行く末遠ければ

生まれも育ちも富山県砺波市
地元サッカークラブ・カターレ富山を応援するブログ

【J特】第24節  FC岐阜戦

2012-07-14 23:17:19 | カターレ富山
TOP OF 北アルプスとして対戦するダービーマッチ。19位の岐阜と21位の富山というリーグ下位対決ではありますが、それが双方にとって単なるリーグ戦のうちの1試合ではなく、それ以上の意味があります。それぞれに現状からの脱却を期した対戦で、それだけでも負けられない戦いではありますが、勝ち点差2でぶつかり勝てば順位が入れ替わるだけに、その意味合いの大きさは推して知るべしといったところでしょうか。
シーズンを通じて、大事でない試合はありません。なんなら、42試合全てが勝たなければならない試合。
ですが、そのなかにあってなお絶対に勝たねばならない試合があるというのなら、それは今節なのでしょう。
8試合ぶりの勝利をかけた試合となる今節。どん底の4連敗を経て、大分、山形という上位チームを相手に引き分け、あともう一押しが必要な状態。ここでの勝利があってはじめて、前々節、前節の引き分けが意味のあるものになると言えるのではないでしょうか。もしここで無様に敗れるようなことでもあれば、それら引き分けも価値のないものとなってしまいます。今シーズン、ここまで3試合連続の勝ち点すらありません。現状からの脱却、浮上を目指すのであれば、勝利、連勝が不可欠。そのためにも、しっかりとした足がかりとなる勝利が必要です。

前節、前々節は、上位チームを相手に先制されながらも諦めることなく挑んだ結果としての引き分け。ならば、順位がほど近い19位の岐阜であれば与しやすい・・・とは、言えないでしょう。
前回対戦時は、1-0で勝利したとはいえ、結果的に勝っただけ。試合内容では敗れていてもまったくおかしくありませんでした。相手にとっても、そのときの悔しさを晴らすべく、リベンジを期して臨んでくるはずです。
それでなくとも、差のほとんど無い下位チーム。現状からの脱却、浮上を願う気持ちは、他人事ではなく痛いほどよくわかります。
絶対に負けたくないとの思いは、岐阜とて同じでしょう。
ここまで、岐阜のホームである長良川での試合は、過去3シーズンで2分け1敗と、いまだ勝ちがありません。当然、向こうもその自身を胸に待ち構えているはず。そこに打って出るには、相手以上の確固たる決意とともに、必勝を期して挑まねばなりません。

第9節の大分戦を最後に、1試合1得点以上挙げることが出来ないままの現状。前2試合は先制されながら追いついたとはいえ、2点目を挙げて逆転するまでには至りませんでした。
それが結果を出せていない今シーズンここまでを象徴する要素であるならば。そこを乗り越えた先に、反攻への糸口というものが見えてくるはずです。
そして、巻き返しを図るべきときは、まさに今節。
勝利することは最低条件。その勝利を、これまでの不振から決別するかたちで挙げることができたなら。
そのためにやらねばならないことはシンプル。自分たちのサッカーを体現し、得点を挙げ、そして勝つ。それだけです。
守備面に関しては、だいぶ持ち前の粘り強さが戻ってきました。さすがに守備の要たる福田の欠場は痛いですが、それだけで総崩れとなってしまうわけではないことを、前節・山形戦の戦いぶりが証明してみせました。
問題は、攻撃面。まだ、相手にとって脅威となる仕掛けからの得点というかたちが作り出せていません。一朝一夕にどうにかなる問題ではないことは重々承知しています。しかし、それでもなおやるべき時、それが今です。
期待したいのは、ヨンドクの活躍。攻撃陣が大量離脱しているなかにあって、いまやカターレの攻撃を象徴する選手。その中心人物たるヨンドクが持ち味を発揮し、その活躍からゴールが生まれたのであれば・・・チームに与える勇気というものは大きいでしょう。TOP OF 北アルプスにおいて、アウェイ松本戦で素晴らしいゴールを挙げたように。今度はアウェイ岐阜戦でも、富山にソ ヨンドクあり、というゴールが見たいです。

ダービー制覇へ向けて。そして、後半戦の大反攻のきっかけとなる勝利を挙げるために。
ここで勝たずして、なんとする。
楽な戦いではないでしょう。しかし、それでも。
絶対に勝たねばならないのは、今!
長良川初勝利とともに、順位でも岐阜を抜き去れ!
力を示すときは、今!
全力をもって、挑め!
勝たれ!!!富山!!!!!

