行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

第28節  ロアッソ熊本戦

2009-07-19 15:00:06 | カターレ富山
先週に引き続きアウェー戦。遠く九州は熊本まで赴き、ロアッソ熊本と対戦します。
現在11位のカターレに対し、勝ち点差2で12位の熊本。相手にとっては、勝てば順位が入れ替わること、そして第1クールのリベンジを期していることからも、必勝の態勢で臨む試合です。それを打ち破って勝利をつかむためには、やはり、ここぞという試合を勝ちきるチカラが必要。まさに正念場というこの試合、落とすわけにはいきません。
かならずや勝利をものにし、熊本戦2連勝、九州勢不敗記録の更新を!


ここまで、第1クールに勝利したチームから1勝も挙げることができていません。もちろん相手に研究されていることもあるでしょうが、それに加え、勝ち抜く意志がまだまだ不足しているかと。
逆に言えば、相手にとっては「自分たちの試合をすることができれば負ける相手ではない」という印象を持たれかねないところ。それでなくても、前節の仙台戦で、第1クールとまったく同じ開始直後失点という失態を演じてしまいました。また、これまでのロスタイム失点の多さともども、「学習能力に欠けたチーム」などとナメられ、また実際にそうしてしまっていたのでは、相手にメンタル的な余裕を与えるばかり。くやしいことですが、爆発的な得点力というものが期待できない以上、接戦をなんとかものにしていくしかありません。その際、相手に余裕を持たれることがどれだけ不利かと。前節にしても、そう。同点に追いついたものの、余裕のなかったこちらに対し、落ち着いていた仙台に思うようにやられてしまいました。

相手の熊本は、リズムにのった時の爆発力が怖いチーム。先制点を与えてしまったなら、不利になること必至。前節のような開始直後失点など、論外です。攻撃的なチームに余裕もって攻撃させることだけは、避けねばなりません。
ここはやはり、どうにかして早い段階で先取点を奪い取り、相手に余裕を与えないことが肝要ではないかと。相手攻撃をしのぐ守備にしたところで、相手が「攻めざるを得ない状況」のなかでの守備のほうがやりやすいことは明らかでしょうから。そこで、富山の長所である堅い守備を存分に発揮する、と。
欲を言うなら、前節の真逆に、いきなり開始直後得点がほしいくらい。かのセレッソ戦のように。そう、なにも「自分たちの試合をすることができれば負ける相手ではない」とのイメージで戦いたいのは、相手だけではないのです。

正念場、というこの試合ですが、本当に、勝つのと負けるのとでは天と地ほどの差がつく試合となることでしょう。
チームの主軸として活躍を続けてきたマコの怪我が今季絶望となるなど、とにかくキツいチーム状態。とはいえ、負けるわけには・・・いや、勝たねば!
「第1クールで負けたのは、運が悪かっただけ」なんてナメられるわけにはいきません。いまや、同一カード連勝の可能性のある最後の相手。むしろ、完勝して苦手意識を植え付け、その勢いで3タテをくらわすくらいの試合に!

求めるものは、勝利、勝ち点3のみ!  勝たれ!富山!!
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またしても開始直後被弾・・・意地を見せるも、リベンジならず  ベガルタ仙台戦 

