行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

負けなかっただけの引き分け  FC岐阜戦

2009-07-08 00:17:53 | カターレ富山
またしても、スコアレスドローで引き分け。今季7回目のそれは、ここまでJ2最多。
無失点に抑えて守りきった、と言えば聞こえは良いけれど、裏を返せば得点できずに勝てなかったということ。得点してさえ勝てないことだってあるのに、無得点では話にならず。
今節も、まさにそんな「勝ちきれなかったから引き分け」ではなく「負けなかっただけの引き分け」でした。

全通1周年を迎えた北陸自動車道を利用し、約3時間かけて長良川競技場へ。途中、サービスエリアが混みすぎで停められなかったり、渋滞にはまったりとアクシデントもあったものの、おおむね予定通りに会場入りしました。
やはり隣県だけに、ということでしょうか。アウェー感があまりないほどいつものゴール裏の面々が揃っていたのが、なんともはや。いちばん近いアウェーといいながらも、自分が高速を走り慣れていないことを差し引いても、道中はけっこうタイヘンだったはず。それをこぞって当たり前のように観に来る・・・。みんな、なんだかんだでカターレが好きなのだな、と。あきれるやら心強いやら(^_^;)

で、試合の方はといえば、両者とも一進一退といった雰囲気で進行していきました。どちらかが攻めまくってどちらかが防戦一方とかではなく、また、どちらも決定的なシーンもなく、といった感じで。
ただ、攻守の切り替えは岐阜の方が速かった。ボールを奪ってからの動き出し、スピードでは、カターレは明らかに劣っていました。
それに・・・前節に引き続き、今節もパスの精度が悪いままでした。中盤で、苦しいパスを出した挙げ句にとられなくていいところでとられてしまう、というシーンが何度もあったのが、非常にもどかしかったです。それでも最後は締めて得点は許さなかったものの、意識がどうしても守備寄りだったというか。
そのせいで、攻める際にも連携がうまくとれず、せっかく攻め上がっているのに中を詰める人数が足りなくて攻めきれないだとか、ボールを持った味方に対するサポートがなっていなかったとか・・・正直、全然攻撃に勢いがありませんでした。無得点だったのも仕方ないというか、そんな状態で決めさせてくれるほど相手も甘くないというか・・・。

結局、もし引き分けに「判定」があったとしたら、確実に負けゲームとして終了。
またしても、勝てませんでした。
ここまで、栃木、草津、甲府、岡山、岐阜と、第1クールに勝利をおさめたチームに、まったく勝てていません。そりゃ、相手がどうこう言えるほどの実力を備えたチームではないことはわかってはいます。それでも、同じ相手を連破ということになれば自信も勢いもついただろうに、と思うと、なんとも・・・。
この停滞感を打破するには、勝利を挙げることよりほかありません。
勝てない試合が続いて、勝ち方をわすれているんじゃないのか?
そりゃ、負けないためには守りを固めることは重要。それはいい。しかし、だからといって守ってだけいては勝てない。点を獲れないことには、勝てやしないのだから。
正直言って、「なにがなんでも点を獲る!」という気迫が、足りないのではないかと。コーナーキックやフリーキックのチャンスが、チャンスとして機能していないようにさえ見えてしまうのだから。
とにかく。もうスコアレスドローはこれくらいにしてほしい。試合後に「勝てた試合だった」というコメントは、もうたくさんです。

負けよりはマシとはいえ、釈然としないままに3時間の帰途についたアウェー戦でした・・・。
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第25節  FC岐阜戦

2009-07-05 09:58:36 | カターレ富山
東海北陸ダービーと銘打たれた、FC岐阜との対戦。長良川競技場に乗り込んでのアウェー戦となります。
前回対戦では3-0で快勝しているものの、それから2ヶ月あまり、相手もチームの成熟度を上げてきているだけに油断は出来ません。
なかなか結果を残せていない最近の流れを勝利で変えるためにも、負けられない、勝たなければならない一戦となります。


不甲斐ないプレーを重ねた末に敗れてしまった前節・岡山戦から1週間。ここで持ち直して勝利をおさめないことには、不調のままずるずるといってしまいかねません。
第2クールが始まって以降、僅か1勝(しかも相手の人数が少ないという条件下による)という厳しい状況。なにより気になるのが、栃木・草津・甲府・岡山という第1クールで勝利をおさめたチームに連勝できていないことでしょうか。どれも僅差またはドローで、完敗というほどの差はなかっただけに、勝てなかったことがどうにも重い。いつもいつもベストな状態で対戦できるわけではないことは開幕以降ずっと思い知らされているところでしょうし、逆に言えば、2連勝したなら相手に与える心理的プレッシャーというものが、第3クール、そして来年以降もつながっていくはず。それが、出来ていない状態、と。

