレ。
コロナ陽性確認者がさらに増加し、正直、今節のメンバー編成がどうなるかは、まったく予想もつきませんが。
それでも。
前節がそうであったように。いつもと勝手が違っても、それが勝てない理由にはならない。それを、出場した選手たちの奮戦でもって、勝って証明してみせたのだから。
前々節、前節の逆転勝利の要因としては、相手が勝ち慣れていなかった、という側面もあったかと思います。先制から突き放すだけの力を発揮できず、後半の勝負どころで集中しきれなかった。
今節の相手・いわきは、逆に、勝ちなれているチームであり、先制したならば突き放すだけの力を備えているチームといえましょう。
だとするならば。
先制点を与えてしまえば、相手の思うツボ。ならばこそ、こちらが先制し、終始リードする展開に持ち込むことが肝要かと。
先制されても逆転すれば良い?果たしてそう簡単に出来るかな?
そう相手に迫るような試合展開が望ましいかと。
運やまぐれで6連勝が出来ていたわけでないと、2戦連続逆転勝ちしてきたわけじゃないと、実力をもって見せつけねば。

期待したいのは、吉平。
ここまで全試合途中出場ながら7ゴールを挙げているカターレのトップスコアラーであり、2戦連続逆転勝利の立役者・大野に関しては、いわきも最大限に警戒してくることは想像に難くありません。
そんな、「途中出場から決定的な仕事をやってのけるマン」に、いかに仕事をさせないか?と。
だったら。
大野投入前に、試合の主導権を掌握してしまおうじゃないかと。
そう、吉平の活躍でもって。
前線からガッツリとボールに絡んでいくアグレッシブさという彼の持ち味を遺憾なく発揮し、ゴールに繋げてほしいです。
いくら要警戒選手だからといって、大野ひとりについて対策してさえいればそれでいい、なんてことは無いのであって。
むしろ、吉平の得点という相手にとってカバーしきれなかったところでリードを奪い、散々手こずらせた上で、満を持して大野投入。そして今節もまた、決定的な仕事をやってのけるマンの真価を発揮してもらおうと。
失点の少なさでもリーグトップクラスのいわきですが、だからこそ。
勝ち慣れているからこそ、リードされている状態の経験は少ない。
勝つためにはリードを奪わねばならないというならば。やってやるしかないでしょうよ。
その意味で、ガッツあふれるプレーぶりでチームを勢いづけることが出来る選手・吉平にかかる期待は大きいです。

前節が中止となったいわきにとっては、シーズン後半戦最初の試合。
別に、折り返し地点で首位だったからといって、勝ち点ボーナスが加算されるわけでもなんでもない。
昨シーズン、前半戦を首位でターンしたチームが優勝できたかといえば・・・失速し、4位に終わりました。
長いシーズン、疲労も蓄積されてくる頃だし、相手の分析も進む。
さらに、予想外の事態も起こる。そのことは、前節の中止で思い知っているところでは?
そう、だからこそ。
上位に、現在2位につけているからといって、順位通りに順当に5位を撃破できるかといえば、必ずしもそうはならないでしょう。
いや、そうはさせない。
カターレが、そうさせない。
いわきにとっては、初のアウェイ富山戦。その初めてに、黒星をプレゼントしてやろうじゃないかと。

勝ち点3を加えるのは、連勝継続するのはカターレだ!
上位クラブがなにするものぞ!必ずや、勝利を!!!

勝たれ!!!富山!!!!!
コメント
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