2009-07-14 00:00:22 | カターレ富山
1-3で敗戦。
まさかというほかない、前回対戦に続いての開始直後失点。前半のうちに一旦は追いついたものの、自力の差を見せつけられ、勝ち越し点、ダメ押し点を奪われ、前回同様3失点で敗れました。
これまでずっと出場し続けてきたマコの怪我による欠場など、中3日では修正しきれないマイナス面もあったかとは思いますが、それでも、もう少しやらなければならなかったかと・・・。
10月には、ふたたびホームで対戦します。もう、開始直後失点も3失点も見たくありません。次こそ、次こそはリベンジを果たしてほしい!
プレビューでも書きましたが、開始直後の集中力が・・・。同じ失点するにしても、いちばんしてはいけない失点が、気持ちの余裕をなくしてしまった、ということだったのでしょうか。
それでも、朝日のゴールによって追いつくことが出来たことは評価したいと。いかに強敵とはいえ、チャンスにしっかりと仕事をしたなら、やってやれないことはないという証明になったのですから。相手に萎縮して自分たちからチャンスをつぶしてしまっていては、チャンスもチャンスでなくなる。結果が伴うことでいいイメージを構築できたのならば、その収穫は大きいかと。
ただ・・・もし実力の総量に対しての気持ちの余裕という値があったなら、カターレは追いつきながらも、その余裕がほとんど無い状態だったのかと。それに対し、追いつかれはしたものの、仙台のそれは、慌てるほどのことでも、ミスを誘発して落ち着かなくなるほどのことでもなかったのか、というところでしょうか。
前半終了時点で、スコアの上では1-1と互角だったものの、落ち着いていた仙台が後半6分、18分といういい時間帯で得点。
やはり、このあたりが百戦錬磨の強豪チームとの差ということでしょうか。点を取り合う形での試合運びというものに対し、カターレはやはり経験不足という感は否めない、と。
この試合だけでも、課題はいろいろとあるでしょうが、それを少しずつでもいい、着実に改善していってほしい。少なくとも、もう、開始直後失点はこりごりです。

昨年に続き、またも苦い思い出が残ってしまったユアスタでの対戦。
過ぎたことはしかたがない、これからです。そう、去年、ユアスタ敗戦ののちに躍進を遂げたことを思い出せ、と。ならば、今年もそうしてしまえ、と。
あるいは、今年昇格してしまうかもしれない仙台。ならば、次の対戦では負けられません。是非、昇格争いに冷や水をぶっかけるほどのリベンジを期待したいところです。
次こそは、勝ちたいです。今の段階で言えるのは、それだけ。
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第27節  ベガルタ仙台戦

2009-07-12 17:44:47 | カターレ富山
久々の勝利となった横浜FC戦より中3日、アウェーに赴き、現在上位争いのさなかにいるベガルタ仙台と対戦します。
改装あけのユアテックスタジアムに訪れる仙台サポーターの数は今季最大が見込まれ、かつて経験したことのない規模でのアウェー戦となること必至。
相手も気合いを入れて臨んでくるでしょうが、いかに強豪といえど、負けるわけにはいきません。
前回の対戦では試合開始後早々とリードを許し、結局為す術なく0-3と完敗してしまった相手。きつい戦いが予想されるものの、それをはねかえし、ここでも「大物喰い」を達成してしまえ!と。

現在3連続引き分け中で、湘南・C大阪の2強を追うためにも、ここは確実に勝たなければならないと思っているはずの仙台。それでなくとも、今節はその2強の直接対決で、差を詰めるチャンス。負けることなど問題外として、引き分けすら許されず、当たり前に勝つことしか求められていないに違いありません。前節、草津との試合をドローとして、ユアスタ復帰戦を飾れなかっただけに、今節にかける思いは並々ならぬはず。
前回対戦で完勝しているだけに、油断はならないとしながらも、「気を抜けば負けるかも」なんてことは度外視してるかも。その前回、中島が怪我で離脱したことからも、「よけいな怪我などをしない」こと、「あわよくば得失点差のために得点を重ねておく」ということまで考えているかも。

そんなチームに対する、富山。借りは返さねばならないとしながらも、強豪相手にどれだけできるのか?という不安は、やはりあるのではないかと思います。
ですが、ものは考えようかと。この勝負にかかるプレッシャーという意味においては、むしろ仙台の方がおおきいかもしれないのだから。
上位争いのためには引き分けすら許されない、多くのサポーターの前で、2戦続けて無様な姿をさらすわけにはいかない、今後控えているの対戦のためには、怪我をすることはもちろん避けるとして、余計なカードをもらうわけにもいかない、などなど。
そのような仙台に、「勝ち急ぐ焦り」のようなものが出たとするなら、それはつけ込むチャンスと言えるでしょう。