【J特】同じ轍は踏まず。意地の同点ゴールで勝ち点1を引き寄せる  モンテディオ山形戦

2012-07-09 23:51:27 | カターレ富山
1-1のドロー。
出場可能メンバーが全員ベンチ入りしなければならないくらいの非常事態。前節に続いて上位チームとの対戦となりましたが、ここであっさりと敗れていては、前節の勝ち点1が意味のないものとなってしまうところでした。
そんな逆境に立たされながらも、踏ん張りました。
前回対戦の再現かのように、前半終了間際のアディショナルタイムに失点。「またか」と思いました。
ですが、厳しい状況に置かれながらも、諦めることはありませんでした。
そこから追いついての引き分け。以前であれば、同じことの繰り返しであったはずです。しかし、そうはなりませんでした。それだけ、プレーに気持ちがこもっていたということなのでしょう。
欲を言えば、そこから逆転する力を見せてほしかったところです。
結果として引き分けは悪くはないのかもしれませんが、ここ2戦で2分けの勝ち点2より、勝利の勝ち点3のほうが大きいのは言うまでもなく。
いまだ、連続勝ちなしからは抜け出せないままであることに変わりはないのだから。
相手が上位だからとかは抜きにしても、勝ち点3という結果が求められた試合。そこに至らなかったのは、チーム状態うんぬんよりも、やはり、力が足りないと言うことなのでしょう。
前回対戦時と同じような窮地に立たされながらも、そのときの敗戦を繰り返さなかったのは、収穫。
しかし一方で、勝てるチャンスも無くはなかったところに、それをものにできなかったという物足りなさもまた、ありました。
いきなりなにもかもが好転するわけもなく、出来ることからコツコツと、ということなのかもしれません。その意味で、敗戦を覚悟しなければならなかった試合を落とさずに勝ち点1を得たことで、最低限の成果を出して見せました。
とはいえ・・・この結果を確実に自分たちの力と変えないことには、また同じガッカリの繰り返しとなってしまうことでしょう。
首位争いを繰り広げるチームを相手に、2試合連続で負けなかった。
貴重な勝ち点1である反面、1試合あたり3得られるところを1しか得られていないということでもあります。
試合数は、有限。
まだ、なにも成し遂げてはいません。
いまだ、連続勝ちなしは継続中。
後半戦に巻き返しを期すのであれば、もたもたしている暇などありません。
2戦連続負けなしをポジティブに捉えようとするならば、勝利へとつなげる力に変えねばならないことは、明白。
苦しい状況にあってもなお、したたかに戦い抜くために。
負けなかったからこそ、次なる勝利へ向けての覚悟が問われます。

【J特】第23節  モンテディオ山形戦

2012-07-08 12:09:42 | カターレ富山
2ヶ月以上にわたって勝利のないホーム戦ですが、現状に甘んじて良いわけなどなく。ホームにモンテディオ山形を迎える今節、勝ちなしからの脱却を計ります。
連敗こそ4で止まったものの、引き分け止まりで勝利を挙げることの出来なかった前節。まだ、なにも成し遂げてはいません。
今節もまた、J1復帰を目指す山形という上位チームとの対戦となりますが・・・苦しい戦いとなることが予想されるものの、だからといって諦めてしまうわけにはいきません。

言い訳なら、いくらでもできるでしょう。
ただでさえ怪我人続出のチーム状態の中、さらに敬介と福田までもが負傷離脱とか。
それでも、負けるわけにはいきません。
降格圏内である21位を抜け出すためには、勝つしかない。悪くとも引き分けるしかない。そうすること以外、脱出への道はないのだから。
それは、相手が強豪であろうが例外ではありません。
苦しい状況であることは百も承知。これまで、結果が出せていないことも。
だからといって、諦めてしまうわけにはいかないのであって。