「J参入1年目だから」ということを、言い訳にしてはいけません。同時に、ここまでの成績を「単にラッキーだったから」としても、もちろんいけません。
前回対戦時に勝利した岐阜との再戦は、負けてはいけないではなく、勝たなければならない試合です。希望を言えば、前回対戦同様、完勝してほしい。今後の自信になる勝利を挙げてほしい。そのためにはまず、不退転の覚悟で臨むこと。前節の岡山戦にはガッカリさせられましたが、それは、過度な期待ではなく「やれるはずなのにやれなかった」から。もちろん雪辱を期して迎え撃つ岐阜も手強いですが、そうやすやすと、連続で第1クールのリベンジなど達成させてやるなよ、と。

今回、個人で高速を使って応援に駆けつけます。東海北陸道全通1周年記念企画もいろいろあるようですが、とにかくほしいお土産は勝ち点3。3時間弱という道中、晴れ晴れとした気分で帰ってきたいもの。
ならば、必要なのは、気持ちの入ったプレーでの勝利のみ。
勝たれ!富山!!
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継続しなければならないものと、引きずってはいけないもの  第24節 ファジアーノ岡山戦

2009-07-01 07:10:22 | カターレ富山
1-2で敗れてしまい、これでホーム戦6試合勝ちなし。
第1クールで2連勝した同期対決も、第2クールでは2連敗。
このところ続いていた善戦も、痛い1敗の前には簡単にかすんでしまう、そんな試合でした。

ただでさえ厳しい日程の今季J2。51試合すべてでベストパフォーマンスを発揮することは、どんなチームでもほぼ不可能と言っていいのではないでしょうか。
怪我や体調不良による主力の離脱などは言うに及ばず、相手との相性ほか、個々の試合ごとでも、調子の善し悪しというものはあるでしょう。
しかし、それらの要素をひっくるめて、起こりえるものとして、うまくつきあっていかなくてはなりません。主力が離脱したから勝てなくなるでは困るわけで。また、相手が強豪だから負けても仕方ないというものでもないことは、セレッソに勝ち、甲府、鳥栖に引き分けるというこのところの試合で証明してきたはず。

翻って、今節、岡山戦。
試合開始直後から、見ていてはっきりわかるくらいに調子が良くありませんでした。岡山を侮るわけではありませんが、それにしたところで攻められすぎ、パスがうまくつながらないなど、まずいところばかりが目についたというか。
前半16分、失点。相手にとっては9試合ぶり、736分ぶりとなる得点。これまでの経緯はさておき、試合の流れからすれば、至極もっともなゴールであったと言えます。調子が良ければ「点を獲られる気がしなかったのに、なんでだよ!」みたいな感想だったかもしれませんが、「ああ、やっぱりか」でしたから。
それでも、このところの復調の立役者・ヒデのゴールで、前半のうちに同点に。0-1で折り返すより、1-1とすることの意義の大きさというものは、言うまでもないこと。これでハーフタイムに喝を入れ、後半こそは!と思っていたものの・・・後半に入っても、流れは変えられませんでした。敬介やヒョンスの投入も実らず、逆に82分に勝ち越し点を奪われ、そのまま試合終了。痛い敗戦を喫しました。

調子が悪い試合もあるでしょう。しかし、だからといって負けていいわけではありません。悪いなら悪いなりになんとかする、ということも必要です。それが、できなかった。
全力でぶつかっていってすら勝てないようなチームも多々あるなか、いかに相手が最下位だったといえ、不調を不調のままにしていて勝てるはずもなく。
なにより、このところの善戦がまったく活かされていなかったのがつらい。過密日程なのはわかるし、疲労の蓄積も無視できないでしょう。連戦だからこそのつらさもあるでしょうから。しかし、逆に言えば、連戦だからこそ次の試合以降にもつなげていかなければならないものもあるはず。それが簡単に途切れていたのでは・・・。

湘南戦の大敗のあと、奮起を期待された栃木戦で敗れたこと。そして、ここ数試合の良い流れを断ち切ってしまった今回の岡山戦。連戦を戦っていく難しさ、というところでしょうが・・・それでも、やはり勝利を見たい。
敗戦という結果を真摯に受け止め、次につなげる努力を最大限にしてほしい。
まずは、次の岐阜戦でこの結果を引きずることのないように、勝ちに行かなければ。そして、次のホームゲーム、横浜FC戦でこそは、7試合ぶりの勝利を!

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