ポイントとなるのは、やはり、前回やられてしまった試合開始直後の攻防でしょう。万一、またしても簡単に失点してしまったならば、相手に余裕を与えてしまうこと必至。余裕を持ったリーグ一の堅守を誇る相手から逆転することは、並大抵のことではないでしょうから。
ここはやはり、先制点を奪う、リードする展開から、持ち前の粘り強い守備力にかけたいところです。かの、セレッソ戦のように。
強豪相手といえど、絶対と言うことはありません。ならば、目指すは勝利のみ。そのためには、まず、試合開始から緊張感をもって、冷静にプレーして欲しい。そう願わずにはいられません。

ユアスタと言えば、昨年そこでソニー仙台に0-2で負け、どん底に落ち込んだことを選手も覚えているのではないでしょうか。
しかし、それはその後チームの結束を深めて躍進につなげていった、きっかけとなった試合でもありました。
選手たちには、いまいちど、そのとき感じた「困難にあっても、自分たちで打ち勝たねば」という気持ちを思いだしてほしい。
勝たれ!!富山!!
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2ヶ月ぶりのホーム戦勝利!  横浜FC戦

2009-07-10 23:50:33 | カターレ富山
2-0で勝利を飾り、5月5日の熊本戦より5試合ぶりとなるホーム戦勝利となりました。
カズ効果もありながらも、平日のナイトゲームで、しかも雨の降る中にも関わらず、4429人も観衆が詰めかけたこの試合。ナイトゲームといえば、横浜FCとの前回対戦にあたる第4節以降、1度も勝てていなかったのですが、ここで、ようやく勝利を挙げることが出来ました。試合後の花火もまさに祝砲!
あらためて、思います。やはり、勝利は格別だと!

日中は曇り空ながらも、まるで試合開始に合わせたかのように雨が降り出すというコンディションの中での試合となりました。ナイトゲーム未勝利というイヤなジンクスもあったけれど、暴風雨の中引き分けたセレッソ戦など、悪天候に強いというジンクスもあるということで。

前半は、雨の影響を気にしながら、足下に気を遣いながらの試合に。どちらとも、これといった決定機のないままに時間だけが進む、という展開。
0-0のままハーフタイムを迎え、後半開始直後のこと。2枚目イエローカードによる退場で、相手がひとり少ない状態となりました。
しかし。数的優位にもかかわらず、相変わらず攻めきれない。じれったい試合内容に、「もしかして、またスコアレスドローか?相手がひとり少ないのにか?」と、どうにもイヤな予感が頭をよぎりました。このままじゃ駄目だ、なんとかしないと・・・。
そんなときです。65分、ペナルティエリア外から、川崎が強烈なミドルシュートを放ちました。シュートそのものは大きく外れはしましたが、膠着状態の中、まさに目が覚めるようなシュートでした。
そのシュートに、それまでの「ドローかも」というような停滞感が吹き飛んだことを、はっきりと自覚しました。こりゃ、いけるぞ!と。
そして、それは現実のものとなります。
72分、ヒョンスのCKに、濵野が倒れ込みながら見事に頭で合わせ、待望の先制ゴール!!決めたその勢いでゴール裏付近まで走り寄ってきてくれたことで、サポーターも超盛り上がり!!
濵野といえば思い出すのが、去年の今頃、アウェー鳥取戦のこと。J準加盟チーム同士の激闘のなか、引き分け濃厚な試合終了間際に決勝点を挙げました。また、J昇格がかかったMIOびわこ草津戦での先制ゴールも忘れられません。とにかく、「ここぞ!」というときに決めてくれる印象の彼が、またもやってくれました!
そのときにあまりに喜びすぎて、カズが途中出場していたことに気づかなかったのはご愛敬というかなんというか(^_^;)

先制はしたものの、それでもまだ1点差。ロスタイムに追いつかれてしまって勝てなかった甲府戦のこともあって、安心は出来ませんでした。
すると、その注意しなければならないロスタイムに、朝日が押し込んでダメ押しとなる2点目!
それで、勝負あり。試合終了し、2ヶ月ぶりとなるホーム戦勝利、今季初となるナイトゲーム勝利を挙げました。