むしろ。
今、この状態から意地を見せずにどうするというのか。
怪我人が簡単に復帰するものなら苦労はありません。復帰したからといって100%の実力とともに結果を残せるとも限らないのだから。
どうあがいても打つ手が無くなってからでは遅いのです。
ならば、今のうちになんとかしておくしかない。
それこそ、相手が強豪とかそんなこと関係なしに。
ここまで、実に13敗もしており、得られるはずだった勝ち点すら落としてきた試合もすくなくありません。ならばこそ、勝てない試合を勝つくらいでなければ。
現状打破は、今すぐに。
善戦止まりでない、勝利を。
前節、オウンゴールによって敗れるというショッキングな敗戦を喫している山形。是が非でも連敗してはならないという意気込みで来るはず。場合によっては今節にも最下位という相手に、確実なる勝ち点3を求めてくるはず。
それをはねのけるのは・・・苦しかろうがなんだろうが、それを言い訳にすることなく勝利を期す覚悟のみ。

主力選手の離脱などは、言い訳に過ぎません。事情がどうあれ、出場する選手こそが結果を出さねばならない選手。そこには主力も控えもありません。その重みに耐えられないようであれば、プロ選手として向かないとしか言いようがないのであって。
言い訳は、いらない。
ほしいのは、結果。
まだ、なにも終わってなどいないことを証明せよ!勝って、底力を知らしめろ!
勝たれ!!!富山!!!!!!

【J特】真摯なプレーがもたらした勝ち点1。粘りのサッカーで連敗ストップ  大分トリニータ戦

2012-07-02 23:58:54 | カターレ富山
1-1のドロー。
4戦連続無失点で4連勝、首位争いを繰り広げる大分とは、やはり実力的に差がありました。チーム力も個の力も、明らかに相手のほうが上でした。
そんななか、失点。先制点を奪われ、また、悪い意味で「いつもの展開」になるかと思われました。為す術無く連敗が伸びてしまうものかと思われました。
しかし。
そうは、させませんでした。
失点したのちも、うつむくことなく真摯なプレーを心がけたカターレ。
相変わらず厚みのある攻撃というものが出来てはいませんでしたが、それでも、なんとかしなければならないという気持ちは、切れませんでした。
流れからが無理であれば、セットプレーから得点すればいい。
前節、出場停止でチームに貢献できず、歯がゆい思いをしていたであろう福田。今節にかける意気込みが、持ち味である高さと強さに表れました。
CKから、相手ディフェンスをものともしない力強さでヘッド、価値ある同点弾を叩き込んだのでした。
結局、試合はそのままドロー。
勝ち点は1にとどまり、順位も21位のまま変わらず。
まだ、なにも成し遂げてはいません。
ですが、それでも。
これまでであれば、勝ち越し点を奪われ、あるいはさらに突き放されて敗れていたであろう試合。
もちろん、蒸し暑く厳しいコンディションや相手の決定力不足に救われた面も多々ありました。
とはいえ、負けても仕方なかったような試合で先制されながら追いつき、そのまま負けなかった。
ここからでしょう。
このドローが単なるまぐれかどうかが問われるのは、次節以降。
価値あるものとするには、継続していくしかありません。
その、第1歩となったのかどうか。
ともあれ、後半戦は連敗ストップでスタート。
今度こそ、勝利を呼び込むために。
いっそうの精進が求められます。

【J特】第22節  大分トリニータ戦

2012-07-01 16:50:32 | カターレ富山
シーズンの折り返し、後半戦の初戦となる今節。大分トリニータと対戦します。
片や、首位争いを繰り広げながら4試合連続無失点で4連勝中、充実した勢いのままに下位の富山をたたいて連勝を伸ばしたい大分。
片や、最下位争いのなかで4連敗中、怪我人続出、得点力不足といった課題が山積みのなかで光明を見いだせないままのカターレ。
まったくもって対照的なチーム状態での対戦となってしまいました。