正直、スコアレスドローに終わってしまう可能性も、かなり高かったように思います。しかし、それを自分たちのチカラで試合中に方向修正し、勝利へと結びつけました。相手の決定力の低さに助けられた部分もあったし、チームの状態も良いとは言えなかったながらも、それでも、最後は勝てた。結果につなげられたことが、今後の自信へとつながっていく―――そう思えました。

試合後、ちょうど雨が上がっていた空に、花火が打ち上げられました。県総で見る花火はこれで3度目ですが、去年の佐川印刷戦ではハーフタイム時のみで、引き分けたために祝砲としては上がりませんでした。
その悔しさを知っているぶん、祝砲として上がる花火の嬉しいこと!
今後、ナイトゲームが続いていきます。今日だけでなく、また花火が企画される試合もあることでしょう。そのときにもまた、勝利を祝う祝砲としての花火が見たい―――勝利の余韻と共に、そんなことを考えつつ、足取りも軽く会場を後にしたのでした。l
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第26節  横浜FC戦

2009-07-08 06:40:13 | カターレ富山
全51試合という長丁場の今季J2。その折り返し、第26節の横浜FC戦です。
もはや毎試合すぎてコメントのしようもなくなってきていますが・・・とにかく、勝て!と。例によって中2日というきついスケジュールでの対戦ですが、そうも言っていられないことはこの4ヶ月でよくわかっているだろうし、残り半分の日程も待ってはくれません。その中にあっても、求めるのは勝利、勝ち点3。頑張りを、結果で示してほしい。そして、2ヶ月ぶりとなるホーム戦勝利、5試合ぶりとなる勝利を!

相手は現在最下位の横浜FC。
しかし、順位にどれほどの意味があるということか。前のホームゲームで当時最下位の岡山に負けてさえいるのに、何も言えやしません。それでなくても、第1クール僅か1勝と低迷していた相手との前回対戦では、スコアレスドローで引き分けているのだから。向こうとしても、「やっかいな相手」とは思っていても、苦手意識までは無いはず。逆に、実情はどうあれ、「ホームのくせに最下位相手に勝てなくてどうする」みたいなプレッシャーめいたものをかけられるぶん、こちらのほうがやっかいとさえ言えるかもしれません。
「最下位で、しかも無得点試合の続いていた岡山に負けた」ということ―――どの試合でも楽勝できる相手などいない以上、そりゃ、負けることもあります。しかし、タイミングが悪すぎというか。で、前節「前回対戦で3-0と圧勝した岐阜に無得点で勝てず」と続き、今節、「最下位に低迷する横浜FC」を迎えるという流れ。最下位だからと言って楽なわけでは決してないのに、負ければただの1敗以上のダメージを被ることは必至。それが2ヶ月もホームで勝てていないならなおのこと。

なにやらネガティブな要素が満載で、考えるだけで気が滅入ってきそうになります。
しかし、ここは逆にポジティブに捉えて欲しい。とにもかくにも、ここのところ忘れかけている勝利の味を思い出すことで、もう1段階レベルが上がる・・・その意義を、しっかりと噛み締め、かつ、実践してもらいたい。PKだろうが相手オウンゴールだろうがなんでもいい、とにかく、勝てと。結果を残せと。
0-0でのドローだけは、もう勘弁して欲しい。ここに至り、負けにも等しいドローのなかでも、無得点はもうこりごりです。
無得点では、当然勝てない。ならば、1点でもいい、確実に点を獲ってくれ!と。

ここ数試合、はっきり言って不甲斐ない試合が続いています。とはいえ、そう思うのも、贔屓目や過大評価を抜きにしても、もっとやれるはずだと思えるから。良い試合でのカターレは、こんなもんじゃないから。
ならば、勝て!と。結果を残せと。
あいにくの雨となりそうな天気ですが、「悪天候に強い」というジンクスで「ナイトゲーム未勝利」という現状を打ち破って欲しい。
勝たれ!!富山!!
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