第9節の前回対戦時には、2度にわたってリードしながら、それを守りきれずに逆転負け。チーム力の差と個の力の差を見せつけられた試合となりました。
それ以後、得点力不足はより深刻度を増し、その大分戦以来複数得点そのものがない有様。
怪我人続出でやりくりが大変であることは確か。特に攻撃陣の離脱ぶりには目を覆いたくなるほど。
しかし。
だからといって、結果が出せなくても仕方ない、などという言い訳にはなりません。
もちろん得点力不足が勝てない理由の最大の理由であることに違いはありませんが、それ以上に「しなくていも良い失点を繰り返している」ということもまた、深刻な問題です。
迫力の足りない攻撃→どうしても守勢に回ってしまう→そうそう集中力を維持し続けられない→そのうち失点→失点しても盛り返す力がない→迫力の足りない攻撃・・・と、負の連鎖。
頑張っても、その頑張りが結果に結びついていない。
それは、徒労でしかありません。

3勝5分け13敗。
散々な、前半戦の戦績。
いかにチーム状態が芳しくなかろうが、仕方ないで済ませて良い成績ではありません。言い訳にしてはいけません。
どうやっても、勝ち取ることが出来なかった勝ち点を取り戻すことは、出来ません。
このままではいけないことは、わかりきっている。
やるべきことは、ただひとつ。
ひらきなおって、やるべきことをやるしかない。言い訳など一切抜きに、全力を尽くして勝ちにいくしかない。それだけです。
弱いから結果が出せなくても仕方ない、なんてことはありません。
弱いから、首位争いを繰り広げるチームには負けて当然なんてことはありません。

これまでは、これまで。
相手がどこだろうと関係なし。結果を、出すこと。そのためには、4連敗を引きずっている暇などあろうはずもなく。
なんなら、後半戦21連勝を目指すくらいの気概が必要かと。
不可能?あり得ない?
あり得ないと言うなら、前半戦の3勝5分け13敗という戦績は、本当に分相応だったというのか?
もっと出来たはずではなかったのか?まだ出来るはずではないのか?
いつまで経っても同じことの繰り返しは、もうたくさん。
まずは勝利という結果をもって、その前半戦を覆していかねばならないところです。

4連勝対4連敗。
戦わずして結果が見えている、という向きもあるかもしれません。
しかし。
死中に活あり。
むしろ、この危機的状況を覆したなら、あるいはただの1勝以上の価値をもって自信に繋げられるやもしれません。
思えば、去年のアウェイ大分戦。
前半は相手のペースで試合が進み、こちらはほとんど良いところなし。そんななかで後半開始早々に失点するというまずい展開。
しかし、そこで諦めることなく挑み続けた結果、追いつき、さらには終了間際のアディショナルタイムに逆転して勝利しています。
前回対戦の逆転負けの悔しさ、その借りもあります。
のしをつけて返す勢いが必要。そして、アウェイ大分戦2連勝を、反撃の狼煙とせねば。

前節、長い離脱期間を経てようやく今シーズン初出場を果たした敬介。その復帰戦においては、ときおり持ち味であるスピードを垣間見せたりしたものの、ゴールという結果には繋げられませんでした。
今節は、地元である大分での試合。復活をアピールするには、またとない舞台と言えましょう。
敗戦必至なんて下馬評は、覆すためにある。それを証明する活躍を期待します。

連敗を継続してしまうのか、あるいはそれを阻止して1ヶ月あまり待ちつづけた勝利を挙げるのか。
金井、明堂の怪我など、聞こえてくるのは暗い話題ばかりの現状。
それを変えていくのは、勝利しかないわけで。
できることを、やるだけ。
いかに難敵であろうが、負けて当然なんてことはあるはずもなく。
不可能など無い。負けなくてはならない道理など無い。
やってやれないことなどないはず。ならば、結果を、勝利を挙げるのみです。

これまでは、これまで。そして、これからは、これから。
前半戦の低迷を吹き飛ばす、その第1歩となる勝利を挙げろ!
勝たれ!!!富山!!!!!